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月下の小ネタ・録



陽太「うーん……なあ鎌田、お前ってカマキリだよな?」
鎌田(人間ver)「うん? そりゃ蟷螂人だけど何か?」
陽太「これ食う?」
鎌田「陽太君…僕、バッタは食べないよ」
陽太「イナゴな。食わないかー…どうしよコレ」
鎌田「えぇ…何その嫌な感じの山…」
陽太「いや、叛神罰当【ゴッド・リベリオン】の可能性を試してたんだが…やはり無理らしい」
鎌田「バッタが出せる…つまり食べたこと……ああ、佃煮か。可能性って?」
陽太「イナゴな。俺の叛神罰当は無限の可能性を持つ能力だが、ひとつ制約があってな」
ドウラク「制約?」
陽太「そう、一言で言えば……」

陽太「『生物』は出せない。能力で出した物質に『命』は最初から存在しないんだ」
ドウラク「ほう、なるほど。動物召喚といった行為はできないと」
陽太「野菜とか果物もな。出したモンを地面に埋めても芽が出ることはない」
ドウラク「ふーむ、なるほどな」
陽太「能力で出るのは食材そのものじゃなく、よく似てはいるが別の物質なんじゃねえのかな、たぶん」
ドウラク「それは残念、と言わざるを得ないな」
陽太「つーかおい、どっから出てきた」
ドウラク「私のシザーゴーレムはカニ5匹を生贄に捧げることによって発動する。生贄とは文字通り生きた贄のこと」
陽太「おい」
ドウラク「少年のカニでもできなくはないが、生きたカニを使用してこそ真の能力を発揮できるのだからな」
陽太「おいコラおっさん。いい加減にしろおっさん」
ドウラク「紳士と呼べ紳士と」
鎌田「あのー……どちらさま?」

ドウラク「お初にお目にかかる。私はドウラク。御覧の通り紳士(ジェントル)ドウラクだ。以後よろしく」
鎌田「あー、はじめまして、鎌田です。訳あって陽太君の家に居候させてもらってます」
白夜「私の名は白夜…」
鎌田「 !? 」
白夜「夜の闇を祓う者、白夜よ!」
陽太「唐突にも程がある」

白夜「鎌田、貴方に絶対の真実を教えてあげるわ。私の言葉をその魂に刻みなさい」
ドウラク「うむ、突然だが鎌田君、君に一言言っておくことがある」
鎌田「な…なんでしょうか…?」
白夜「大衆に愛され、支持を集める者……それは大衆の目に多く触れる者とは限らないわ」
ドウラク「うむ。例えば人気投票を開催したとして、登場回数とは無関係に上位に来るキャラクターには傾向があるものだ」
鎌田「……人気投票……?」
白夜「大衆の寵愛をその一身に受ける者、それは即ち……第二ヒロイン!」
ドウラク「そして強力な助っ人ポジションのキャラクターなのだよ! ふはははは!」
鎌田「は……はぁ……」
白夜「覚えておくことね。貴方にとっての脅威は常に存在するということを。ふふふ…」
ドウラク「ではさらばだ、また会おう鎌田君! ふははははは!!」
鎌田「………」
陽太「………」

鎌田「…あの陽太君……あの白い紳士と黒い少女は……何?」
陽太「あー…あいつらはなんつーか…説明し辛いっつーか………俺にもよくわからん」
鎌田「………二人はプリキュア?」
陽太「それでいんじゃね?」
晶「鎌田さん白っ! 白い方見てっ!! あと古い!」
陽太「お前もどっから」
晶「あんたもちゃんとつっこめー!」スパァン

<おわり>


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最終更新:2011年05月05日 11:25
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