※宮守女子ネタ
※※のっとチャット、のっと純SS
※※※YG最新号(02/25現在)のネタバレを含みます
私――姉帯豊音がここ宮守女子に転校してきてから早一週間。
大きな学校と大勢の同年代がいる環境にもようやく慣れてきたかな、と思う。転校初日はそれはもうカルチャーギャップの連続だったものだ。
校舎は4階建て、1クラス35人、1学年5クラス、平均身長158.4cm――どれもこれもが私の居た村よりも大幅に数値が上下していて正直面食らった。
……田舎ではチビのトヨネやら背向のトヨネやら色々とアダ名を付けられたものだけれども幾つか返上しなければならないかも。
「ちょっ、トヨネ!速い、歩くペース速いから!待って!」
「えー普通じゃないですー?」
「一歩の大きさが違うから!私の一歩とトヨネの一歩で倍近くあるから!」
後ろからちょこちょこと可愛らしく追っかけてくるのは同級生で同じ麻雀部の鹿倉胡桃(かくらくるみ)さん。
………あー、小動物ちっくで可愛いかもー。
私も村の皆からはこういう風に見られてたんだなー、と思うと少し感慨深いやら恥ずかしいやら。
まぁ、さておき。
歩幅が違うと言われて合わせようにも私が胡桃さんに合わせると物凄くちびちびした歩き方になってしまうし、逆は胡桃さんが大股歩きになってしまうし――今は小走で合わせてるけど――中間点で合わせるのが一番いいのだろうけれど、結局二人とも歩きづらくなってしまうし。
うぅむ。
つまりそれらを踏まえて最善の解決案は――
「それじゃおぶりますよー、はい胡桃さんどうぞー」
「乗らないから!!」
一瞬で却下された。
……一度でいいからおんぶしてみたかったのに、残念。
~で~
「改めて掃除当番手伝ってもらってありがとうですよー胡桃さん」
「気にしない気にしない」
「ゴミ出しの場所知らなかったから途方に暮れる所でしたよー」
「……ていうか暮れてたよね?半泣きだったよね?」
……涙がこぼれてない限りはセーフだと思う。
美術室掃除でゴミが大量に出たので、他の皆に役立つ所を見せようとゴミ出し係を買ってでたのはいいけれども見事に迷子。
こういうのって普通は1階にあるからわかるよねーと思ったのが私の浅はかさ。まさか校舎を出てグラウンドを横断した先の隅にあるなんてわかるはずもなく。
いやはや、玄関の辺りで胡桃さんに会えて超ラッキーだったと思う。
「そういえばー胡桃さんはどうしてあそこにいたんです?」
「私もゴミ出し」
「へー」
………
ちなみにここの学校で使っているゴミ袋は45リットルタイプ。
………
さっき、胡桃さんのことを小動物ちっくと思ったけれども訂正。
自分よりも大きい物を運ぶそのタフネスはむしろ昆虫のごとk
「………何か失礼なこと考えてない、トヨネ?」
「気のせいですよー」
~で~
「白望さんと塞さんはもう部室かなー?」
「……シロはともかく塞はそうだろねー。まったく、塞ってばゴミ持ってくの手伝ってくれればよかったのに」
「あ、そういえば同じクラスでしたよねー」
いいなぁ。部の人同士で同じクラスとか正直羨ましかったりする。
……2年も終わりからの転入なのでその辺り配慮してくれると嬉しいかもーとか淡く期待してたのだけど見事に打ち砕かれたし。
「……………」
とか何とか考えてたりしたら胡桃さんが何やらダンマリ。
………
あれ?ひょっとして私、何か変な事でも言っちゃったのだろうか?
「あ、あのー胡桃さん……?」
「敬語禁止!!」
「ひゃ」
うわうわうわうわマズいヤバいやっちゃったよ怒鳴られちゃったよ!
胡桃さんに怒鳴られちゃったって事はすぐに塞さんに知れ渡ってそれで白望さんにも伝わっちゃうって事で、こう、色々とマズい!
折角お友達いっぱいの生活が出来ると思ったのに、、ここで躓くか私!!
……………否、諦めたら終わり!気持ちをリセットだよー!!
まずは言われた事をしっかりt
「……敬語、禁止?」
「そ!トヨネはもう同級生で同じ麻雀部なんだし『です』や『ます』は禁止!!」
「え、え、でも……私ってば皆さんと知り合ったばっかりですし……」
「友達に敬語ってのも変な感じだし!」
「あ………」
やっばい、ちょーうれしい。泣くな私。
涙がこぼれないようにしばらく上を向いて歩く事にした。
~で~
「そう言えば、今日もあの子来るかな?」
「あぁ、エイスリンさんだねー」
「そそ」
Aislinn Wishart(エイスリン ウィッシュアート)さん。
シロさんと一緒のクラスの留学生さんで、熊倉先生が私をここに連れてきてくれた時にも居た人。
部員じゃなくて、麻雀も打てないらしいんだけど私がここに転校した時にはシロさんの隣が定位置になってたりしてた。
「エイスリンちゃん麻雀覚えてくれないかなー、そしたら団体戦の人数揃うのに」
「試合見てたら結構覚えれるよー、ソースは私だけど」
去年のインターハイとかインターミドルとか、ちょー見たらいいと思う!
白糸台2年の宮永
照さんとか!永水女子1年の神代さんとか!!高遠原中学の原村さんとか!!!あ、あとプロで小鍛冶さんのとか!!!
………
まぁ、麻雀を打ちたいと思えるようになるかどうかは別として、うん
「……トヨネの麻雀を見て覚えたら変なクセ付きそう」
「えーそんなことないよー」
「いやあるって…と、噂をすれば」
「うん?」
胡桃さんがビシっと指差した方向にいるのは先程から話題のエイスリンさん。どうしてか部室の前でポツンと俯きながら立っている。白望さんは一緒じゃないのかな?
「やっほ、エイスリンちゃん」
「ア……」
「どしたのー?中入らないのー?」
「エット……ソノ」
いやはや。
白望さんとは仲よさげーなんだけれども、やっぱり私とは距離あるかもだよねー。
胡桃さんも同じように考えてるのか、挨拶以上は突っ込まないし。はてさて。
………………
んー、エイスリンさんがここに立ってる理由って多分に部室に入りたけれども入れないからだよね。で、それは多分白望さんと一緒じゃないから。部外者意識があるんだと思う。
と言う事は白望さんさえ居れば入れるわけで。
うん。
つまりそれらを踏まえて最善の解決案は――
「白望さんなら多分先に居ると思うよー」
言ってドアに手をかける。
開けて室内に白望さんが居れば万々歳、エイスリンさんも
いつも通り部の見学が出来るわけで、
白望さんがまだ来てなかったらちょっと校内探索になるかも。塞さんに事情説明して白望さん探しに行かなきゃなわけで、
何にせよまずはこのドアを開いてかr
「ダメッ………………!」
「………エイスリンさん?」
何か物凄い勢いで止められた。
というか、何か、こう、物凄い力で腕を掴まれてたりする。
………………
えっと、エイスリンさん。その細腕のどこにそんな力があるのかなー?私ならまだしも胡桃さんとかの腕なら折れるって、コレ。
「ちょ、ちょっとエイスリンちゃん!どしたの急に!?」
「……………」
胡桃さんが問いただすも無言で俯いたままドアに視線を向けるエイスリンさん。
……いつも通りの部室、だよね?
何か入っちゃいけない理由なんてあるんだろうか?
いや、ないよね。
だって、中には塞さんがいてひょっとしたら白望さんもいてなんだし……
うん、何の問題もないよn
『シロ、本当にいいの?』
『ん。塞…来て』
何か、聞こえた。
部室の中から、何か、聞こえた。
ミシミシという音も近くから聞こえてきたりする。多分にそれはエイスリンさんが私の右腕に更に力を込めてるからで……って痛いから!?そろそろ洒落になってない痛さだから!?
部室の中も気になるけれども、このままではそれ以上に私の腕が危険かもかも!?
「く、胡桃さん!エイスリンさんの腕ちょっと引き剥がして!!!」
こういう時に頼るは友達!!
きっと胡桃さんなら、胡桃さんならこの場をどうにか納めて―――
「ぇ……シロ……え?二人で何を……え?」
くれそうにもなかったり。
何て言うか虚ろな目になってるし。
いぇい、万事休すだね!!
『言っとくけど、私……初めてだから……痛かったらゴメン』
『平気…塞なら大丈夫』
『シロ……』
言ってる間にも状況は刻一刻と進行中ぽくて、部室の空気は何て言うか桃色な感じになっていって、私の腕は徐々に限界へと近づいていって――あ、ドアの前に折れた赤ペン。インキが飛び散ってまるで血みたいでうわぁいメタファーちっく――、胡桃さんの瞳は暗暗と光を失っていって――――
『…ちょいタンマ』
『駄目。私もう抑えらr
(省略されました。全てを読むには宮守女子が2回戦突破するまでお待ちください)
~
亜熱帯:いやー、あの時は大変だったよー
紫炎姫:続きは!?続きは一体どうなったんだ!?
亜熱帯:取り敢えず、私の右腕は無事だよー
のどっち:そっちはどうでもいい!部室の二人は結局どうなったんだよ!?
亜熱帯:あー酷いかもー
亜熱帯:そんな事言う人には教えてあげないからー
ステルスモモ>namber:南場さん的にはどういうオチが待ってると思うっすか?
namber>ステルスモモ:ベッタベタなオチに一票で
~
MONOCLE:塞ももう大分塞げるようになってきたね
塞:それはまぁ、毎日のように生命削って練習してますからねぇ……
MONOCLE:沖縄の銘苅に鹿児島の薄墨をも完封できたのは凄いことよ
塞:……薄墨は正直辛かったですね
MONOCLE:あらあら、宮永照は多分もっととんでもないわよ?
塞:……原村みたいなのが場を引っ掻き回さないことを願うばかりですさね
MONOCLE:でも、私の眼に狂いはなかったってことね
MONOCLE:だって最初から豊音だって塞げてたからねぇ
塞:……あー、私の初塞ぎはトヨネじゃないですよ
MONOCLE:あらそうなの?ひょっとして塞げることに自覚あったりしてたの?
塞:いや、そういうわけじゃなくて
塞:教えて貰ったその日に、トヨネ以外で初体験したんです
MONOCLE:あら、練習してたの
塞:はは……
MONOCLE:それじゃあ、ちょいと失礼するわね
塞:お出かけで?
MONOCLE:ちょっとね
塞:……通報されない程度でお願いします
MONOCLE:言うようになったね、この子も
塞:そう思うのなら自重していただけると助かります
MONOCLE:はいはい
MONOCLEさんが退室しました
塞:初めて塞いだ時、かぁ
塞:私にとっては本番でしたよ
そんなこんなな話
何やらアニメ2期が出たら続き書く的なのをサルベージしようとしたらどうしてこうなった
………………
宮守女子可愛いよ宮守女子
ちなみに、姉帯さんの故郷の村はとにかく大きいとかそうでないとか
取り敢えず、何が大きいかって言われると全部と答えるしかないぽい
………………
胡桃さん辺り連れてったら多分に逆ガリバー味わえると思ふ
- シロの本命は誰なんじゃろかねー -- 名無しさん (2012-02-26 10:35:19)
- つ 炬燵 -- 名無しさん (2012-02-26 12:10:28)
- 無機物以外でお願いしますwしかし姉帯さん可愛い -- 名無しさん (2012-02-26 21:41:52)
最終更新:2012年02月26日 21:41