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namber:わっふるわっふる
紫炎姫:!?
ステルスモモ:!?
のどっち:!?


 わっふるわっふると書き込んだ後の事はよく覚えていない。
 ただ3人の様子がおかしかった事、それを見て逃げるように退室した事をおぼろげに覚えている。
「私はどうしたいのでしょうか?」
 自分に問い掛けるが答えは返ってこない。
 それはそうだ。自分でも自分の気持ちが分っていないのだから。
 ただあの時は続きを読みたいと思い、読むにはわっふるわっふると書かなければならないから書いた。それだけだった。
 だが冷静に考えると拙かったという事に気づく。
「あんな事を書かれて、それでも続きを望んでしまうなんて……」
 普通に考えてない。3人の反応も当然のものだろう。
 だというのにあの時は知りたいと思ってしまった。
 それは私があのような展開を望んでいるから?
 二人きりで会って、口付けを交わし、それ以上の事を──
「いやいやそれはないです」
 危うい方向に行きかけた思考を声に出して止める。
「ない……はずです……」
 だけど止めきる事は出来なかった。
 だって会いたいとは思っているのは事実なのだ。
「紫炎姫さん」
 呟きながらパソコンの壁紙を見つめる。そこにはリアルでは会った事のない紫炎姫さんが写っている。
「やっぱり綺麗……」
 のどっちさんがからかいながらくれた画像。それを見るだけで不思議な気持ちを抱いてしまう。
 胸がどきどきして、締め付けられるような痛みを感じてしまうような気持ち。
「恋、なのかな?」
 私は今までに恋をした事がない。さらに言うならば紫炎姫さん達に出会うまで友達もいなかった。
 だからこの気持ちが友達に抱く好意なのか、好きな人に抱く好意なのか分からない。
 私はこの気持ちが何なのか知りたい。
 これが友達に抱く気持ちならそれでいい。だけど好きな人に抱く気持ちだったら?
「女の子が女の子を好きになるなんておかしいですよね」
 のどっちさんやモモさんが聞いたら否定するであろう言葉を口にする。
 あの人達が言うには恋に性別は関係ないみたいだ。
 たまについていけない時があるけど、その気持ちは純粋に尊敬してしまう。
 あれ程の気持ちを向けられる人はきっと幸せなんだろうと思ってしまう。
 紫炎姫さんも想う気持ちは否定していなかった。気持ちがあっちの方向に行く時は否定していたけど。
 だから私が紫炎姫さんに好きな人に抱く気持ちを持っても──
「いえいえまだ分からないですって」
 それにもしも、仮に、例えば、私が紫炎姫さんに恋していたとしても、
 私が女の子を好きになっちゃう女の子だとしても──
「紫炎姫さんは普通の人ですよね……女の子を好きになんてならないですよね」
 だったら私が好意を抱いても迷惑なのでしょうか。
 でも紫炎姫さんも男の人には興味ないみたいな事も言っていたし。
「あー、やめやめ、やめです」
 言葉に出し、思考を打ち切る。考えたって分かるはずないのだ。
 それにこの気持ちが何でも構わない。今は皆と一緒にいたい。それだけだ。それでいいのだ。
「皆さんに会いましょう」
 からかってるような、応援してくれるようなのどっちさんにはちょっと困る。それでも皆と会えるのは嬉しい。
 そう思い、私はいつもの部屋に入る。



紫炎姫:そういえばお前の所のタコス娘
のどっち:あいつがどうかしたか?
紫炎姫:お前あいつともそういう関係なの?
ステルスモモ:のどっちさん……!?
のどっち:いやいやそれはねーよ。どうしてそう思ったのかが疑問だよ
紫炎姫:合宿の時見てたんだが異常に仲が良くないか?
のどっち:お前の中では仲が良い女は皆gtyrなのか
ステルスモモ:普通の事だけどのどっちさんが言うとおかしいっす!不思議!
紫炎姫:いや、だってこいつだしさ
ステルスモモ:でもむらさきさんの言う事ももっともなんっすよ
のどっち:なんでだよ?
ステルスモモ:あの子がのどちゃんは私の嫁だじぇって言ってるのを聞いたっすよ
のどっち:ちょ、おま
紫炎姫:ほうほう
紫炎姫:のどちゃんは私の嫁だじぇ(ニヤニヤ
のどっち:やめろ
紫炎姫:のどちゃんは私の嫁だじぇ!
のどっち:嫁がいるのに浮気なんてしねーよ
紫炎姫:のどちゃんは私の嫁だじぇ!!
のどっち>ステスルスモモ:お前が余計な事言うから……
ステスルスモモ>のどっち:申し訳ないっす
紫炎姫:のどちゃんは私の嫁だじぇ?
紫炎姫:のどちゃんは私の嫁だじぇ!?
のどっち>ステスルスモモ:マジこいつどうにかしてくれ
ステスルスモモ>のどっち:最近弄ってたから色々と溜まってるんじゃないっすか
紫炎姫:のどちゃんは私の嫁だじぇ!?
のどっち>ステスルスモモ:そうかもしれないな。まあちょっとくらい我慢してやるか
紫炎姫:のどちゃんは私の嫁だじぇ!
紫炎姫:のどちゃんは私の嫁だじぇ!!
紫炎姫:のどちゃんは私の嫁だじぇ!!!
紫炎姫:のどちゃんは私の嫁だじぇ!!!!
紫炎姫:のどちゃんは私の嫁だじぇ!!!!!
のどっち>ステスルスモモ:ちょっとじゃねーorz
ステスルスモモ>のどっち:ログが嫁宣言で埋められてるっすね
紫炎姫:のどちゃんは私の嫁だじぇ!!?
紫炎姫:のどちゃんは私の嫁だじぇ!!!?
紫炎姫:のどちゃんは私の嫁だじぇ!!!!?
紫炎姫:のどちゃんは私の嫁だじぇ!!!!!?
紫炎姫:のどちゃんは私の嫁だじぇ!!!!!!?
ステスルスモモ>のどっち:のどっちさんもてもてっすね
のどっち>ステスルスモモ:こいつにこんな事言われても嬉しくねーっての
ステスルスモモ>のどっち:でもこれがsさんだったら?

 namberさんが入室しました

紫炎姫:のどちゃんは私の嫁だじぇ!?
のどっち:私はいっこうに構わん!!!!
namber:え
ステルスモモ:あ
紫炎姫:は
のどっち:へ

 namberさんが退室しました

紫炎姫:おい?
ステルスモモ:のどっちさん囁きになってないっすよ
のどっち:あの、その
紫炎姫:おい?
ステルスモモ:何も知らずにログだけ見ると
ステルスモモ:嫁宣言してるむらさきさん
ステルスモモ:そしてそれを受けるのどっちさん
ステルスモモ:イエス、フォーリンラブ
紫炎姫:おい?
のどっち:間違いちゃいました。てへ☆
紫炎姫:お前何やってるんだよ!!!
のどっち:先にやったのはお前だろうが!!!
紫炎姫:ただでさえ最近誤解されるような事が多いのに!!!
のどっち:ゴキブリの事は仕方がないじゃないですか!!!
紫炎姫:ぐぬぬ
のどっち:ぐぬぬ
ステルスモモ:南場さんどうしてるんっすかねー




「紫炎姫さん……のどっちさん……」
 のどっちさんは応援してくれている気がしたのに。
 その夜私は泣いた。


  • わっふるわっふる、さて、切なくなってまいりました -- ※の人 (2009-12-12 14:19:25)
  • ひぃいいい!!!南浦ちゃん頑張って!! -- 名無しさん (2009-12-12 16:44:12)
  • (誤解からの)ライバル出現(という勝手に認定)がなんぽさんの想い(を明後日の方向)に火を付け、ついにイェス、フォーリンラブ! -- 名無しさん (2009-12-12 21:08:28)
  • なんぽさん、完全に恋するオトメだな。いいぞもっとわっふるわっふる -- 名無しさん (2009-12-13 01:26:37)
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最終更新:2009年12月13日 01:26