カンパラ峠
カンパラ峠は、ヤムドク湖を見渡す位置にあり
チベットからブータンに抜ける道の峠にあたります。標高は5000M弱です。よく判りませんがここにはカマラ山の標識があります。下に見えているのはヤムドク湖です。
(参考)高山では、酸素濃度が薄くなり(5500mでの酸素濃度は海抜0mの半分です)軽度の高山病の範囲で考えると、人間の脳は意外と多くの酸素を消費します、高山で酸素摂取量が低下したとき、何にも運動をしない場合は、ある程度脳の酸素要求度を満足することができます。ただ、歩いたりする筋肉の運動をすることにより酸素を消費する時、脳への酸素供給力が低下します。このため、脳に向かう血管を拡張させることにより、多くの酸素を脳に供給しようとします。この血管の拡張が脳の神経を刺激し頭痛が起こります。
軽度の高山病の症状は、 頭痛、消化器症状(食欲不振、吐き気、嘔吐)、 疲労、脱力 、めまい、ふらつき 、睡眠障害が発生します。
さらにこれが重度になると、毛細血管から水分が滲みだし、そのたまる部位により、高地肺水腫と高地脳浮腫等の発生の恐れがあり、これは非常に短時間に悪化すると言われています。高山病は、安易に考えては危険です。
チベットに行く前(その時、上海に住んでいたのですが、チベット観光局の旅行社から)「紅景天」という漢方薬を飲む様に薬をもらい一週間前から体を慣らすため飲んでから旅行に行きました。実際チベットに着くとバスから降りた時、何か地面が柔らかくなった様な感じで少しフラっとしました。その内、動悸がして、水泳を長くした様な感じで唇が紫がってき、若干頭痛がしました。しかし写真の漢方薬(紅景天と同様、チベットの薬屋で売っています)を飲むと30分程度で頭痛は引いてきます。ただ、これを飲むのがいいのか悪いのかは皆さんの判断に任せます。
薬ない頼らない予防策としては、原則はシンプルで、「酸素消費を抑え、酸素摂取を増やす」が重要です。
1)急な運動はしない:全体の酸素消費量を控え、脳に酸素を回しましょう。
2)水分を多く取る:血液がどろどろになり、酸素運搬能力をなくさないために、水分を多く取り酸素運搬力をキープしましょう。
3)意識的に腹式呼吸等深い呼吸をする:高山では逆に呼吸が浅くなる傾向があるので、意識的に深い呼吸に心がけましょう
4)お酒は控る
5)入浴せず、シャワーにする
6)保温
- 次の写真は、チベットで市販の高山病の薬です。信用するか否かは皆さんにお任せします。
最終更新:2007年06月10日 21:42