※ネタバレや考察自体がお好きでない方は絶対に閲覧しないようお願いいたします。
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物語もいよいよ佳境。
カウントダウンも「11」から「12」に移行しました。
実は、今まであまりにも重大なネタバレになると思う考察はUPしないようにしてきました。
(『ワンピース』のルフィの母親は誰かも目星は付いているのですが書いていません)
しかし、最終回が近づいているとの話もあり、原作の第112話でついに核心部分の一つが開示されましたので、そうした考察についても書いてゆこうと思います。
まずはミカサについて、第107話「来客」をチェックします。
107話で、ついにミカサの右手首の秘密がすこしだけ公開されました。
包帯を取ると、そこには三本の剣を組み合わせた「丸に△」の家紋が描かれていました。
©諫山創/講談社「進撃の巨人」107話より引用。
この家紋は、ヒィズル国のアズマビト・キヨミと同じものです。
©諫山創/講談社「進撃の巨人」98話より引用。
この絵を見た瞬間、デザインが別の意味で予想通りだったのと同時に、ちょっと意外に思いました。
「え、手首の内側じゃないの?」
なぜなら、2巻第6話「少女が見た世界」の1ページ1コマ目でグリシャがミカサ母の死体の右手を握っているのですが、その甲側には何も描かれていないからです。
©諫山創/講談社「進撃の巨人」6話より引用。
そのため、私は第6話を読んで以来、ミカサの家の印は手首の内側に描かれているか、埋め込まれていると考えていました。
(※重大なネタバレかもしれない考察:現在では、ミカサの印の継承は医療行為だったと考えています。また、グリシャの「2人とも死亡してから時間が経っている…」や、エレンが連れてこられた理由も重要です)
・ミカサたちは何らかの理由で逃亡中であり、追っ手をごまかすために夫婦を偽装している
と考察しました。
ミカサの母が高貴な出自であり、右手の印が将軍家の血筋である証明であるという考察について的中した事については、「分析的中 ミカサの印はヒィズル国将軍家の血筋を証明 第107話「来客」」(最終更新日:2018/07/16)で書いたとおりです。
そのため、私は「当然、ミカサの母も印を継承している」と考えていたのです。
ところが、ミカサの母の右手には印が無い。
ミカサと違って、母は手首の内側に印を描いている可能性もあるでしょうが、わざわざ母子で位置を変える理由を思いつきません。
そもそも大切に代々継承してきたのであれば、位置を変えることは考えにくい。
したがって、私はここで「実はミカサの母も実の母ではない」可能性が出てきたと考えます。
要するに、両親ともミカサとは他人で、おそらくはミカサを守る役目を与えられていたのではないか、という事です。
ただし、もう一つの可能性として「印は死亡すると一定時間で消える」可能性もあり得ます。
この場合、グリシャは印が消えているのを見て、死亡してから時間が経っていると判断したのかもしれません。
では、なぜ彼らはミカサを守っているのか?
エレンはなぜミカサにマフラーを巻いたのか?
そもそもエレンがアッカーマン家の小屋でおかしくなったのはなぜなのか?
そして、なぜミカサを見つけられたのか?
などの疑問について徐々に考察を書いていこうと思います。
一応、他にも、
「ミカサの印って本当はあれじゃないの?」
「ミカサの覚醒って真実はこうじゃないの?」
「ミカサの頭痛ってこれが真相じゃないの?」
などについても考察してゆく予定。