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第114話「唯一の救い」で、ジーク・イェーガーの眼鏡の元の持ち主と思われる人物の、トム・クサヴァーというフルネームが判明しました。
私はもともと「巨人は天皇と皇族、宮家」と考察していました。
ただし『進撃の巨人』の中での天皇や皇室、宮家の解釈は、あくまでもチャイナとコリアで捏造されている反日教育の歴史観に基づく見方です。
つまり、天皇陛下や皇族の方々を侮辱したい、貶めたいという観点から描かれている点に注意が必要です。
たとえば韓国は今でも天皇を「日王」と間違った尊称で呼びます。
また、古代史でも朝廷と呼ばずに「王権」という間違った名称で呼んでいます。
その一方で、日本の歴史や伝統行事に、朝鮮の歴史を混ぜる事を好みます。
実例を挙げると、NHKで放送されていた『タイムスクープハンター』というSFドラマ風歴史紹介番組では、日本の江戸時代や戦国時代の庶民の服装を、なぜか李氏朝鮮時代の白い服にして放送しました。
そのNHKが捏造したときの証拠写真がこちら。
NHKによると、手前の人の後ろにいる白い服の人たちが、日本人なのだそうです。
ちょうど今、手前の人はNHKの朝ドラ『まんぷく』に出演中ですね。
その『まんぷく』も、主役のモデルとなった安藤百福は台湾人であり、最近も「外国人を痛めつける日本人」「汚い卑怯な日本人」と印象づける描写が多々ありました。
そして、こちらが実際の李氏朝鮮の庶民の写真。
NHKが江戸時代や戦国時代として放送した庶民の映像は、完全に朝鮮の庶民の服装と同じです。
当時、染め物の技術が普及していなかったので、朝鮮庶民の服は白かったのです。
また、日本人が廃止するまで朝鮮には奴隷階級が存在し、庶民は非常に苦しい生活を余儀なくされていました。
この朝鮮の撮影時期はおそらく幕末の頃でしょうから、同じ頃の日本人の映像も見たい方はこちらなど分かり易いと思います。
話を戻します。
私の「巨人は天皇と皇族、宮家」という考察は、このトム・クサヴァーというフルネームによって、ほぼ確定したと考えます。
ポイントは「トム」という名前の読み換え方にあります。
実は、マーレ編に入ってすぐに、ある登場人物の名前を読み替えると別の意味になることに気づきました。
その人物とは「テオ・マガト隊長」です。
マガトの「ト」を漢字の「人(ひと)」に換えてみてください。
そして日本人(ニホンジン)のように、「マガ人(ジン)」と読んでみてください。
「マガジン」になりますね。
そう仮定すると、マーレ編は面白い見方ができます。
マーレやマガト隊長は「少年マガジン」であり、エルディア人の少年兵たちは「新人漫画家」なのです。
そして、巨人は「少年マガジンの連載作品」、巨人継承者は「連載作家」となります。
つまり、「マーレ編は少年マガジンを舞台にした、新人漫画家たちの連載獲得競争であり、少年マガジンの歴史の再現」なのです。
さしづめ、9つの巨人などは「少年マガジン9大連載!」と言ったところでしょうか。
そして、このマガジン伏線から分かるのが、ジークの動きです。
ジークがマーレを離れ、パラディ島に行くという展開は、実は『手塚治虫のW3(ワンダースリー)事件』が元ネタです。
『W3事件』とは、週刊少年マガジンで連載中だった『W3』という連載漫画を、作者の手塚治虫が突然ライバルの週刊少年サンデーに移籍してしまった事件。
手塚治虫という超大物作家(超大型巨人)が、連載中の作品を移籍して、しかもそのまま同じ作品を連載したという前代未聞の事件。
事件の原因は、他作品で『W3』の設定に酷似したマスコットキャラクター(宇宙リス)が登場したために、手塚治虫が「週刊少年マガジンが情報漏洩して、他作品に自分のアイディアを盗作された」と考えたからだと言われていますが、今もって真相は不明。
この事件で手塚治虫と週刊少年マガジンは長い間絶縁状態となり、手塚を失ったマガジン側は代わりに反手塚的なマンガ、すなわち「劇画」に力を入れて、『巨人の星』『あしたのジョー』などのヒット作を出してその後のマガジンの基本路線を作った。
その後、手塚とマガジンは『三つ目がとおる』で復縁する。
この考察により、以下の事が分かります。
●マーレ=週刊少年マガジン
●ジーク=手塚治虫『W3』
ジークが手塚治虫『W3』なら、当然こうなりますよね。
●パラディ島=週刊少年サンデー
私のアレイスター・クロウリー説を取り入れてみましょう。
少年サンデー最大のヒット作と言えば、これですよね。
●アレイスター・クロウリー『法の書』「すべての男、すべての女は星である」=『うる星やつら』
パラディ島のヒット作が『うる星やつら』だから、この人が登場したのです。
●パラディ島の真の王ウーリはアレイスター・クロウリー=『うる星やつら』の主役「諸星あたる」の声は古川登志夫(ふるかわ・としお)=ウーリの声は古川登志夫
ちなみに、パラディ=サンデーと考えると、欧米で「サンディ」と呼ばれるキャラクターにもつながります。
すなわち、西遊記の沙悟浄です
この「片仮名のト(と)→漢字の人(ひと、ジン)」という法則を、トム・クサヴァーの「トム」に当てはめてみましょう。
すると「ジンム」になります。
ジンムと言えば、「神武天皇」を最初に思い浮かべる人は多いでしょう。
あるいは「ト」を英語の「T(ティー)」に読み換えて「ティーム」にして、さらにちょっと無理やりですが「テンム」にしてみましょう。
すると今度は「天武天皇」になります。
言うまでもなく神武天皇は初代天皇、天武天皇は『日本書紀』や『古事記』饒辺産を命じた事でも有名ですが、いわば皇室を再スタートさせた第二始祖とも言える天皇です。
反日マンガの場合、真っ当な歴史考証ではなく、思い込みと悪意を持って天武天皇を皇室を乗っ取った人物だと主張する事も考えられます。
それでも「天皇に結び付けるのは飛躍しすぎではないか」と考える方もいると思います。
そこで、次は「クサヴァー」に注目します。
皇室の宝物と言えば、何でしょうか?
「三種の神器」ですね。
皇位の証明でもあります。
以下の説明を見てください。
https://kotobank.jp/word/%E4%B8%89%E7%A8%AE%E3%81%AE%E5%AE%9D%E7%89%A9-390334
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について
この説明からも分かるように、実は、日本の古語であるやまと言葉では、種を「くさ」と読む場合があるのです。
特に日本の文化の中心であり、文化の守護者である皇室の宝物や神道については、基本的に「くさ」と読みます。
そして、天皇で「眼鏡」と「学者」と言えば、やはり「昭和天皇」です。
昭和天皇は生物学者で、その標本室には世界中から珍しい生物が献上され、世界有数の質を誇ったそうです。
特に南方熊楠から研究するよう勧められたとされる水棲生物ヒドラの研究では世界一の専門家として世界的に有名であり、海外でも名前のわからないヒドラを発見すると、まず昭和天皇に送って調べてもらうのが普通でした。
また、トレードマークは丸眼鏡でした。