アルミンとジークには、何らかの関係がある可能性があります。
以下の画像を見てください。
作者は、明らかに第1話と第112話のアルミンとジークを似せて描いています。
また、第112話の112は、1と12の組み合わせであり、時計のすべての数字を表します。
そして、これも既に書いたことですが、十二支の1番目は「子(ネ)」であり、エレンの「エレ」を縦に合体させた字であり、十二支の2週目の最初、すなわち13番目の干支です。
第1話ラストの走り去るアルミンと後ろから見るエレン。
第112話ラストの走り去るジークと後ろから見るリヴァイ。
進撃の「進」は、鳥が飛び去るという意味を持ちます。
エレンとリヴァイはヒト、ジークとアルミンはトリ、合わせて「ヒトリ(一人、大)」となります。
これも「結婚」を暗示しているとも考えられます。
アルミンとジークの容姿は、ともにゲルマン民族の特徴にも見えます。
ジークは金髪碧眼で背が高く、ヒットラーが理想とする北方系の純粋アーリア人種の容姿を持っています。
特に幼少時のジークはその特徴が顕著です。
だからこそトム・クサヴァーの中の人物は、自分の理想と考える肉体に入りたくて、ジークを次の体として選んだのではないでしょうか。
かつて、全共闘や全学連などの共産主義テロリスト(これを共匪(きょうひ)といいます)を含む、日本・チャイナ・コリア系の左翼イデオロギーでは、天皇陛下とヒットラーを同一視しようとしたり、天皇陛下を絞首刑にすべきだという主張が一般的でした。
だとすると、原作チームはその反日イデオロギーから、トム・クサヴァーを天皇陛下とヒットラーを重ね併せて、しかも貶めるようなキャラクターに設定している可能性があります。