第121話「刹那」から始まった、一種の異空間でのドラマ。
今回のドラマの元ネタは、『ウルトラマン』最終回のウルトラマンとゾフィー。
ウルトラマンと科学特捜隊が協力し、宇宙恐竜ゼットンと戦うが、スペシウム光線をl吸収され、カラータイマーを破壊されたウルトラマンはゼットンに破れ、瀕死となる。
(エレンはライナーとの戦いの後、ガビの銃で撃たれ、首がちぎれ飛ぶ)
ウルトラマンはこれまでの怪獣達との戦いを走馬灯で見る。
(エレンもこれまでの継承者の記憶を走馬燈で見る)
ゼットンは科学特捜隊のペンシル爆弾、通称・無重力弾で空中に舞い、撃破される。
(ライナー達の巨人は雷槍で撃破される)
M78星雲のウルトラ警備隊隊長であり、ウルトラ兄弟の長兄であるゾフィーが、自分の創った赤い空間で瀕死の弟・ウルトラマンと会話する。
(兄であるジークが、瀕死の弟・エレンと異空間で会話する)
兄・ゾフィーはウルトラマンを十分戦ったと労(ねぎら)い、一緒に光の国に帰ろうと言うが、ウルトラマンは自分と一体化したハヤタ隊員を死なせる訳にいかないと拒絶する。
(弟・エレンは兄・ジークの安楽死計画を拒絶するが、ジークは世界を救う時はお前と一緒だと言って記憶の中に入る)
ゾフィーは地球人ハヤタを思うウルトラマンを認め、二つ持ってきた命をウルトラマンとハヤタ隊員に与え、2人を生き返らせて分離させる。
(ここから先はまだ描かれていない。ウルトラマンと同じなら、弟・エレンは魂と宿主の両方が甦る?)
ゾフィーはウルトラマンの魂とともに赤い玉となって宇宙に帰って行く。
ハヤタ隊員は最初に死んだ竜ヶ森での事件以降の記憶が無かった。
ウルトラマンに別れを告げる科学特捜隊と子供達の声。
(宇宙人は鳥。鳥が飛び去る。OPやEDで飛び去る白と黒の鳥は、鳥籠から解放され、自由となって飛び去る鳥か。ノアの方舟伝説なら鳩と鴉であり、鳥籠に閉じ込めていたのなら、ノアに洪水が引いたと知らせたくなかった。だとすると『マッドメン』が元ネタの可能性。舞台であるパプア・ニューギニアに文明が侵入することを防ぎ、古き精霊の世界を守るため、主人公は鳥の帰りを待つ老人に、鳥が帰ってきたことを知らせなかった。しかし、最後には主人公も近代化を受け入れ、鳥が帰って来たことを老人に告げる。老人は消え、パプア・ニューギニアの近代化が始まる。不幸なのか、幸福なのか、それは分からないが、原初の森のパプア・ニューギニアは否応なしに現代世界へと組み込まれてゆく、という描写で終わる)
ここまで 2019年10月08日 記述。
2021年3月19日 追記。
2021年3月9日発売の『別冊少年マガジン』に掲載された最新『新劇の巨人』第138話が『ウルトラセブン』第11話「魔の山へ飛べ」の展開を使用したため、上記の考察が正しい可能性が高まりました。