1巻の巻末イラスト「制作環境」は伏線がいっぱい。
そのうちのひとつが「野球」と「7」。
イラスト「制作環境」の右下で、背中に「7」と書かれたシャツを着たアシスタントが、「野球のバッター」の絵を描いている。
1巻の時点では、猿巨人が野球のピッチャーのごとく戦い、トム・クサヴァーとジーク・イェーガー、ジークとエレン・イェーガーのキャッチボールが伏線に使用されることは、読者に提示されていない。
しかし、野球やキャッチボールを伏線に使用することは最初から決まっていた。
なぜなら、アシスタントが作品に関係ない野球の絵を描いているのは、伏線であり「ネタばらし」だから。
この絵はその証拠である。
実は、これは『巨人の星』を表現しているのである。
なぜなら、『進撃の巨人』は「過去の漫画、アニメ、映画、小説、神話、(都市)伝説などの人間の創作物=夢を集めてひとつにまとめるという『ワンピース』のアイディアをパクった作品だから。
特に元ネタの中心は講談社の手塚治虫全集と少年マガジン、ぼくらマガジンの作品であり、設定やストーリーをアレンジして構築している。
そのアレンジの方針がチャイナと朝鮮半島の思想であり、反日・反米思想。
第7話「小さな刃」の巨人が白人に描かれているのはそのためである。
かつての少年マガジンはさわやかなスポーツを売りにしていたため、他にも野球漫画が多数掲載されていた。
その最大のヒット作は『巨人の星』であり、『進撃の巨人』が巨人を題材にしている主な理由の一つである。
高校野球の背番号7は左翼手(レフト)。
レフト=離れる(leave)の過去形。
エレンは7。
だからミカサが言うように「エレンは遠くへいく」=離れる(レフト)のである。
テレビに「37型」
7は朝鮮語でチル。
37で「ミチル」。
つまりメーテルリンクの戯曲『青い鳥』。
鉢の伏線と合わせると青蜂(セイボウ)。
青蜂の幼虫は他の蜂に寄生する。