第139話「あの丘の木に向かって」 「君が代」は的中 初代ユミルの恋

私は今までに繰り返し『進撃の巨人』と「君が代」との関係に言及してきました。

 

 

そして、最終話で初代ユミルの恋が判明し、その分析が実質的に正しかったと判断します。

 

 

私の分析を簡単に説明しますと、第1話のタイトル「二千年後の君へ」には大きく分けて4つの意味があります。

表の意味が1つと、裏の意味が3つです。

 

 

★表の意味(1)作中での意味

二千年前に初めて巨人の力を持った奴隷「初代ユミル」から、二千年後(現在)のミカサ・アッカーマンに託した想い、メッセージ。

その想いとは、現在の所「今生では無理だったが、いつか未来でフリッツ王に愛されたい」という願いだと考えられる。

 

 

★裏の意味(1)「君が代」

日本の国家「君が代」は、天皇陛下の統治する日本の平和な時代がいつまでも続きますようにという願いを込めた歌であるのと同時に、世界的に珍しい「恋を歌った国歌」でもある。

そののどかな歌を、チャイナ・朝鮮の反日思想をもとに「天皇は奴隷を作って虐げた冷酷な独裁者だ」「奴隷が天皇に恋をしたが報われなかった」と曲解して『進撃の巨人』の基本ストーリーを構築。

10年ほど前から漫画業界では日本のおとぎばなしを悪意で解釈して漫画化することが流行しており、『月光条例』の一寸法師や桃太郎、『衛府の七人』の桃太郎などが典型例である。

桃太郎が日本人の象徴であり、韓国・朝鮮人が日本人差別に使用するサインやハートマーク(豚のヒヅメや豚の鼻に似ていることからだと言われる)、そしてお供の犬・猿・キジのすべてが朝鮮半島で差別に使用される動物であることはすでに書いた通り。

 

 

★裏の意味(2)元ネタ:星野之宣(ホシノ ユキノブ)『ヤマタイカ』

『ヤマタイカ』は邪馬台国とヒミコの謎を縦軸にして、反国家活動への憧れを横軸に描いた漫画で、『進撃の巨人』全体の元ネタのひとつ。

二千年前の邪馬台国の巫女王フィミカ(ヒミコ)が、自分の後継者である現代(=未来)の巫女と意識を通じ、「お前は自由だ」と語りかけて、自分達を(鎖のように)縛り付ける国家に反逆するエネルギーを送るという設定を流用。

これがエレンの「未来の記憶ツアー」「自由」の元ネタである。

要するに、『進撃の巨人』は「君が代」を反日思想という悪意で解釈し、チャイナや朝鮮の主張に沿って、天皇家を残虐な侵略者フリッツ王として描いて侮辱しようとした作品。

かなり早い段階から、この作品に朝鮮人が関わっているだろうという予測はあったが、のちに「進撃の連載当初の班長(編集長)が妻を殺し、子供達に口止めした罪で逮捕された」という不幸な事件により、この予測が裏付けられた。

また、それに前後して『宇宙戦艦ヤマト』のSF考証で有名なSF作家、豊田有恒が月刊HANADAの連載で、自分が当時の週刊少年マガジン編集長・内田勝に韓国を勧め、韓国を好きになった内田が韓国人を講談社に多数入社させた経緯を明かしている。

 

 

★裏の意味(3)北朝鮮の国家元首「金一族」の世襲年数「三十(30)」年

「二千年」を縦書きにして少し替えると「三十年」になる。

読み始めて少しした頃、これを思いつき「何か30年という数字に意味があるのではないか」と何となく考えていたところ、北朝鮮の日本人誘拐拉致事件の報道から、「北朝鮮の指導者は30年ごとに世襲することになった」ことを知った。

そこで朝鮮半島視点から『進撃の巨人』を読み直したところ、朝鮮半島の反日思想が色濃く反映されていることに気付き、おそらく「二千年後の君へ」は「君が代」と「北朝鮮の君主」の意味もあるのだろうと予測していた。

アルミンが白頭山(ペクトサン)と関係する名前である事も分り、他の点でも朝鮮半島(+チャイナ)を繋げる描写が多いことからも、大枠では自分の見立てが間違っていなかったと考える。

 

 

 

 

 

 

最終更新:2021年04月17日 22:13