昨日、私がくまの正体はクマバチだと書き、「飛べないはずの蜂が空を飛ぶ」という内容を書きましたが、ちょうど今、NHKの『ダーウィンが来た!』でまさに蜂が飛べる理由を解説中!
あ、飛べないはずのハチが飛べるのは蜂のような小さい虫には空気の粘性が高くなるからであり、その粘性を説明するのが「レイノルズ数」。
ようするに蜂にとっては空気はネバネバしているので、小さな羽でも羽の動かし方を工夫し、高速で動かすことで十分飛べるということらしいです。
空気の粘性が解明されるまで蜂が飛ぶ理由は科学的に説明できなかったのだとか。
あ、くまがニキュニキュの実で空を飛ぶのは、上記のハチの逸話になぞらえて「飛べないはずのくま(ハチ)が空を飛ぶ」という尾田先生のシャレです。
むしろハチのエピソードから、くまが空を飛ぶ設定を先に考えて、その後で「くまが空を飛ぶ理屈」を考えたのかなあと思います。
能力が肉球なのは、「蜂→ハチ公→犬→肉球→肉球は柔らかい→”ゴムのように”弾く能力」だからでしょう。
さらに、くまはボニーとの関係で某マンガの「お母さん」がモチーフなので、お母さんが子供にする「痛いの痛いの飛んでいけ」から、「痛みを体の外に出す→痛みの信号を分離する、空を飛ぶ&吹っ飛ばす→衝撃波、弾き飛ばす」という順番で考えたのかな?と思います。
まあ、おそらく同時進行でパッと閃いたのだろうと思いますけど(笑)。
NHKがどのように解説するかは、これから見ます。
↓
https://www.nhk.jp/p/darwin/ts/8M52YNKXZ4/episode/te/JPMJ7JG3JW/
初回放送日: 2024年2月25日
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