【ワンピース ネタバレ考察】黒ひげの”異形”は「ピパピパ」【ONE PIECE SPOILER】2024年3月13日

※ここには漫画『ONE PIECE』の最新話の内容を含むネタバレ考察が書かれています。ネタバレが嫌いな方はここより下の内容を読まないでください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私は頂上戦争編でマルコの「黒ひげの体は”異形”」発言を聞いて以来、ずっと思っていることがあるのです。

「黒ひげって、腹は見せるのに背中は絶対に見せないよな

「黒ひげの体型って、ピパピパに似てるよなあ」

「黒ひげの”異形”って、背中に人の体がいくつも埋まっているのかなあ」

 

 

ピパピパは和名を「コモリガエル(子守り蛙)」といいます。

体型は頭が三角形で平べったく、体全体は「五角形の将棋の駒にカエルの手足が付いている」ような形をしています。

両前足(両手)は万歳をしているように見えます。

しかし何と言ってもピパピパの最大の特徴は、「オスがメスの背中に受精卵を埋め込み、メスの背中で子供を孵化させる」ことです。

メス蛙の背中に開いた無数の穴から、孵化したオタマジャクシや小さな蛙の体が飛び出している様子は非常にグロテスクで、嫌いな人は正視できないほどです。

したがってピパピパの検索と映像の閲覧は自己責任でお願いします。

 

 

ピパピパを他の存在に例えるなら、永井豪先生の『デビルマン』に出てくるデーモン族「ジンメン」です。

ジンメンは亀がモチーフですけれど。

『デビルマン』とは、「神々の創造した地球で、堕天使サタンが率いる先住生物のデーモン族と、人間とデーモン族のハーフである「デビルマン」の戦争によって、人類と地球が滅亡するまでを描いた黙示録的作品」。

デーモン族は伝説や聖書に登場する悪魔のイメージで描かれており、闘争を美徳とし、さまざまな特殊能力を持ち、人間を食べる。

ジンメンはデーモン族であり、巨大な肉食亀の姿で人間を食べるが、その最大の特徴は「背中に食べた人間の顔が浮かび上がり、しかも本人の記憶と自我を持ってしゃべる」こと。

デビルマンの友人である少女がジンメンに食べられ、その背中に少女の顔が浮かび上がる。

ジンメンは少女たちの顔を楯にしてデビルマンを倒そうとするが、少女の「私を殺して」という願いにより、デビルマンは少女の顔をえぐってジンメンを倒す。

 

 

尾田先生は絶対に『デビルマン』をオマージュしていますので、再読しておくといいかもしれません。

 

最終更新:2024年03月14日 01:06