※ここには漫画『ONE PIECE』の最新話の内容を含むネタバレ考察が書かれています。ネタバレが嫌いな方はここより下の内容を読まないでください。
ロックス・D・ジーベックは日本と犬に関係があると思います。
日本に関しては、すでに「黒ひげは日本の宮家に関係する皇帝の血筋」という考察を書いています。
ロックス・D・ジーベックという名前を分解し、意味のある言葉に直してみたところ、こうなりました。
◎D・ジー→D・G=「DOG」
「ジー」がアルファベットのGではないかと思ったのが最初。
「D・G」という言葉から「DOG」ではないかと予想。
エッグヘッド編でも犬の名前が海軍中将に使用されていることが強調されましたし、DOGを逆さに読むと「GOD=神=紙」になるので面白いと思いました。
◎ロックス=6=「日本犬6種」
ロックスを数字の6(ロク、シックス→病気のsickのダジャレ)と考え、上記のDOGから犬と6について検索してみると、「日本固有の犬種が6種類」であることを知りました。
日本犬6種は以下の通り。
・秋田犬(アキタケン)→世界の支配に「飽きた」ということでイム様
・甲斐犬(カイケン)→懐剣→懐刀(フトコロガタナ)で腹心の部下を指す?
・紀州犬(キシュウケン)→奇襲ということで頂上戦争の白ひげ海賊団を指す?
・柴犬(シバイヌ)→インド:破壊神シヴァ。ベガパンクはシヴァの妻カーリーであり、頭の形は♡型の葉を持つ観葉植物「ホヤ・カーリー(ハートホヤ)」
・四国犬(シコクケン)→死国と読み換えてシーザーの毒ガス「シノクニ」
・北海道犬(ホッカイドウケン)→カイドウ
◎ベック=ベッグ BEG→BEGGING「おねだり」
ベッグ BEGとは、「請い求める、頼む、懇願する、(…を)懇願する、願う、請う、(…と)頼む、せがむ、(失礼ですが)させてもらう、はぐらかす」などの意味を持つ英語。
犬の場合、おやつが欲しかったり、散歩に連れて行ってほしいなど「犬が何かをしてほしい時に鳴いたり吠えたりする行為」を指します。
「おねだり吠え」「要求吠え」とも言います。
犬のしつけでは、こうしたおねだり行為が癖にならないよう、不用意に犬の要求を呑まないことが重要です。
<参考>
https://www.min-breeder.com/magazine/14763
要求が通ったことを喜んで吠え、さらにおねだりのために吠えるという、悪循環にはまってしまうパターンもあります。
こうした犬のおねだりがBEGGING。
dog begging for a treat 「お預けを食った犬」のようにも使います。
また、ベガー beggar と書くと「乞食(コジキ)」という意味になります。
ベガパンクのベガには、「乞い願う」という意味も隠されているように思います。
モチーフは『王子と乞食』かもしれません。
水深二尋、すなわちマーク・トゥエインとは「水の深さ」を計る言葉。
◎ス・D→スディー→スティ→「ステイ STAY 待て」
犬がおねだりをした時には、すぐに要求を呑まずに、まず「待て ステイ」をすることが重要なのだそうです。
ロックが「6」なので、スにも犬に関係する意味を持たせようと思い、スとDをつなげて少し変えて「ステイ」にしてみました。
以上の要素をつなげて、以下のようにロックス・D・ジーベックという名前の意味を考えてみました。
◎「待て/ステイ」を命令されたまま主人がいなくなった日本の犬
つまり『忠犬ハチ公』です。
黒ひげの船は「サーベル・オブ・ジーベック号」という名前です。
直訳すると「ジーベックの剣」。
この「剣(ケン ken)」は「犬(ケン ken)」というシャレかもしれません。
手塚治虫先生の『キャプテンKen』(講談社 手塚治虫漫画全集25)も入っているかも。
つまり「ジーベックの犬」というシャレです。
また、サーベルのスペルは「saber」。
これを「セイバー」「サーバー」と読み換えると、
「セイバー SAVIOUR 救う者、救世主」、
「サーバーServer (サービスや情報を)提供する者、提供するコンピューター:提供される側はクライアントと呼ぶ→クロスギルド?」
などが考えられます。
ジーベックは「G beg ジー・ベッグ」で「Gを乞い願う者」「GODを切望する者」でしょうか。
これらを繋げると「神を乞い願う者達の犬」号ということになります。
dog begging for a treat 「お預けを食った犬」