※ここには漫画『ONE PIECE』の最新話の内容を含むネタバレ考察が書かれています。ネタバレが嫌いな方はここより下の内容を読まないでください。
私は、ラフテルは海の表層海流と深層海流を2000年周期で巡回している海中浮遊島だと考えます。
ラフテルが謎の島で極めて発見されにくいという事と「早すぎた」という発言、海流のやけに詳細な説明、海がテーマの作品であること、そして尾田栄一郎先生が影響を受けていることが確実だと私が考えている過去の作品から考えて、「海中を流れていて場所を特定できない島」だと考えました。
4つの赤いロードポーネグリフは、「ラフテルの(遺跡の)一部」であり、ビブルカードのようにラフテルと一つに戻ろうとするのではないでしょうか。
4つのロードポーネグリフを特定の場所に設置すると、逆に海中のラフテルを引き寄せることが出来る、というのも面白いでしょう。
そしてその浮上する場所の候補の一つが「クロッカスが灯台守をしている”偉大なる航路(グランドライン)”入口の双子岬」です。
私はすでに「火ノ傷の男はピノッキオであり、その正体はクロッカスとラブーンではないか」という分析も書いています。
「真っ黒い船」とはクジラのこと。
「巨大な渦で敵船を飲み込んだ」というのはクジラが船を飲み込むことを指します。
実際にラブーンの腹の中には、飲み込んだ船や宝箱が沈んでいる様子が描かれています。
クロッカスはルフィ達を見送って、「あいつらは…我々の待ち望んだ海賊達だろうか…なんとも不思議な空気を持つ男だ」「なァ…ロジャーよ」とつぶやいています。
このセリフから、
「ロジャーやクロッカスの待ち望む海賊達に、ラブーンが飲み込んだ”最後の赤いロードポーネグリフ”を渡すのがクロッカスの目的」
「クロッカスはその海賊達が来るまで、ラフテル出現予定地点の双子岬で赤いロードポーネグリフを守っている」
というふうにも解釈できます。
クロッカスは成長したルフィ達が帰ってくるのを待っているのでしょう。
双子岬という名前からすると、ラフテルは双子岬と繋がっていたのかもしれませんね。
双子の片方は今の双子岬になり、もう片方は海の底をさまよっている、とか。