第19話「まだ目を見れない」の意味

毎回楽しみな『進撃の巨人』の各話タイトルの中で、特に興味を惹かれるのが第19話「まだ目を見れない」です。

なにしろ、中身を読んでもタイトルの意味が分からない!

 

そこで、いつものように「原作チームの意図」も含めて、様々な角度から考察してみます。

最初に、第19話のポイントを整理します。

 

 

1.世界:新キャラと状況の説明

第19話では、新しい登場人物が大量に登場します。

裁判という形を取ることで、それぞれの勢力の立場をヴィジュアルで分かりやすく描いているのが見どころです。

 

 

(1)兵法会議

 

兵士を裁く裁判は軍法会議(軍事裁判、軍事法廷)と呼ぶのが普通ですが、この作品では兵法会議と呼びます。

なぜかこの壁の中では、兵士がいるのにとは呼ばないのです。

調査兵団、駐屯兵団、憲兵団など、すべて兵団です。

これは「絶対に外国と戦争をしてはならない=外国や戦争、軍という概念がない」という壁内の状況を表しています。

 

 

 

(2)新しい登場人物の紹介

 

◆リヴァイ班:ハンジ・ゾエ分隊長/ミケ・ザカリアス分隊長

リヴァイ班は巨人の秘密につながるエレンを手に入れたいと考えています。

ハンジはエレンを審議所に連れていくときに「ごめん…無駄話しすぎた」と言っていますが、わざとエレンに余計な情報を与えないように無駄話をしていたのだと思います。ハンジの抜け目なさがここで分かります。

ミケはとても鼻が利くようです。相手を匂いで値踏みするらしく、今回エレンの目をまったく見ないのはミケだけです。しかし、ミケの行動をわざわざタイトルにするかと言うと疑問です。ミケが元奴隷または元動物で、主人である人間のエレンの目を正面から見ることができない…という設定でもあれば別ですが。

 

◆憲兵団のトップ:ナイル・ドーク団長

壁内の治安維持が最優先です。

すでにエレンを巡って壁内に対立が生まれたため、対立の原因となったエレンを解剖後に処刑することを提案します。

 

 

◆3つの兵団のトップ:ダリス・ザックレー総統

各勢力の意見を聞き、エルヴィンの「次の壁外調査でエレンの有用性を証明する」という提案を採用します。当然、証明できなかったらエレンの処遇をもう一度兵法会議にかけるという約束で。

今回、最も気になるのが、このザックレー総統です。

ザックレー総統はエレンに対して常に半身で、決して正面を向きません。エレンに視線は向けていても、エレンの目を見ていないのだとすれば、今回のタイトルはザックレー総統の事を指しているのかもしれません。

後に、ザックレー総統は「むかつくのだよ 偉そうな奴と偉くないのに偉い奴が…」とエルヴィンに語っています。もしかしたら、ザックレー総統にとってエレンは本当に偉い奴なのかも。

 

◆壁教(宗教):ニック司祭

壁の現状維持だけを望んでいるようです。

巨人から人類を守るための改築さえ許しません。

エレンを「神の英知である壁を欺き侵入した害虫」と呼び、すぐに殺すよう主張します。

ミカサの「カマキリと蝶」のイメージといい、後に女型の巨人が兵士を虫のようにブンブン振り回していた行動(※)といい、虫が重要なキーワードになっていると考えられます。

(※)子供が虫をひもにつないで遊ぶようにも見えます。子供もこの作品の重要なキーワードで、ライナー、ベルトルト、アニたちは中身が子供のままという可能性も考えられます。

 

◆保守派:氏名不詳

壁外調査に消極的で、巨人の破壊できる門だけ補強しろと主張します。

リヴァイが「」

 

 

 

2.この世界での宗教の説明

3.「黙って俺に投資しろ」

4.エレンがリヴァイ班へ預けられる

5.人間形態のエレンの折れた歯が修復/折れた歯が消えない

 

 

 

2.物語:エレンがリヴァイ班へ預けられる

エレンの力を調べたい調査兵団(リヴァイ班)と、不安定要素としてエレンを葬り去りたい憲兵団のどちらがエレンを手に入れるかが、今回のストーリー上の山場です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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最終更新:2015年08月09日 21:55