第79話「完全試合」までのメモ ※ネタバレ注意

第74話以来のメモ中。80話掲載前に書いておく。

 

 

リヴァイはすでに巨人の注射をしている可能性あり。息切れは注射の影響。エレンやアルミン、ミカサの会話を聞いて決心した? 

 

息切れのもう一つの可能性は、何か重い荷物を身に付けている場合。たとえば雷槍以外にも開発された爆弾のようなものを隠している、など。

例:ロケット部分を省いた「飛ばない雷槍」。推進剤が必要ないので雷槍よりも短く軽いという利点がある。ただし自分で巨人に刺す必要があるため、遅延信管または長めの導火線で爆破時間を調整する。他に手榴弾や時限爆弾など。

現在、巨人は陸の戦車(ライナー/鎧の巨人)、海の戦艦(猿巨人)、空の爆撃機(ベルトルト/超大型巨人)の代わりとして描かれている。

大日本帝国陸軍はアンパン地雷などの肉薄攻撃兵器で戦車と戦っていたので、アンパン地雷の代わりとなる武器をリヴァイやエレンに使用させることは考えられる。

 

こうした肉薄兵器の使用は日本に限ったことではなく、たとえば映画『プライベート・ライアン』に登場する米軍の”くっつき爆弾”は、グリースに浸した靴下に爆薬と信管を詰めて導火線を付け、戦車にくっつけて(特に履帯(キャタピラー)を狙って)爆破するタイプの即席爆弾である。

猿巨人は毛が生えているので、何らかの接着剤が付いた爆弾が体毛に付着すると、毛足の長い絨毯にくっついたガムのように、すぐに取り除くのは難しいかもしれない。

後述するように四足歩行巨人の背中の荷物が火薬と油(ガソリン)である場合、実現可能性は低いが、巨人側の用意した火薬と油を利用して猿巨人を燃やすことはできるかもしれない。もしも体毛のせいで爆弾を取れない、あるいは火を消せない場合、ジーク戦士長がいったん巨人化を解除し、生身で脱出することもあるかもしれない。

ただし猿巨人の能力は未知数なので、そうした攻撃を無効化する方法があるかもしれないし、そもそも他の巨人を使って自分を防御することも可能である。

 

 

・超大型巨人がより人間らしく、運動性能も向上しているように見える。迷いが無くなったからか、ループを重ねて成長したからか、ユミルを食べたからか。心臓を食べさせてくれるのが「女神」? 女神を含め人類を作ったのが「天使」? ある条件を満たした女性体を食べると、巨人の知性や能力が向上する? 神と戦うためには知性が必要なので、仲間を食べて知性を向上させ、神の技術を盗んで逃亡。「心臓を捧げよ」とは、壁中人類が神やその使徒である天使(ライナーたち?)と戦うために、「経験値を貯めて仲間に自分を食べさせろ」という意味? 食べれば食べるほど猿→人間に近くなってゆく? ウーリ・レイスの巨人がとても人間らしい外見だったことが重要な伏線。

 

 

・超大型巨人が下手投げ。「第74話「作戦成功条件」 猿はオーバースローで投げられない ※ネタバレ注意」で指摘したように、猿と同じで下手投げしかできない?(ただし11巻第43話「鎧の巨人」で、下半身の無い超大型巨人が上手投げに近い形で調査兵団を攻撃しているので、上手投げもできるかも知れない)超大型巨人はもともと猿に顔の模様が似ている。

逆に猿巨人は上手投げ。しかも野球(ベースボール)なので、私が引用したイラストそのまま。ゴリアテ予想が当たったか? もし超大型巨人が猿なら、以前、体毛について予想したとおり(※超大型や鎧に皮膚が無いのは、本来なら体に毛が生えている=正体が猿なのを原作チームが隠しているためではないか、という予想)?

 

 

・第74話のタイトルが「作戦成功条件」ということは、エルヴィンの想定した条件が間違っている? 第79話「完全試合」の”完全”になるための条件と繋がっている。

<現在考えられる「完全試合」の条件>

①「座標」の奪還

②調査兵団の全滅

③ライナー、ベルトルト、猿巨人の無事

④地下室の確認?あるいは地下室の破壊(証拠隠滅)など?

 

 

 

・猿巨人の野球発言で、「猿巨人=アメリカ」説が当たっている可能性が高まった。もっとも、ジークという名前から見て、日本人の野球(スポーツ好き)少年かも知れない。

獣の巨人とライナーたちの関係

●第74話「作戦成功条件」 黒い液体と猿巨人の正体 ※ネタバレ注意

 

 

歴史再現説が確定か?

黒船来航から始まり、

日清戦争で朝鮮半島を満州人の国「大清帝国」の属国から解放して日本侵略ルートを塞ぎ、

日露戦争でロシアの朝鮮侵略を阻止して日本侵略を未然に防ぎ、

そして現在の展開は、大東亜戦争の日米戦末期における沖縄防衛戦と見られる。

 

 

・ペリリュー島の可能性もあったが、雷槍がトンファーの形であるため沖縄防衛戦以降の展開で確定とみてよい。調査兵団は大日本帝国陸軍、大日本帝国海軍陸戦隊、沖縄県民、そして死ぬと分かっていても沖縄県民を助けるために出撃した大和などを表現。

 

 

ベルトルトの”原爆”など日本の大東亜戦争末期をイメージ化した描写で、以前から指摘してきた「反日」傾向が露見してきたか? 最近ではお笑いコンビ「8.6秒バズーカ」のラッスンゴレライが被爆者を侮辱する内容ではないかという疑惑があった。

 

 

・そのため、『進撃の巨人』でも被爆者を侮辱するため、火傷など被爆者に似せた表現が描かれる可能性がある。

 

 

<主な疑惑抜粋>※ただしすべて推測。吉本側は否定。

 

●8.6=広島に原爆が投下されたのが昭和20年(1945年)8月6日

●8.6秒(セコンドsecond)=8.6セカンド(第2のsecond英語だと同じスペルで別の意味になる「第二の原爆投下=もう一度核攻撃してやるぞ」を意味する?

 

これは「9.11セカンド」とか、「3.11セカンド」と言うのと同じことだ。

バズーカという米軍を想起させる単語が付いているのを真似て言えば、たとえば「9.11秒飛行機」とか「3.11秒津波」という名前を見て、9.11テロや3.11の被災者はどう思うだろうか?

嫌でもつらい記憶を思い出し、「不謹慎極まりない」と怒りを覚えたり、不快に感じるのが当然だろう。

8月6日=8.6は、日本人と広島の被爆者にとって深い怒りと悲しみ、そして痛みの日である。

これらの疑惑以前に、お笑いコンビに「8.6 second」などという不謹慎な名前を付けたことが、そもそも批判されても仕方のないのである。

 

●ちょっと待って=国際法に違反して民間人殺傷目的で日本を空爆した米軍爆撃機B29にチョットマッテ号(CHOTTO MATTE(機体番号44-86400)が実在する。

●手を挙げる決めポーズが広島の「原爆の子」長崎の平和記念像にそっくり。

●撮影で必ずやる手の形が韓国でチョッパリ・ピースと呼ばれる日本人侮蔑のサイン。李氏朝鮮時代、日本人の足袋を豚の足に見立てて、日本人をチョッパリ(豚の足)と呼んで侮蔑したのが始まり。

チョッパリを表すため、[人差し指と中指]+[親指]でV字を作り、豚のひづめを表現。そして薬指と小指を曲げ、手をちょうど銃のような形にする。

一時期、同じく吉本の芸人である河本準一が、自身の持ちネタ「お前に食わせる湯麺は無ぇ!」でこのチョッパリ・ピースをしており、その時にもやはり差別表現ではないかと問題になった。(河本準一は後に不正受給問題を起こす)

ちなみにこの芸の元ネタであるジャッキー・チェンの映画には、このセリフも、もちろんチョッパリ・ピースも登場しない。(河本がこの芸を考える元となったと思われるシーンは存在するが、映画では普通に人を指さしているだけ)

◎元ネタとなったシーン:

https://youtu.be/osFa54nSxmI

 

<疑惑の背景>

 

原爆投下を揶揄するのは韓国では日本を侮辱するときの定番で、なんと広島出身であり、原爆で母親を失い、自身の被爆した大島賢三 駐韓日本大使の目の前で原爆を揶揄し、しかもその様子をテレビで放送するという、社会常識上でも外交上でも考えられないような実例がある。

◎被爆者である大島大使を侮辱。2006年韓国のYTNで放送:

https://youtu.be/2qTa9bJpuow

 

 

韓国映画には、韓国が日本を核ミサイルで攻撃する『ムクゲの花が咲きました』という、現在の国際情勢下では非常に不穏当な映画も存在する。ムクゲは韓国の国花であり、韓国製の核ミサイルによるきのこ雲を、韓国のムクゲの花に例えている。

 

現在、韓国は2016年1月6日に発生した北朝鮮の水爆実験(水爆実験は中性子爆弾開発の第一段階)を受け、「韓国も核武装すべきだ」と発言し、米大統領選のトランプ候補は、米国は”世界の警察”を辞め、他国を守るのもやめてアメリカだけを守るべきだという文脈で、「日韓は自分で自国を守るために核武装すべきだ」という趣旨の発言をしている。

※中性子爆弾は爆風や熱で殺傷する従来の爆弾とは違い、放射線で生物だけを殺傷し、施設やインフラをできるだけ無傷で残す爆弾。

つまり北朝鮮は使用後に相手国を占領して施設やインフラを使うことを考えているという事になり、これは国際社会から見れば、北朝鮮には核兵器を実際に他国に使用し、侵略する意図があると受け取られる。

そのため北朝鮮の”血の盟友”として、ずっと支援してきた中華人民共和国も北朝鮮への制裁に踏み切り、これに怒った北朝鮮がついに2016年3月29日、北朝鮮の歴史上初めて中華人民共和国の方向に短距離ミサイルを撃つという、危機的な事態にまで発展している。(ただし落下したのは北朝鮮の中朝国境付近であり、一応北朝鮮国内ではある)

また、中華人民共和国と北朝鮮が対立した場合には、”血の盟友”であることをお互いに確認し仲直りを演出するため、日本を攻撃すると考えられており、すでにそういう報道も存在し、事故に偽装したテロも心配されている。

 

・第72話「奪還作戦の夜」でエルヴィンと話している時の手を向けるリヴァイの絵は、水木しげるの『昭和史』で神風特別攻撃隊が出撃するシーンのレイアウト(左右反転。トレスでは無い)。

諫山創をはじめとする原作チームが、調査兵団を大日本帝国陸海軍として描いている状況証拠。

『昭和史』を見ながら『進撃の巨人』を描いていると思われる。

そして、『昭和史』も『進撃の巨人』と同じ講談社の本である。

 

リヴァイの手&水木しげる『昭和史』比較

 

 

・上記のシーンで、リヴァイはエルヴィン・スミスの「両足の骨を折る」と言っているが、これも一種の伏線。

実は、キリストの磔刑(たっけい)では、最後に両足の骨を折って窒息死させるのである。

ただし、当時は十字架刑ではなく杭殺(こうさつ)刑だったという説もある。杭殺刑とは、十字架の代わりに杭(くい)に縛って殺す刑である。

イエスと共に十字架にかけられた二人の男は、安息日を迎える前に足を折られて窒息死させられた。しかしイエスはすでに死亡していたため、兵士は足を折るのをやめた。イエスの死を確認するため、ある兵士が槍でイエスのわき腹を刺した。この兵士の名がロンギヌスであり、イエスを指した槍がロンギヌスの槍として後世に伝えられた。ロンギヌスはイエスを刺したときにイエスの血が目に入り、白内障が治ったとも伝えられる。

 

しかし,イエスのところに来て,彼がすでに死んでいたのを見ると,その足を折ることはしなかった。

but when they came to Jesus, and saw that he was already dead, they didn’t break his legs.

『ヨハネによる福音書 19:33』

 

 

・作者の諌山創氏や編集者は、「北欧神話」が元ネタだと強調しているが、これはヒッカケ。

実際にはキリスト教がもっとも中心であり、おそらく原作チームか編集者にキリスト教の知識がある韓国人がいると思われる。

現在でも韓国人にはキリスト教徒が多いが、これは明治以降、横井小楠の弟子と娘たちなど、日本人が熱心に布教したためである。

事実、戦前は韓国人の実に半分がキリスト教徒であった。

そのため、大日本帝国陸海軍にキリスト教徒がいれば、ほぼ間違いなく朝鮮人だと言われている。

インタビューなどで情報操作をして、読者をだますのが『進撃の巨人』の特徴。

この点がパクリ元である『ワンピース』と一番違う点である。

 

 

第74話の時点で、調査兵団が腕に装着した器具の形状から、雷槍=パイルバンカー(腕に装着するバズーカ砲のような火薬兵器)と考察したが、ほぼ的中。ただし、鎧の隙間は狙わず、私の予想よりも威力が大きすぎ、形状も露骨にトンファー。この形状では腕を保護しないので大ヤケドをするし、フィンも無いのでまっすぐ飛ばない。このあたりは「キッツの命令で砲撃を受けた時の無傷の花」のように、別の力が働いていると見るべきか。歴史再現力(この攻撃が成功すると歴史に記録されているので必ず成功する、あるいは記録されている歴史通りになるよう修正する歴史復元力が働いている、など)?

 

 

調査兵団は旧・大日本帝国陸海軍。大東亜戦争の日米戦における米国の国際法違反の民間人無差別爆撃、焼夷弾、対人兵器のキャニスター弾(散弾。中世でいうブドウ弾。日米戦でアメリカ軍が、当時世界最強と言われた日本軍の突撃を防ぐのに使用)あるいは艦砲射撃など、猿巨人や超大型巨人の攻撃は、米軍が日本軍に行った攻撃を彷彿とさせる。

 

 

リヴァイの湯飲みの持ち方は大日本帝国陸軍の食器の持ち方。自衛隊出身で日本初の軍事アナリストである小川和久氏によれば、旧・大日本帝国陸軍の食器はアルマイト製ですぐに熱くなるため、食器の縁をつまむのが習慣となった。この習慣が残っているのが、かつて日本軍に指導されていた韓国軍。実際に前述の小川氏は、身分を隠して自分に接近してきた韓国人と食事をした時に、相手が茶碗の端をつまんでご飯を食べているのを見て、「お前、軍の人間だろ」と言い当てたところ、相手は非常に驚いたという。

 

リヴァイのティカップの持ち方_アニメ15話

・アニメ15話の、リヴァイの「大日本帝国軍飲み」

 

リヴァイのティカップの持ち方_アニメ24話

・アニメ24話の、リヴァイの「大日本帝国軍飲み」

 

 

リヴァイが日本兵なら、リヴァイの「背が低い、小柄なのに強い」「刈り上げ」「きれい好き」「若く見える」「表情が読みにくい」「熱血」「仲間思い」などの特徴が日本人に合致するのも説明できる。

 

 

リヴァイはリヴァイアサンリヴァイアサンは「ねじれた」「渦を巻いた」という意味のヘブライ語が語源=回転攻撃で渦巻きを表現。

 

 

沖縄防衛戦以降の戦闘だと、この後は洞窟陣地の日本兵に火炎放射器や”馬乗り攻撃”で攻撃。馬乗り攻撃とは、洞窟陣地の上に穴を開けてガソリンを流し込み、入り口から火炎放射器で攻撃する方法。これをやられると絶対に助からない。そのため、沖縄戦では米軍が穴を開けるのを察知して、米兵の真下に爆薬を仕掛け、遠隔操作で爆破して撃退した事例がある。

 

 

ということは、調査兵団は地下室に入る?

 

 

洞窟陣地への攻撃には手榴弾も多用された。そのため日本軍は事前にちょうどゴルフのホール(カップ)のように、手榴弾が入るくらいの小さな縦穴を深めに掘っておき、投げ込まれた手榴弾を爆発する前にその穴に落としていた。手榴弾は爆発力や火炎よりも破片を飛ばして周囲の人間を殺傷する兵器なので、細くて深い井戸のような穴の中で爆発すると破片は飛び散らず、爆風は真上に抜けるだけ。鉄砲(いや、薬莢か)や大砲で砲弾を撃つのと同じ原理。

 

 

米軍の火炎放射器や馬乗り攻撃を再現するなら、四つ足巨人の背中の樽と箱は、油(ガソリン)と火薬か。

アメリカと言えばガソリンである。

日本では「ガソリンは血の一滴」と言われて貴重品だったが、そもそも大東亜戦争でアメリカと戦わざるを得なくなったのも、アメリカ自身が認めているように、アメリカなど連合国が日本への石油輸出をストップしたため、日本は自国民の命と安全を守る必要に迫られたからである。

当時、世界の富の半分を持っていたアメリカ軍はガソリンを湯水のように消費し、日本人を驚かせた。

そしてゴリアテ予想に従えば、ゴリアテが自分の剣で首を切られたように、猿巨人も自分の油や火薬で燃やされる展開も考えられる。

 

 

・今後考えられる展開。女型や鎧、超大型が口に人を隠す事が多いので、今度はエレンが口にリヴァイかミカサを隠して猿巨人に接近し、戦闘中にリヴァイが口から飛び出して猿巨人を攻撃する展開があるか。きれい好きのリヴァイが、アニに喰われたエレンのように唾液(保護液?)まみれになるのも、一種の皮肉になる。

 

 

 

 

 

 

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最終更新:2016年04月13日 00:44