第79話「完全試合」までのメモ(その3)※ネタバレ注意

 

 

 

・ライナーと鎧の巨人

ライナーと巨人の脳は「補助脳」の関係。

ライナーの方が付属品で、言ってみれば巨人の心に相当する?

 

自分の脳が雷槍で吹き飛ばされる前に、ライナーは①「全身の神経網に意識を移し」、②「鎧の巨人の脳を利用して記憶も失わずにすんだ」。

このベルトルトの解説から、「意識と記憶は別」だと考えられる。

つまり、だけだと記憶は失われてしまうのではないか?

フリーダはヒストリア(クリスタ)の記憶を消していた。

記憶消去も記憶操作の一種である。

記憶操作されないためには、巨人の脳を利用しなければならないのではないか?

 

ライナーの行動から見て、自分の意識やパーソナリティは神経網に保存可能だが、記憶は脳出なければ保存できない。

パソコンで言えば、意識はOS、記憶はデータに当たる。

意識だけ残って記憶が無くなることが、記憶操作の正体ではないのか?

 

 

 

 

・ライナーの「待って」

ライナーたちの中身は子供。

過去に104期のメンバーと「大切な仲間」だった。

ライナーたちの行為は、実は104期のメンバーを救うことでもある。

ところが、ライナーたちには事情を隠さなくてはならない何らかの理由がある。

だから仲間から人殺しだと憎まれるのを承知の上で、自分の手を血に染める事を選択した。

 

他の壁?にも104期と同じメンバーがいる。

ちょうどチェスや将棋のように、異なる陣営ごとに同じ駒(メンバー)がいるのである。

ライナーたちは、この壁の104期のメンバーと入れ替わった。

 

104期の中の誰かが、必ずこの「呪われた歴史を終わらせる」というミッションを実行しなければならない。

もしジーク戦士長が言うようにライナーが「鎧」を他の人に譲ると、104期の誰かがライナーの代わりの役を演じなければならない。

そしてライナーは「何も知らない104期のメンバー」に戻り、今のジャンやコニー達の役を演じることになる。

ライナーたちは、他の人間に仲間を殺すつらい役目をさせたくない。

「つらい思いをするのは自分たちだけでたくさんだ」と考えている。

ライナーの自己犠牲と責任感。

今までにずっとミッションに失敗してきた。ミッション失敗→リセット→ミッション再開→ミッション失敗→リセットの繰り返し。

 

 

 

 

・80話以降のライナー

巨人の脳には記憶や意識はあるのか?

巨人側の記憶が支配する?

 

 

 

ライナーの意識や記憶に一部欠損ができる?

PCでデータ転送中にフリーズしたりシャットダウンして、データが損傷した状態。

巨人の脳にデータ転送中に爆破され、途中までしかバックアップできなかった。

この場合、復活後のライナーに何らかの変化があり得る。

 

 

 

たとえば、壁中人類としてのライナー・ブラウン(=モーゼス・ブラウン)に戻ってしまい、超大型巨人を攻撃する。

そして復活ライナーは104期を再び仲間として認識するが、なぜか一部の同期の記憶が無く「お前は誰だ?」と聞く。

たとえばミカサやエレンなどを敵だと言い出す。

 

 

 

あるいは、ライナーの顔が変化している。

たとえばモーゼス・ブラウンの顔になっている。

見知らぬ人の顔、すでに作中に登場している誰かの顔、など。

 

 

 

ライナー・ブラウンの名前の由来はスヌーピーで有名な『ザ・ピーナッツ』の主人公にして”究極のお人良し”チャーリー・ブラウンと、毛布依存症のライナスを足したものではないかと想像。

サイナラ

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2016年04月10日 07:40