第1シーズン前期オープニングテーマ『紅蓮の弓矢』は、ライナーたち視点の歌。
◎歌詞を仮説変換
お前たちは「獲物」か?(収穫される側か?)
違う、俺たちは「狩人」だ!(本来なら収穫する側なんだ)
ライナーたちは鳥。宇宙からこの残酷な星(世界)に落ちてしまい、救助が来るのを待ちわびている。
「誰か僕たちを見つけてくれ」と祈っているだけでは、何も変わらない。
この星(世界)の狂ったシステム=この残酷な世界に囚われてしまった現状を変えるには、誰かが(仲間のためにも俺たちが)戦士となって、自分の手を血で染めて戦うしかないんだ。(※ライナーが「悪いクセ」で戦士役に志願。そのためベルトルトも自分の意志で決めずに一緒に志願してしまった)
この世界は一種のループ。何度も死んで、何度も殺して、自分や他人の無限にも思える死を乗り越えて、それでも俺たちは少しずつ世界を変えて、着実に準備を進めてきた。
その俺たちの努力をあざ笑う「豚=獲物=この人類=この星(世界)のシステム」たちよ。
お前達は何も知らずに暮らしているが、それは「家畜=獲物」として人類牧場でエサになるために飼われているに過ぎない。
お前達の生活も、ささやかな幸せも、何もかもが偽物だ。
さあ、この壁の何処かに眠らされている「餓えた狼=座標(に関係する存在)=あらかじめ家畜を食べ尽くすために用意された存在(生きた装置)」を解放し、自由にするんだ(奪取するんだ)!
こんな残酷な世界に囚われてしまったという屈辱からこそ、俺たちの反撃が始まるんだ。
壁の内側に入り込んで、「獲物=この人類」を殺す俺たちは「狩人」なんだ。
巨人の注射のせいで、脳内に湧き起こる殺意に身を灼かれながら(超大型巨人の高熱)
この黄昏の世界(もう先の無い世界。ベルトルト「もうダメなんだ」)で「獲物=この人類」を殺して呪われた歴史に穴を開ける、真っ赤な超大型巨人(と鎧の巨人)
※OPの映像参照。この部分で超大型巨人にエレンが斬りかかるが、実は超大型巨人のほうが主人公として描かれている。
※つまり、視聴者は「紅蓮の弓矢とはエレンたちのことだ」と思い込んでいるが、実は赤い肉体の超大型巨人(と鎧の巨人)のことである。