青井阿蘇神社(あおいあそじんじゃ)
通称:青井さん
〒868-0005 熊本県人吉市上青井町118
JR肥薩線人吉駅から徒歩5分
別表神社
<旧社格>県社(昭和10年)
建磐竜命たけいわたつのみこと
阿蘇都姫神あそつひめのかみ
国造速甕玉神くにのみやつこはやみかたまのかみ
稲荷神社:宇迦魂神・大田神・大宮神
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概 要 |
御鎮座は宝暦9年(1759)相良第27代頼央の時代。当時、人吉は度重なる災害や藩主の交代で疲弊しており、藩内の安泰を願って勧請された。
正一位稲荷大明神と書かれた拝殿正面の神額は、宝暦11年に安藤松壽秦倫氏により揮毫されたもの。
御社殿は天保5年(1834)に現在の相撲場南側に造営されたが、昭和30年頃に現在の位置に遷された。
旧歴2月の初午日に、初牛大祭が執り行われている。
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相良氏入国より約400年前、今から1200年前の大同元年(806年)に阿蘇神社の神主尾方権之助大神惟基が、神託により同社の分霊を青井に祀ったのに始まるという。阿蘇の広大な原野を開拓し、その守り神として阿蘇山の麓に鎮まる阿蘇神社の御祭神十二神のうち、三神の御分霊が、重陽の日9月9日に青井阿蘇神社に祀られた。足利時代の頃より領主の崇敬を受けた。
慶長18年造の桃山様式社殿群(重要文化財)
最終更新:2009年04月28日 21:52