賈島
779-843
中唐の詩人・官人。字は浪仙、范陽(河北省保定市涿州市)の人。当初僧侶であったが、還俗した。「僧は敲く月下の門」の句を考えてる際に、「敲く」と「推す」で考えている最中に京兆尹の
韓愈の行列に乱入してしまった「推敲」の逸話で名高い。詩才を認められて韓愈に師事した。韓愈の推薦で進士の試験を受けたが、何度も落第し続けて次第に試験会場での素行も悪くなり、それを忌まれて及第していないにも関わらず長江主簿に任命・左遷された。『新唐書』に伝がある。
列伝
外部リンク
最終更新:2023年06月27日 14:53