鄧玄挺
?-689
初唐の官人。雍州藍田の人。幼くして文をよくし、左史に任じられた。
上官儀に連座して頓丘令に左遷されたが、善政し、勅書で慰問された。中書舎人、吏部侍郎となるも、澧州刺史となり、再度善政が知られたため、晋州刺史に遷り、麟台少監、天官侍郎となった。娘が鄱陽郡公
李諲の妻となっており、
武則天が即位すると、李諲は
中宗の復位をはかって計略したが、事前に聞いていたが告発しなかった。そのため発覚して獄に下されて誅殺された。『旧唐書』に伝がある。
列伝
『旧唐書』巻一百九十上 列伝第一百四十上 文苑上 鄧玄挺
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最終更新:2024年12月03日 21:23