庾倹
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隋・初唐の官人。庾質の子。隋に仕えて、襄武令、元徳太子学士、斉王の属僚となった。斉王の属僚であった時、父庾質は煬帝に仕えていたが、庾倹が煬帝に疑われていた斉王に仕えたことによって父庾質は左遷された。義寧年間(617-618)に太史令となり、唐が成立するとやはり太史令に任じられた。父が煬帝に仕えて吉凶占いを行ったにも関わらず獄死したため、その職を恥じ、太史令の職を
傅弈に譲った。『隋書』に短い伝がある。
列伝
『隋書』巻七十八 列伝第四十三 芸術 庾季才 子質 子倹
最終更新:2023年08月17日 00:41