麟徳殿

麟徳殿

長安、大明宮の使節。唐の都・長安の北東にあった宮城。三殿ともいう。近臣や外国の使節の招宴といった迎賓館として使われた。太液池の西に位置した。大明宮内の最大規模の宮殿で、南北三棟が連続して建てられており、日本の平城宮第一次大極殿に影響を与えた。殿は三あり、南に閣があり、東西に楼があったから、三殿ないしは三院と呼ばれた。東楼を弁儀楼といい、これは東廊とも呼ばれた。西楼は結綺と呼ばれ、西廊ともいう。

参考文献

愛宕元 訳注『唐両京城坊攷 長安と洛陽(東洋文庫577)』(平凡社、1994年)

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最終更新:2025年01月11日 23:19
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