李蔚 りい
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晩唐の宰相(任875-878)。名門の隴西李氏姑臧房の出身。字は茂休。進士・書判抜萃科に及第し、監察御史、尚書右丞、京兆尹・太常卿、宣武節度使、淮南節度使を歴任、乾符二年(875)吏部尚書同中書門下平章事(宰相)となった。乾符五年(878)宰相を罷免されて検校尚書左僕射、検校司空、充東都留守、東畿汝都防禦使となった。河東節度使、同平章事に任じられたが、任地に到着してすぐに発病して没した。『旧唐書』『新唐書』に伝がある。
列伝
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最終更新:2024年03月07日 01:07