李拯 りじょう
?-866
晩唐の詩人・官人。字は昌時。隴西の人。咸通十二年進士に及第した。乾符年間に節度使の小官を歴任した。黄巣の乱で平陽に逃れた。僖宗が帰京すると尚書郎を拝命し、考功郎中、知制誥に転任した。僖宗が宝鶏に脱出すると李拯も従おうとしたが叶わなかった。襄王が僭称すると迫られて翰林学士となった。
朱玫が政務をとると、乱軍の中殺された。『旧唐書』に伝がある他、『新唐書』に夫人の伝がある。
列伝
『旧唐書』巻一百九十下 列伝第一百四十下 文苑下 李拯
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最終更新:2024年03月07日 14:31