朱玫

朱玫 しゅばい

?-886
唐末の武将。邠寧節度使。邠州の人。もとは龐勛の配下で、その乱に参加していたが、咸通十年(869)沛県の副将となって曹翔に帰順した。黄巣が任命した節度使王玫を斬り、広明二年(881)には戦闘で重症を負ったが、晋州刺史に抜擢され、邠寧節度使に昇進し、黄巣が平定されると呉興侯に封じられた。光啓元年(885)田令孜によって王重栄討伐に向かわされたが大敗し、かえって王重栄に与した。光啓二年(886)嗣襄王熅を擁立して皇帝とし、自らは大丞相と号したが、部下の王行瑜に殺害された。『旧唐書』『新唐書』に伝がある。

列伝・史料

『新唐書』巻二百二十四下 列伝第一百四十九下 叛臣下 朱玫
『旧唐書』巻一百七十五 列伝第一百二十五 憲宗至昭宗諸子 朱玫

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最終更新:2024年06月13日 01:44
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