魏知古 ぎちこ
647-715
盛唐の宰相(在任712-714)。深州陸沢県の人。進士に及第し、鳳閣舎人、衛尉少卿、吏部侍郎に任じられた。母の喪に服し、あけると晋州刺史に任じられた。睿宗が即位すると諫言を行い、景雲二年(712)
姚崇の引き立てもあって、右散騎常侍、同中書門下平章事(宰相)に任じられた。玄宗が即位すると黄門監門下侍中となったが、開元二年(714)に姚崇との不和になって宰相を逐われ、工部尚書となった。『旧唐書』『新唐書』に伝がある。
列伝
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最終更新:2024年04月18日 23:56