上陽宮

上陽宮 しょうようきゅう

東都洛陽の宮城の西南にあった宮殿。西苑の南、洛水に臨む地にあった。高宗が乾封二年(667)創建し、武后が修築した。武后の退位後の宮殿である。その正殿は観風殿、正門は提象門という。開元八年(720)洪水被害のため宮人の大半が溺死した。安史の乱で荒廃し、徳宗の時に破棄された。

参考文献

愛宕元 訳注『唐両京城坊攷 長安と洛陽(東洋文庫577)』(平凡社、1994年)

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2025年02月21日 22:06
ツールボックス

下から選んでください:

新しいページを作成する
ヘルプ / FAQ もご覧ください。