長名榜
長牓、長名姓歴牓、もしくは単に長名とも。選人の駁放牓であり、ここに名前が挙げられた者が放とされて
銓選に入ることができなかった。総章二年(669)に
裴行倹が始めた当初、長名姓歴牓は、その当初は銓選の対象となる「留」人と、対象から外された「放」人とが牓示されており、その後もっぱら放人のみを記すようになっていき、「長名」と呼ばれるようになった。銓選にて提示された官職に対し、三たび不服を申し立てた者は、再度冬集(職事官の任期が満了したのち、規定に従って京師に集まり、銓選に参加すること)を許された。
志
最終更新:2024年12月19日 22:17