劉康乂 りゅうこうがい
?-899
唐末の武将。寿州安豊県の人。農桑を生業としていたが、中和三年(883)に
朱全忠に従って軍功を重ね、元従都将となった。朱全忠により徐州・兗州・鄆州攻略に際しては陣営を構築し、検校右僕射、兼領軍衛となり、密州刺史となった。光化二年(899)
王師範が青州で叛き、密州を攻撃したが、兵は少なく、敵兵は万を超えた。善戦したものの衆寡敵せず、陥落して殺害された。『旧五代史』に伝がある。
列伝
『旧五代史』巻二十一 梁書二十一 列伝第十一 劉康乂
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最終更新:2025年01月27日 20:01