韋仁寿 いじんじゅ
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隋・初唐の官人。京兆万年県(陝西省西安市)の人。隋の大業年間(605-618)末、蜀郡司法書佐となり、死刑囚すら納得する公平な裁判を行って名声を得た。
高祖が関内に入ると、唐による蜀の平定を布告し、そのため巂州都督府長史に抜擢された。南蛮の慰撫に優れた手腕を見せ、南寧州の統治を任された。益州刺史の
竇軌に妬まれ、その策謀によって反乱傾向のある蜀の山獠に派遣されて、翌年病のため卒した。『旧唐書』『新唐書』に伝がある。
列伝
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最終更新:2025年04月21日 11:00