石頭希遷 せきとうきせん
700-791
中唐の禅僧。俗姓は陳。端州高要県の人。はじめ
慧能の弟子であったが、その示寂後、その法嗣である青原行思に師事して法嗣となった。衡山の南寺の石上に庵を結んで座禅をしたところから、石頭和尚とよばれた。その一宗は石頭宗と呼ばれ、馬祖道一とともに並び称された。著作に『参同契』がある。『宋高僧伝』『景徳伝燈録』に伝がある。
史料
『宋高僧伝』巻九 習禅篇之二 唐南嶽石頭山希遷伝
『景徳伝燈録』第十四 南嶽石頭希遷章
外部リンク
最終更新:2025年05月25日 20:35