張士巌

張士巌　ちょうしがん

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唐代の孝士。汴州の人。父が病むと、父に鯉を食べさせようと、冬の季節に池の氷を溶かすために身体を氷につけていると、獺(かわうそ)が魚を咥えてその前に持ってきたという。母が病んで癰(はれもの)ができると、癰の血を口で吸い取った。父が亡くなると墓を家とし、虎や狼が寄りかかってきたという。

列伝

『新唐書』巻一百九十五 列伝第一百二十 孝友