王少玄 おうしょうげん
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初唐の官人。博州聊城県(山東省聊城市)の人。父が隋末に戦火に巻き込まれて殺害されたが、父の死後に産まれた。十歳で父の遺骸を探し求め、当時信じられていた子の血を骨に漬けて滲むと父親であるとの説により、野は白骨で覆い尽くされていたにも関わらず、皮膚を突き刺して血を流し続けて、十日ほどで父の遺骸を発見し、葬ったが、重症を負い、治癒には長年かかった。貞観年間(623-649)に徐王府参軍を拝命した。『旧唐書』『新唐書』に伝がある。
列伝
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最終更新:2025年06月13日 00:25