王君操 おうくんそう
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初唐の人。莱州即墨県(山東省即墨市)の人。父は隋の大業年間(605-618)に郷人の李君則に殴り殺され、母劉氏が役所に訴えたが、李君則は逃げ去った。王君操はまだ六歳であった。貞観年間(623-649)に王朝は代わり、王君操は身寄りがなくて貧しかったが、李君則を刺殺し、その心臓・肝臓を食らって食べ尽くし、その後莱州刺史に自首した。莱州は死罪の判決を下したが、その報告を
太宗がみると、詔があって赦免された。『旧唐書』に伝がある。
列伝
『旧唐書』巻一百八十八 列伝第一百三十八 孝友 王君操
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最終更新:2025年06月17日 12:33