宇文覚
542-557
北周初代の皇帝(在位557)。名は宇文覚。字は陀羅尼。諡は孝閔皇帝。宇文泰(文帝)の第三子、母は元皇后。556(西魏、恭帝の三)年宇文泰が没すると、太師大冢宰を継ぎ、ついで周公に封ぜられ、さらに禅譲をうけ翌年十一月即位した。補佐の遺命をうけた実権者宇文護にたいするクーデタに失敗し、帝位を廃され、まもなく殺害された。皇后元氏は西魏文帝の第五女。陵名は静陵。
本紀
『周書』巻三 帝紀第三
『北史』巻九 周本紀上第九
参考文献
『アジア歴史事典』3(平凡社,1960)
外部リンク
最終更新:2024年09月30日 08:20