李公淹
?-?
隋・唐代の官僚。南北朝以来の名族で、唐代には「七姓十家」に数えられた趙郡李氏の分流・西祖の出身。恵明の子。群雄の
竇建徳配下の曹旦の長史であったが、竇建徳が敗れると、唐使の
魏徴とともに、
裴矩・曹旦に唐への帰順を勧め、
伝国八璽をもって山東をあげて唐に帰順させた。譜に精通し、そのため「肉譜」と呼ばれた者の一人に数えられた。右司郎中・員外散騎侍郎となり、太宗の命によって
韋叔諧とともに南越州の反乱を説諭して降伏させた。
表・列伝・史料
最終更新:2022年11月23日 22:59