羯鼓

羯鼓(かっこ)

楽器の一種。打楽器で、八楽の「革」に分類される。唐代には亀茲部・高昌部・疏勒部・天竺部などに用いられた。奏者の正面に横向きに置き、先端を団栗状にしてある桴を使って左右両面を打つ。五胡のひとつの羯から伝えられた鼓であるからこの名がある。玄宗が最も愛した楽器である。日本では雅楽で用いられ、現存する。

志・列伝

『新唐書』巻二十一 志第十一 礼楽十一
『新唐書』巻二十二 志第十二 礼楽十二
『新唐書』巻二百二十二下 列伝第一百四十七下 南蛮下

参考文献

『唐代の楽器』(音楽之友社,1968)
中純子・幸福香織「『太平広記』楽部訳注稿(6)」(『中国文化研究』35,2019)

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最終更新:2022年12月03日 23:55
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