鶏婁鼓

鶏婁鼓(けいろいうこ)

雅楽器の一つ。鶏楼とも。八音の「革」に分類される。亀茲(キシュ)・疏勒(カシュガル)・高昌(トルファン)の楽器。小型の太鼓に似た形で、胴の側面につけた長いひもを首にかけてつるし、ばちで鼓面を打って鳴らす。現在の雅楽でも用いられており、舞楽「一曲」でのみに使用される。左方の舞人が首から下げて右手のばちで打つ。

『新唐書』巻二十一 志第十一 礼楽十一

参考文献

中純子「陳暘『楽書』の研究(3)」(『中国文化研究』23,2007)

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最終更新:2022年12月04日 22:18
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