業務日誌/2013年02月22日/与り知らず - 中州の日々～亜鳥紫音 業務日誌～

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巫女さんからサクマという人物についての問合せがあった。
どこかで聞いたような気もするのだが思い出せる情報はなかったので
とりあえず力になれない旨を伝えて会話を終えた。

何故か胸が痛い。
大切な何かをどこかになくしている。
終わっていない、あるいは終わってしまった何かだ。

中州の皆に聞いてまわったが特に収穫はなかった。
いや、そうでもないかもしれない。
少なくとも誰もが何かを知っている様子だった。
だがそれは、俺に決して明かせない類の何かなのだろう。
不自然に話題を逸らすことすら回避しなければならないほどの何かがあるのだ。

もう少し様子を見ていることにする。
何かあればまた巫女さんから連絡があるだろう。

サクマと俺の間には重大な何かがあるのだろうから。

カテゴリ: [約束] - &trackback() - 2013年02月22日 00:09:06

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