中州の日々~亜鳥紫音 業務日誌~内検索 / 「冥グループ消滅」で検索した結果

検索 :
  • 業務日誌/2006年01月30日/冥グループ消滅
    #blognavi 今日の敵はそれほど強くなかったと思う。 琴ちゃんが少し怪我をしたけれど結さんの治療が必要ないくらいのものだった。 念のために治療してもらうように琴ちゃんを事務所に送り、統括所に行った。 そこでは決斗さんがカシギさんに掴み掛かっていた。 マコトさんに事情を尋ねると、決斗さんの親友でもう一人の自警団副団長だった 三池累さんが率いていた「レッド・クルセイダーズ」の消息が途絶えたという。 結局、私たち「チームアトリ」と「ケット隊」の有志で冥グループの 派遣地域へ偵察に赴くことにした。 もう、そこになんの反応も残っていないと分かっているけれど、 自分の目で確かめないと気が済まなかったからだ。私も、決斗さんも。 そこには、何もなかった。 おそらく、各グループの隊長に最後の最後の手段として渡された 「対神級存在対消滅爆薬」を発動させ...
  • 業務日誌/2006年01月30日
    業務日誌/2006年01月30日/冥グループ消滅 #blognavi
  • 業務日誌/カテゴリ/終末
    ...bsp; 冥グループ消滅 (2006年01月29日)  風のグループと共同戦線を張った (2006年01月28日)  初陣 (2006年01月27日)  静かな町 (2006年01月26日)  静かな戦い (2006年01月25日)  チームアトリ (2006年01月24日)  世界が終わった日
  • 業務日誌/2006年01月29日/風のグループと共同戦線を張った
    #blognavi 真夏ちゃんのグループ「中高生連隊」と一緒に戦った。 理由は数は多いけれど実力に難のある真夏ちゃんたち「風」と 数は少ないけれど一人一人の能力は高い私たち「虚」、 どちらか一つでは解決できない事態が発生したからだった。 「レギオン&マイン」と名づけられた古いエミュレイターで 大量に現れる眷属と、同じ姿をした7体の魔王の進軍。 止めるために、15人の中学生が倒れた。そして、彼らをかばって 叢雲さんも魔王の刃を受けてしまった。 戦闘後、治療を受けみんな命は助かった。でも結さんは傷ついた 彼女らはしばらく戦闘できる状態には戻らないだろうと結論づけた。 特に叢雲さんの受けた傷はプラーナに大きな損傷を与えたらしく、 少なくとも1ヶ月の療養を必要とするらしい。 叢雲さんは戦えると言っているけれど、私は結さんの判断を信じ、 叢雲さんを戦闘部隊か...
  • 業務日誌/2006年02月05日/四大天の侵攻
    #blognavi 突然、巨大な四つの紅い月によって空が真っ赤に染まった。 四体の巨人が四方に現れ、周囲を破壊し始めた。 結さんの決断は対神級存在対消滅爆薬によって深宮の北半分を犠牲に 二体の巨人を滅ぼし、水と天のグループで残り一体、 私たちとラグナロクでもう一体を屠る、というもの。 でも、その作戦は却下された。誰だって、自分から生まれ故郷を消したくはないのだから。 結果だけを書くと、結さんは正しかった。 「ケット隊」は弾輝さん、優作君、衝子ちゃんが負傷。 「チームアトリ」はアカネさん、佐藤君、鈴木君、真夏ちゃんがリタイヤ。 「アクア・ソウル」は最終手段すら使えずに全滅。 「ラグナロク」はノルンさんがかなりの深手を負った。 どのグループにも残る一体を倒す力は残っていなかった。 救ってくれたのは、琴ちゃんのご両親だった。 世界結界を失い、理性が冥界に...
  • 業務日誌/2006年01月25日/チームアトリ
    #blognavi 今日、来るべき戦いに備え深宮にいるウィザードを7のグループに分けた。 大学、高校、中学にいた生徒、教師のウィザードたちで4つ。 自警団を中心とするメンバーで3つ、私たちはこちらに所属する。 私たちは中州に集ったメンバーでひとつのグループを形成することになった。 マコトさんと深風さんはフシギさん、カシギさんと共に統括所に入る。 天津さんたちは自警団に合流するグループだそうだ。 真夏ちゃんは刹那ちゃんや李刻君と同じグループらしい。 私たちのところにももう少し補充メンバーが欲しい旨を伝えると、 二人だけだけれど補充メンバーをまわしてもらえた。 結さんと黄金さんだった。 黄金さんは時空転移の研究のため、結さんと研究室にこもっていたらしい。 力強い味方だ。素直に嬉しい。 カシギさんは「回せるならもう少し援軍を送ってあげたいが」と 申...
  • 業務日誌/2006年02月03日/結界を越えてくるモノ
    #blognavi 地のグループがほぼ全滅した。死人は出ていない。異様な光景だった。 昼過ぎに、南西地区の世界が大きく揺らいだのが始まりだった。 南地区に出現したエミュレイターの圧倒的な力の前にかなりの被害を受け、 救援要請を出した後戦闘行動を控えていたらしい。 そこに西地区での戦闘を終えた火のグループ「ラグナロク」が到着、 戦闘を開始したのだが、その戦闘行動に巻き込まれた結果、 グループがほぼ壊滅してしまったと、地のグループのリーダーは言っていた。 彼らはそれほどの戦闘を連戦し、笑顔で帰還する集団なんだ。 彼らの実力は、私たちの一段上にいるみたい。 結さんは今日の戦闘が世界結界に与えたダメージを心配していた。 フシギさんたちは、大丈夫なのだろうか。 カテゴリ [終末] - trackback- 2006年02月...
  • 業務日誌/2006年01月27日/静かな町
    #blognavi 人がほとんど町にいない。 イノセントはあの日世界と一緒に消えてしまい、 残ったウィザードは戦いのために各グループでまとまっているから。 はやく戻ってほしい。 今日、天津さんたち天のグループと、水のグループが戦闘を行った。 みんな無事だったらしいけれど、やはり苦しい戦いだと決斗さんは 言っていた。 今後、戦いは確実に激化する。それでも、生き残らなければ。 カテゴリ [終末] - trackback- 2006年01月27日 01 01 24 #blognavi
  • 業務日誌/2006年01月31日/未来が消えていく
    #blognavi 私たちは今日、出撃はない予定だった。 けれど、結果的に出ることになったのは、風のグループからの救難要請があったから。 火のグループが北地区で最終手段を使用して、西で防衛を行っていた 真夏ちゃんたちも苦戦していることをマコトさんに聞いて、 アカネさんと二人で支援を名乗りでた。 私たちが間に合ったのは運が良かったからじゃない。 刹那ちゃんが先読みした未来から的確な指示を出していたのと、 崩壊する戦線を李刻君が一人で支えたていたから。 でも、その無理のせいで李刻君はかなり酷い怪我をしてしまった。 でも、みんな生きていた。大怪我した人も何人もいるけれど、無事だった。 火のグループと風のグループの運命が分岐した理由。それはたぶん 刹那ちゃんが最後まで諦めず、最後の手段を使わなかったから。 受動的な理由で命を捨てたら運命の人に怒られそう...
  • 業務日誌/2006年02月02日/部隊再編成
    #blognavi 今日は比較的無事な天と水のグループのみ出撃。 地のメンバーをサポートとして派遣したことで、被害を最小限に抑えたらしい。 結さんと叢雲さんの作戦がうまくいっている。 その間に被害が大きい風の軍団を解体して各グループの補充に回された。 ウチには真夏ちゃん、刹那ちゃんと3人の男子が配属された。 金髪ショートカットの明るい佐藤壮太君、 センター分けで少し神経質そうな鈴木正一君、 長髪でちょっとぽーっとしている王崎礼羽君だ。 部屋はたくさんあるので好きなところを使ってもらうことにした。 ウチは女所帯なので三人ともかなり緊張していたようだ。 あと、刹那ちゃんが紫音の部屋を占領して真夏ちゃんともめていた。 結局紫音の部屋は刹那ちゃんが使うことになった。 おとなしそうに見えてかなり強引な子だ。 夜に統括所に来客があった。 なんと消えてしまった...
  • 業務日誌/2006年02月04日/流馬さんのこと
    #blognavi 今日もみんな無事だった。 気になるのは、4グループが全て出撃していたことくらい。 水のグループは三日連続の出撃、かなりの疲労が溜まっているはず。 夜、鳴海流馬という人物について中州の資料を調べてみた。 あれほどのウィザードなら絶滅社やロンギヌスが把握しているはず。 ブラックリストに載っていた。 腐れる海邪神、あるいは単にロキと呼ばれるウィザード。 書かれていたキーワードは 戦闘狂、仲間殺し、エミュレイター疑惑。 調査書はある言葉で締められていた。 狂っている、あるいは腐っていると。 確かに、エミュレイターと戦っている時の彼は終始笑顔で、 怖かった。 カテゴリ [終末] - trackback- 2006年02月04日 01 46 26 #blognavi
  • 業務日誌/2006年01月29日
    業務日誌/2006年01月29日/風のグループと共同戦線を張った #blognavi
  • 業務日誌/2010年10月02日/ヴァルキリー相殺
    #blognavi 閃一と流々が来たが聞き分けのない子供に構っている場合ではない。 悟と譲の諍いだとか、決斗と楯がとかそんないつものことで いつもいつも俺が仲介する理由などないからだ。 アースガルドでヴァルキリー同士が殺しあおうとしていると連絡があった。 そちらのほうがはるかに重要で緊急性が高い。ノルンも困っていたようだしな。 現場に着くとテレサ、シィルを中心としたグループとファーガ、マリアを中心としたグループで 本当に相手を殺す気で争っていた。一番生き生きと殴って回っていたのは止めるべき立場の流馬だったが。 いつもは争うことのないだろうシェルとシィルが別陣営だった。 ディーンがガングリルに味方し、ルーシィがそれに敵対するという事態も起こっていた。 俺が着いたことを察知すると双方一旦戦闘を中止し会話のテーブルについてくれたが、 どうにも問題の根源はアース...
  • 業務日誌/2006年01月26日/静かな戦い
    #blognavi 今日、火のグループがエミュレイターと戦った。 犠牲は出なかったらしいけれど、たった一体にかなりの 苦戦を強いられたらしい。 私たちは戦いにこそ出なかったけれど周りに満ちる魔王の気配を 感じていた。 カテゴリ [終末] - trackback- 2006年01月26日 00 23 29 #blognavi
  • 業務日誌/2006年01月28日/初陣
    #blognavi 私たちに出撃命令が出た。北地区に現れたエミュレイターを撃退する。 叢雲さん、アカネさん、佐伯さんは流石の実力だ。 びっくりしたのは琴ちゃんの力だ。 正直に言うとあんなに強いなんて思いもしなかった。 でも、それでも私たちが勝ちを拾ったのは運が味方したとしか思えない。 もう一体、敵がいたら危なかったと思う。決斗さんの意見は正しい。 結さんが傷を治してくれたけれど、いつもながら治療方法は謎だった。 どうしてこんなに綺麗に直るんだろう。 地のグループに二人、行方不明者が出た。 カテゴリ [終末] - trackback- 2006年01月28日 02 00 05 #blognavi
  • 業務日誌/2012年10月17日/一問去ってまた一問
    #blognavi 仕事帰り、たまたま終業時間が同じだったエルティナと昼食を食べた。 彼女と別れた帰り道の途中でふと疑問が頭にうかんだ。 ラスティは流馬が置き去りにしか過去の鳴海流馬だったようだ。 ならば、以前過去の鳴海流馬の性格設定を持って目覚めたとされた エルティナは一体誰の性格が反映されて目覚めたのだろうか。 何事にも我関せずという感じだが頼みごとは嫌な顔もせず進んで行う。 好戦的なようでヴァルキリーの中では最も時と場所に気を使うグループに入る。 変わったこと、新しいこと、自分にできないことを知るのが好きだ。 何にせよ自分以外の黒歴史を知る人間はほぼいないのだから 簡単に調べられるようなこともないだろう。 瑣末な問題でもあるしこの件はよほど暇にならない限り放置することにする。 カテゴリ [普通] - tra...
  • 業務日誌/2006年02月01日/結界強化
    #blognavi 今日、カシギさんとマコトさんがフシギさんのところに行った。 一人で張っていた世界結界を強化するためだそうだ。 その後、彼らはシステム補助のために向こうに残る。 そのため、統括所には結さん、叢雲さん、李刻君の三人が入ることになった。 結さんは統括所とチームアトリの掛け持ちになるため、負担が大きい。 そのことを結さんに尋ねると、ただのウィザードとは体の作りが 違うからね、何も問題はないよ、と答えてくれた。 詳しくは教えてくれないけれど、紫音は全て知っているらしい。 そう微笑んだ結さんは、こんな時だというのにとても楽しそうだった。 今日は全グループ出撃だったけれど、犠牲者は出なかった。 結界も強化されたし、明日は少し休めるかもしれない。 カテゴリ [終末] - trackback- 2006年02月01日...
  • 業務日誌/2011年11月20日/一人目の履歴
    #blognavi 自分について調査を行っている。 亜鳥紫苑、イノセント 亜鳥清四郎とスカーレット三還の長女 財閥後継者である一紫を護るため 一紫は女、紫苑は男として育てられる。 ただし、家族のみでいる旅行中のみは 元の性別で暮らす両性的な養育環境であった。 その後、飛行機事故に巻き込まれ両親を失う。 実際にはこの時点で死亡し、ウィザードとして再生した。 五歳の頃、日本北部の町で暮らす時期に 神宮寺鈴と接触、男よりも男らしく育てられた 紫苑は男と男の約束を交わした。 亜鳥本社を狙った爆弾テロに巻き込まれ死亡、享年七歳。 この事件の後、兄は急速にグループを纏め上げた。 二十歳にならない時代にあの魍魎の巣みたいな会社を 掌握したということになる。 とんでもない才能だな。 このあたりの記憶は俺にはまるでない。 どうやって生きて...
  • 業務日誌/2010年11月01日/巨大資本、プライベートに結託
    #blognavi 昨日の件で兄が時間を作って深宮を訪れた。 亜鳥重工を始めとする亜鳥グループとしてはこの突然の派遣話に いきなり対応することはできないのでとりあえず企業同士での話が 纏まるまでは兄個人のコネクションから亜鳥系列の人材派遣会社を 紹介できるということになり、交渉も兄が個人でどうにかすると言った。 ノルンのほうもブリュンヒルデ財団の正式な依頼として申し込むのは 本国のほうで承認を得てからになるが整い次第支払いは行うと言い、 それまでの保証はノルン個人で請け負うということになった。 大企業のトップと世界的財閥の後継者が話している内容がこれでいいのだろうか。 これが正式に業務提携とかいう話になれば普通に経済ニュースの記事になりそうだ。 その後、ノルンから俺に冗談のような仲介料を提示されたが断った。 友人の頼みを聞いただけで報酬など不要だ。金持...
  • 業務日誌/2011年07月23日/ありがたい話
    #blognavi アプフェルツヴェイグから連絡が来たので自分の店を持つため調理師学校に通うことを話し、 採用に応えられない旨を謝ると、先方はもともとウィザードに一般人のような 長期雇用を求めてはいないので一年でも働いてみないか、と返された。 どうやらグループディスカッションや個人面談、そして休憩室での態度が気に入られたようだ。 隠し撮りしていることに俺が気付いていたということも高評価だったらしい。 本社から固辞されても必ず留意させろという命令まで出たというのだからよほどのことなのだろう。 三十年勤め上げられる人材よりも百日の修羅場を潜り抜けられる人材を、という方針だそうだ。 ありがたい話だが、有難すぎるだけに作為的だ。 ゴルデナーアプフェルの指示で俺のような危機の最前線を招き入れるという話は 正直何か裏があるとしか思えない。やはり少し調べる必要がありそうだ。 ...
  • 業務日誌/2006年09月03日/私たちの協力者
    #blognavi まだ正義さんからの返答はない。 こちらに戻ってきて、久しぶりの休息。 そういえば、、、前期の単位、1個も取ってない。留年か。ちょっとやだなぁ。 刹那ちゃんの「北へ向かって微かな因果が続いている」の言葉で、私たちはひとまず北を目指すことにした。 その途中で私は何人かに会うつもりでいた。 一人目は紫音のお兄さん。 亜鳥グループの幹部にして、亜鳥重工の社長。 紫音が世界を渡るきっかけになった事件も亜鳥重工の人造人間製造工場だったはず。 終末事件以降会ってないけど、必ず何かを知っているに違いない人物。 アンゼロット様。 あの人なら紫音の行方を知っているかもしれない。 そうでなくとも、第八世界にやってくる存在については関知してるだろう。 世界を渡る方法だって、あるいは。 あと他にもいたけど、やはりライラック=ラナラーン。...
  • 業務日誌/2011年09月10日/一日研修
    #blognavi アプフェルツヴェイグの社内研修に参加した。 ビジネスマナーをはじめとするセールスの基本所作について講義を受けた。 やはり長髪は駄目なようだ。ただし失礼よりもそのキャラクター性が 重要視される場面もあるので活かせるならば武器として使うやり方もあると 言っていた。常識や迎合は防具であり、個性は武器なのであるとも。 ウチが求めるのは強さなので、武器と防具のバランスや重要性を理解せよという マニュアルだけではない柔軟さを強調していた。 ここまでが午前中に行っていた共通の研修だ。 そこからは営業配属組と総合配属組に分かれての研修となった。 営業と総合と銘打ってはいるがようするにイノセントとウィザードに分けて イノセントは普通にグループディスカッションを ウィザードはもう一つの仕事である魔道具や能力向上プログラムの開発、 およびそれらを流通に乗せる...
  • 業務日誌/2006年02月11日/統括所解散
    #blognavi ノルンさん、佐藤君とともに戦列に復帰する。 身体は完全に治っている。昨日の今日なので何か不思議な気分だ。 目が覚めると真っ赤な髪と四つの瞳、そして六枚の翼を持った 美しい女性型エミュレイターが枕元に立っていた。 自分の名はレプトだと名乗った彼女は 結界のほうがかなり危機的な状況になっているから行ってくる。 人を保健室に捨ててきたから後のケアよろしく、 と告げて消えた。 保健室に行ってみると深風さんとマコトさん、そしてカシギさんが ベッドに寝かされていた。 三人はその力のほとんどを使い果たし、しばらく動くこともままならないみたい。 急いで病院の方に移送したけれど、結局世界が戻らないことには 医師がいないためベッドを移しただけだ、どうにもならない。 事態の報告に統括所にいくと叢雲さんが撤収準備をしていた。 理由を聞くと機能し...
  • 業務日誌/2012年11月03日/対神級対消滅爆雷・改
    #blognavi 終末事件では使わなかった対神級対消滅爆雷と エンブラを滅ぼすために創造された除草剤、 双方の性質を併せ持つ今回の事件に特化した兵器を受注した。 名付けるとすれば対奈落樹特化対消滅除草爆雷、 世界の一部と引き換えに奈落の樹を消滅させる悪魔の力だ。 対神級対消滅爆雷では局所的に甚大な被害が発生し、少なくとも使用者は死ぬ。 除草剤はあくまでも増殖を反転させる効果しかないので完成したアスクーへの効果は薄い。 それゆえに混ぜるという手段をとらざるを得ないという俺と博士の一致した意見があり、 今回の無理を実行することとなった。 博士の実験に付き合う約束は重いが背に腹は代えられない。 アスクーが本土に確認される前に洋上で使用する。 かかるのは俺の命一つなので、今回の作戦は気楽なものだ。 追伸:アスクーが侵攻を再開した。さすがのライラ...
  • 業務日誌/2006年02月14日/世界再生の光
    #blognavi 私たちは戦った。 鳴海さんも、ライラックも黄金さんも李刻君も刹那ちゃんも、 途中で駆けつけてくれたレプトさんも、 地上からガンナーズブルームで支援してくれた叢雲さんも、 みんなで頑張ったから、地球は救われたんだと思う。 戦闘は唐突に終結した。 あの時、刹那ちゃんはエミュレイターに殺されようとしていた。 でも彼女は叫んだんだ。「運命なんかに負けてたまるもんか」と。 その直後、ひどく懐かしい叫び声を聞いた気がしたと思う。 そして、一帯にいたエミュレイターは消滅した。 空には敵を巨大な剣で斬り倒し、二重螺旋の光でなぎ払う巨人の姿があった。 そして、その肩からこちらに降りてきたのはコマンダーゲンだった。 光の巨人はその後すぐに消え、しばらく後に空に映像が写った。 そこには世界を託す演説中のアンゼロット様がいて、 私たちは思...
  • 業務日誌/2010年02月15日/空より落ちる大地
    #blognavi 北にエミュレイターが集結しつつあると言われ、現場に急行すると 深宮の半分くらいはありそうな大地が落ちてきており、それを 押し返そうとエミュレイタ-が力を合わせて頑張っているという 異様というか不思議というかよくわからない光景に出くわした。 奮戦むなしく?そこにいたエミュレイターは全滅、大地は深宮北岸に めりこむような形で着水した。大地の上部には戦艦のようなものが刺さっていた。 降ってきたのは、アースガルドだった。 直後にアグニーが出現し、やり遂げた満足顔でロキが現れたので問い詰めた。 あの外道、「運搬するのが面倒になったからアグニーの砲撃で狭界ごともってきた。 まあ、突入するときに世界の殆ど燃えてなくなったがいくらか残ったのでよかった。」 みたいなことを言いやがった。ダイダロスがある部分に被害が出たらどうするつもり だったんだこいつ...
  • 業務日誌/2012年11月04日/絶大と無限
    #blognavi 日誌を書けるということは、アスクーを無事に消滅せしめたということだ。 深月の本質は無限にプラーナを使い事象を起こすことにある。 そしてそのためには大量のプラーナを取り込む必要がある。 だから、深月は無限にプラーナを吸収、貯蓄することができるはずだ。 対消滅爆雷の過程は、まず消滅させる対象をプラーナの形に分解する。 そしてそのプラーナの爆発的供給が起こす世界結界への破壊を 世界への影響を最小限に抑えるべく、最もプラーナを使う存在消失という 局所被害を意図的に発生させる。 その結果、どちらも消滅するという現象となる。 前の爆雷は世界の一部を先にプラーナに変換し敵をその対消滅に巻き込んだが 今回はアスクー本体に干渉しプラーナに変換し、世界が余波で対消滅する。 つまり、余波での対消滅が起こる前に世界を破壊、変革するほどのプラーナを ...
  • 業務日誌/2009年12月18日/万能なる力の限界
    #blognavi 時間逆行を使えば歴史の改変が可能、ってことは紫音をこんな状態にする必要がなくなる。 そいつを使えないかどうか聞いてまわっちゃみたが、 どうやらそうそう都合のいい話じゃないらしい。 時間逆行ができるのは一人であること、 時間を順行はできないこと、 時間逆行を止める手段がなければ事象の始まりを通り越し逆行者は消滅すること、 時間逆行に使うエネルギーが特殊な人造人間10体分必要であること、 時間逆行を使用した者は次の時間軸でも必ず時間逆行を行わねばならないこと、 逆行した時に干渉する際、過去の自分と出会うとその両方が消滅してしまうこと、 過去を変革すると現在は世界樹から切り離され消滅することなどだ。 最後の1つはよくわからないが、残りの条件もかなり厳しい。 飛ぶのは俺で問題ねえし、戻ってこれないってのも覚悟はできる。 だが、その次...
  • 業務日誌/2010年02月27日/終末の終幕
    #blognavi 戦いは終わった。多くの怪我人は出たが、俺達は誰も死ぬことなくこの終末を乗り切った。 朝方、竜王の身体に異変が生じ、なんだか名状し難きモノになっていった。 それを見た時、仲間達は半ば自棄になったように様々な意見を出してきた。 金執事は大学を使った篭城作戦に切り替えるよう進言してきた。 李刻は俺に隊長の義務として一発逆転の策をひねり出せと言ってきた。 ポン刀メイドはあまりの異様と強大さに自爆攻撃を提案してきた。 弾輝は大学を開放し、結界組にも戦ってもらおうと言った。 シィルは一度この深宮を脱出し、戦力を整えてから奪還しようと望んだ。 リンはダイダロスで深宮の地表ごと竜王を消し飛ばす作戦を考えた。 ノルンは深月の力でなんとかできないのかと聞いてきた。俺の深月も流馬のアグニーも エネルギー不足だと告げると、口を閉ざし部屋に下がった。 絆は、地上で...
  • 業務日誌/2012年11月03日
    業務日誌/2012年11月03日/対神級対消滅爆雷・改 #blognavi
  • 業務日誌/2010年02月11日/天よりの侵攻
    #blognavi 部隊編制は大きく方向転換をしなければならなくなった。 それも明日、ドラウプニルの光から解放されたアスラ王を倒せたらの話だが。 前の戦いで最大の被害を出した四大天が来襲した。 東を金執事と俺、西をライラックと決斗が足止めし、その間に 北を蜂磨、律華を中心に一班、二班で倒しその後西を討伐、 南を師匠、ディーンを中心に残りで倒しその後東を討伐という作戦に出た。 誤算が二つ発生した。 いい誤算はライラックと決斗が西天を独力で撃破したこと、 悪い誤算は北天を撃破した直後に更なる敵の襲撃があり、二班が全滅したということだ。 一班も叢雲さんが傷つき、博士の治療を受けているが戦線復帰は絶望的とのことだ。 為天インドゥラと非天アスラ、新たに現れた二体は四大天以上の力で戦場を蹂躙したらしい。 インドゥラは飛来した光によって消滅した、とジンから報告を受け...
  • 業務日誌/2010年08月10日
    業務日誌/2010年08月10日/台風消滅作戦 #blognavi
  • 業務日誌/2012年09月10日/再び宇宙へ
    #blognavi 流馬、ディーン、ルーシィ、昴、銀騎士とともに再びアグニーでプトレマイオスへ向かう。 アースガルドの仕事を休みがちになってしまっているが 出張という形にしてくれているノルンや流馬、 負担を請け負ってくれている職場の仲間達に感謝したい。 また、細かい商談やオープンスタッフの募集などを 引き受けてくれているレヒトさんにもいつか恩を返さないといけないな。 この出撃で事態が収束し、金良の人造人間が目覚めることを信じよう。 カテゴリ [事件] - trackback- 2012年09月10日 00 27 19 #blognavi
  • 業務日誌/2010年02月08日/百万の星屑
    #blognavi 今、博士に対神級対消滅爆薬を用意してもらっている。 俺が使い、深月の力でなんとか生き残る、これくらいしか手段がないからだ。 昼過ぎ、北の空に流星群を観測した。 博士はディングレイだと断定し、全員で迎撃に移ったが対象が巨大で数も多く、 止めることができなかった。鋼先生が星の海で行方不明になり、明日には ディングレイはこの深宮に振りそそぐ。それで世界は終わる。 何度も世界を滅ぼした魔星を止める星の勇者は今いない。巫女すらいない。 ここにしか世界がないからここに降るのだ。それはきっと止められない。 それでも俺は諦めない。やれることを、全力でやる。 カテゴリ [終末] - trackback- 2010年02月08日 00 31 21 #blognavi
  • 業務日誌/2011年10月12日/失職
    #blognavi アプフェルツヴェイグが潰れた。 俺が何をするまでもなく、別のウィザードによって悪事を暴かれ ゴルデナーアプフェルがこの世界から消滅したためだ。 俺はどちらにも加勢せずただ見ていた。 勤めていた会社という点だけではなく、やがて夢の終わりが来た時に 少しでも多くの人々が生き残るために、イノセントをウィザードにするという その考え方を一概に悪と断ずることができなくなっているからだ。 だが、黄金の林檎は地に落ちた。 結局、人とは痛みに耐えられず力で壊してしまう生物なのだろう。 いつなのかわからない終わりに備えることは本当に難しいようだ。 というか俺は今日、職を失った。 カテゴリ [事件] - trackback- 2011年10月12日 01 49 45 #blognavi
  • 業務日誌/2010年01月23日/決戦前夜
    #blognavi 歴史の再現性が正常に働いているのなら、明日、世界は滅ぶ。 本島では恋人同士の送る一月遅れの聖夜祭というイベントが盛り上がっているらしい。 深宮でもいくつかそれにちなんだイベントが催されるようだ。 博士曰く、イベントが全て終了し、皆で片付けをしている最中に姫さんの緊急映像が 空に映り、その後イノセントが全て消滅したのだという。 中洲でもささやかなパーティーを行った。隠れている俺は部屋で一人ケーキを食った。 事情を知っている皆が合間をぬって訪ねてきてくれたことが嬉しかった。 これが未来への希望を繋ぐ力になれば幸いだと思う。 このイベントは毎年恒例にしてもいいような素晴らしいイベントなのかもしれない。 だが、発信元の名前、ツンデレ教てのだけはなんとかならなかったのだろうか。 カテゴリ [普通] - trac...
  • 業務日誌/2010年08月10日/台風消滅作戦
    #blognavi とてつもない台風が近づいていた。 上陸すれば深宮が壊滅しかねない規模という話だったので調べてみると どうにも挙動が不自然だ。 さらに調査するとエミュレイターだった。 魔王シヴァ、荒風乃王と呼ばれる魔王だったが、流石に三回目となると 迎撃も慣れたもので、特に問題なく対処することができた。 本部に報告すると冗談扱いされた。 カテゴリ [事件] - trackback- 2010年08月10日 02 30 07 #blognavi
  • 業務日誌/2012年12月25日/対策不能
    #blognavi ヒュプノクリーチャーの現在位置が特定できた。 第五世界付近に漂う世界を崩壊させかねない程の隕石、 正確には隕石のような何か、に融合しているらしい。 だが、実際問題としてそこに到る手段を俺達は所持していない。 プラーナと精霊の力が異常な混ざりかたをしており、近付く者を破滅させる状態で、 生身はもちろんマルドゥークの精霊戦艦でも、流馬のアグニーでも突破は不能らしい。 例外はライラックの星剣を完全な状態で使用した場合だが、 双神の助力なしには使用できず、また使用すれば今度こそライラックは消滅するそうだ。 一度目は奇跡的に助かったそうだがほとんど起きないから奇跡と言うのだ。 ゆえにライラックの自滅覚悟の提案は却下した。 きっと何か手はあるはずだ。 今日は精霊石が二つ作成成功した。 カテゴリ [事件&...
  • 業務日誌/2006年02月13日/世界の復活
    #blognavi 記録者、叢雲蒼。 04:23北の空が漆黒に光る。 04:48ライラック=ラナラーン帰還、戦闘被害、なし。 ディングレイ殲滅を確認。仮眠を取るため退室。 07:22南の暴風が止む。 07:58鳴海流馬、ノルン=ブリュンヒルデと波間静音を抱え帰還。 09:02ノルン=ブリュンヒルデ、波間静音を病院収容。 鳴海流馬はプラーナ回復のため仮眠。 10:35天津楯を抱いた天津決斗帰還、 戦場に残り三人を残してきたと報告後、気絶。 10:59西戦闘後で天津自由、唐須律華、佐伯暁を回収、生命に別状なし。 11:11チームアトリ帰還。全員重度に負傷しているが任務に支障なし。 12:00結界消滅、空が月の紅に染まる、無数のエミュレイター飛来。 12:02動ける戦力全員出撃。私も戦場に出る。 作戦名は「諦めない、みんなで帰っ...
  • 業務日誌/2010年01月16日/遅刻
    #blognavi アースガルドに着くとライラック(未来)に遅いと怒られた。 聞くとライラック(未来)は星剣を取り戻し、ロキはGazer-Xを倒し、 今は前に残っていた除草剤を少量づつ投与して除所に黒い根を枯らしながら 主の復活と回収に走った者達の帰還を待っている状態だそうだ。 ヴァルキリーの攻撃は続いているのになぜ悠長なことをしているのか聞くと 一気に使うと全て消滅してしまい、博士にサンプルを届けられなくなるから と声を揃えて答えてきた。なるほど、納得した。 今晩中には駆逐できると思われるから、明日もう一度今後についての 話し合いをすることとなった。 ロキと一緒に来たらしい三木悟という人物と少し話した。 印象はお人よしの苦労性、あと軽い女性恐怖症のようだった。 まあ日誌を読む限り、かなりのトンデモ姉に教育されたようだから しかたないと言えばしかたな...
  • 業務日誌/2010年04月08日/逆転の箱
    #blognavi 深宮で誰も箱に手出ししなかった理由、それはこの地が別次元の裁定によって 形成されているからだ、と推測できた。 この地でのみ箱は内的な力を失い、混沌が混沌として現出する状態となっていた。 李刻、悟とともに深宮に戻った俺は、慎重に深月で事象操作しながら箱を開封した。 ほとんどプラーナを使い切ったが、何とか一定以上のプラーナを持つ存在には 利用できないようにリミッターをかけることができた。 中に入っていた混沌、もし暴れたら深宮は消滅していたと思う。 恐ろしく危険で強大で、理解不能な代物だった。 シェルの判断は正しく、そして間違っていたということだろう。 あの時破壊に同意しなくて本当によかった。 博士がどこまで知っていたのかと尋ねると、あの科学者に知恵を貸したのは自分だと言った。 何も生み出さずただ否定するばかりの力、 かといって破...
  • 業務日誌/2006年02月09日/裏界出現
    #blognavi 巨大な紅い月「裏界結界」が出現した。 てっきり地球本体と一緒に冥界に沈んだものと思っていたのに。 放置すれば遠からず裏界に住まう魔王たちが出てくる。 早急に対抗策を練らないと。 結さんの計算によると魔王が開放されるまで残り12時間らしい。 決死隊を選抜し、門を押し返すという作戦に決まった。 ここで問題が発生した。ライラックと鳴海さんが自分一人で十分だと言い出したのだ。 結局、その二人に自由さんと決斗さんがメンバーとなった。 作戦は成功したようで、程なく門は消滅した。 全員が無事に帰還。 帰還後、決斗さんはなぜか「あれ夏に本土のほうに現れた無限殺しと 星砕きじゃねえか、なんであんな化け物がここにいるっ」と怒っていた。 たしかに調べた鳴海さんの記述に無限殺しの話はあったが、 星砕きとはライラックのことなのだろうか。 ...
  • 業務日誌/2007年04月29日/世界最後の月
    #blognavi 準備は整った。 勝算はある。3つの仕事の最後の仕上げ。 「偽りの月」アンゼロットを討つ。 朱音ちゃんから最後の連絡があった。 「アンゼロットが動き出した」と。 二大神から預かり、ライラックから受け取った、2つの創造器、「蒼紅/偽りの月」はすでにアカネさんと叢雲さんに渡した。 これで万一「宝珠/偽りの月」が発動・解放しても、かつてと同じく再封印することができる。 因果の「諸元」と「悠久」から切り離してしまえば、この世界と二度と交わることはできないから。 だが、それは同時に「真昼の月」の消滅を意味する。 「真昼の月」アンゼロットを失えば、いずれ世界は裏界の侵略に屈することになるかもしれない。 「宝珠/偽りの月」に封じられていた現神が長い沈黙を破り、異界の檻さえも抜け出したのは、おそらく深宮が最後に残されたあの...
  • 業務日誌/2010年01月25日/群と地雷の恐怖
    #blognavi なんとか日誌くらいはかけるので更新する。 敵はレギオン&マインだった。 深宮四十ヵ所以上で同時発生し、俺達は小隊分けもままならないまま、 各々の判断で迎撃することになってしまい、俺も単独で迎撃にあたった。 結果は学生が一人全治二ヶ月、自警団員二人が全治1ヶ月、 決斗も後こそ引かないが戦闘不能にされた、俺もドジを踏んだ。 俺が戦闘可能な状態になるまで二日だそうだ。 初戦は惨敗と言っても過言ではないほどの痛手となった。 未来を知り、準備までしてきた俺がこの様というのはあまりにも情けない。 夜、博士と絆、そして金執事が中州にやってきた。そういえば金執事は 俺を追うため次元転移装置にいたんだったか。大きな戦力を忘れるところだった。 博士は前回よりネコ神の力が制限されている影響で、世界結界がかなり弱い状態と 言ってきた。俺...
  • 業務日誌/2006年02月10日/必ず戻ります
    #blognavi 叢雲さんに口述筆記をお願いしてこれを書いてもらっています。 外ではまだみんな戦っています。 敵は堕ちた太陽と明けの明星を名乗っていました。 それに付き従う百万の軍勢です。おそらく戦いは朝まで続くと思われます。 私は今日の戦闘で負傷し一度戦列を離れることになりました。 代わりに李刻君が戦線に復帰してくれることになりました。 結さんが言っていた覚悟が必要な援軍とは彼のことだったようです。 李刻君はイノセントとしての魂とウィザードとしての魂が存在して 前回の戦いでウィザードとしての魂が傷ついたため戦線を離れたのですが、 イノセントとしての魂をウィザードとしての魂に融合させることで もう一度戦う力を取り戻したそうです。 ですが、それはイノセントとしての魂を傷つけることに他ならず 李刻君はこの先女性として一生を過ごさなければならないそうです。 ごめん...
  • 業務日誌/2010年02月21日/不死身の月影
    #blognavi ライラックが死ぬ。冗談にもほどがある。 闇の空中要塞スノビズム、空中に浮かぶ城を見た時、 ライラックはそんなことを言っていた。 城内は迷宮になっていて、チームアトリと月影に乗り込んでもらった。 しばらくしてライラックと刹那以外のメンバーが底部分から放り出され、 さらに時がたった後、城が黒い光に包まれ、消滅した。 その黒い光の中からライラックと刹那が落ちてきて、間一髪で抱きとめたのだが、 刹那は無傷、ライラックの心臓は止まっていた。 蘇生はどうにか成功したが目を覚まさなかった。 ライラックを蝕んでいるのは強力な毒らしい。 刹那の話によると、あの城の奥には人間の集団がいて、ライラックのことを 知っている様子だった、ということだ。戦いの中刹那が捕らえられ、 人質にされたためにライラックは自ら毒を受けたのだと刹那は語った。 ...
  • 業務日誌/2010年10月29日/レイジング=エンド
    #blognavi 四人のレイジング使いが力を合わせることによって発動する最終秘技、 そもそもそれを発動させるために立花は剣崎を訪ね深宮を訪れた。 使用者全員がほぼ確実に不死兵化するため使用後、理性のある間に 自ら死ぬ必要があるという自己犠牲全開の大技だがその威力は絶大にして絶対だった。 オルトロスはアルカナごと塵も残さず消滅、不死の因子は完全に封印された。 四人の覚悟があってこその発動であり勝利だった。 三人が不死兵にならなかったのは深月で無理矢理ズラしたからだが、そのせいか酷く疲れた。 ほぼ確実に不死兵化するということは不死兵化しない確率もなくはないということだ。 だったらそこに存在をズラすことは難しいことではないと思ったが想像以上の負荷だった。 少々深月の力を使いすぎてしまたのでこの後しばらくアバドンが活性化する危険があるが、 今までの経験からする...
  • 業務日誌/2008年10月19日/無言の帰還
    #blognavi 一ヶ月ほど前 ライラックが事務所を訪れた。男を二人抱えて。 天使のような何かに、無限の深月から無理矢理に放り出されたらしい。 一人は知らない人だった。でもそれは鳴海さんだそうだ。 そういえばどことなく面影がある。 この世界に放り出される時に、別人の体を作り出すことで なんとか世界結界による消滅を免れたんだそうだ。 あの二人に連絡してあげないと。 一人は、紫音だった。 右手は何か結晶のようなものに変質していた。 それが、無限の深月らしい。完全に一体化してしまっている。 全身傷だらけだった。 そして二人とも、生きていなかった。 プラーナの流れから、取り戻せないわけじゃないと思う。 まだ死んでいないと思う。 この二人が、心臓が止まったくらいで諦めるわけがないと だからここに運んだと、ライラックは言った。 ライラック...
  • 業務日誌/2009年12月07日/休戦と度量
    #blognavi 寝て起きると黒い根がすっかり取り除かれていた。 京本の創るものは相変わらず常識外れで加減知らずだ。 アースガルドに降りて無限殺しを探す。 すぐに見つかったが何やらややこしい事態となっていた。 Mark-Lokiの主を名乗る人造人間と無限殺しが口論をしていた。 黒い根が取り払われた後、Mark-Lokiの内部より現れた機体で 主の出現により人造人間と無限殺しは一時休戦となったようだ。 だが、Mark-Lokiおよび人造人間自体の所有権について折り合いがついていない。 どうやら人造人間を破壊するとMark-Lokiは機能を停止するらしい。 また、無限殺しが存在を否定するとMark-Lokiは上位者権限で消滅するそうだ。 人造人間は無限殺しに上位者権限の譲渡を要求し、 無限殺しは人造人間に自分に従うよう要求していた。 そこで...
  • 業務日誌/2006年11月28日/第4世界でわかったこと
    #blognavi 私たちはホワンさんという人から紫音についての話を聞いた。 第8世界で亜鳥の工場と対消滅しようとして、止められたこと。 そして止めてくれたライラックに連れられて、世界を越えたこと。 第7世界で竜騎士と出会い、彼らが関与できない月匣内で戦ったこと。 その礼として、もとの世界に帰るための移動手段、竜玉と呼ばれる紋章を受けたこと。 第6世界でライラックと別れ、頭を冷やすため旅をしながら自分が 戦うべき対象を見つめなおすことにしたこと。 第5世界で人を核にした魔物を製造していた施設から少女を救い出したこと。 身寄りもなく、身体に多くの欠陥を抱えた彼女を自分の家族に迎えたこと。 そしてこの第4世界で、彼女を生かすために精霊の力を借りたこと。 その代償として、自身では動かすことのできない魔装機の契約者となり、魔装機なしで世界の敵と...
  • @wiki全体から「冥グループ消滅」で調べる

更新順にページ一覧表示 | 作成順にページ一覧表示 | ページ名順にページ一覧表示 | wiki内検索

記事メニュー
目安箱バナー