中州の日々~亜鳥紫音 業務日誌~内検索 / 「誰にとっての拷問」で検索した結果

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  • 業務日誌/2010年10月01日
    業務日誌/2010年10月01日/誰にとっての拷問 #blognavi
  • 業務日誌/2010年10月01日/誰にとっての拷問
    #blognavi 昨日の命令を撤回したが、拒否された。 叢雲さんに朝一番で自分が誰の何なのかを尋ねると自分は亜鳥紫音のものですと答えた。 まず答えがおかしい。メイドだろうと問うても微笑むばかりで答えを返してこない。 しかもその一部始終を見ていたポン刀メイドまでアタシにもそれとかやってくれ言い出した。 差別だ贔屓だとうるさいので両方やらないことにすると言ったが拒否された。 正直これはメイドへの罰ではなく俺が自分の首を絞めただけなのではないだろうか。 追伸:突然駆け込んできた譲が暴れた。物凄い勢いで暴れた。理由は教えてくれなかった。 盗聴器を探したが見つからなかった。警戒だけはしておく。 カテゴリ [普通] - trackback- 2010年10月01日 00 54 19 #blognavi
  • 業務日誌/2013年01月04日/望外の幸運
    #blognavi まだまだまともに動ける状態ではないが徐々にましにはなってきている。 昨年のクリスマス、俺はエルフレアにいた。 それによって図らずも例のホストまがいイベントを 回避することができていた。 そのイベントに関しては成功だったとノルンは言うが、 関係者達は内容を黙して語ろうとしない。 マコトにいたっては末代まで祟ると地の底から響くような声で 呪詛を俺に投げかけてくる始末だ。 神の使徒がそのようなことを言ってよいのだろうか。 彼女の行く末が気にならなくもない。 その一部の人間にとっての地獄を回避できたことは 俺にとっては思わぬ幸運だったのだろう。 回復した後の流馬やマコトからの無茶振りが怖ろしくはあるが。 カテゴリ [普通] - trackback- 2013年01月04日 02 33 ...
  • 業務日誌/2012年09月13日/狂蟲クレイジークライン
    #blognavi ターマイトだったか、あれのどこがサムライだ。 黒く侵食された甲虫の肌、赤い複眼と縦に割れた口顎。 鉤爪と一体化した日本刀だけがサムライらしさを残していた。 俺と流馬の攻撃はまったく通じないという常識外れの存在だった。 昴は彼をクレイジークラインと呼び、帝都と呼ばれる場所で 辻斬りを繰り返していた狂蟲という二つ名の大量殺人鬼だと説明した。 ディーンは彼の目的が人の騒がない静かな世界を作ることだと知り、 人の最大の力である数を抑制するために彼を味方につけたのだという。 残った人々は、絶望だけの存在する世界で息を潜めて生きていく。 閉ざされた静かな終末は、彼らにとっての理想郷だったそうだ。 リグの水晶は持ち帰った。 水晶を破って攻撃を加えてきた彼はディーンの一撃の前に斃れた。 誰よりも静寂を求めていた倉石九雷は今、音のない宇...
  • 業務日誌/2011年11月24日/邪神の言葉
    #blognavi 調査しなければならない自分自身のことについて 資料を漁っていると流馬に釘を刺された。 また好意を引き寄せたかと思ったが 単に辛気臭いことを嫌う流馬の我侭だった。 人に悪意を向けられたくらいで放り出せるくらい 授業や料理、あるいは今の人間関係などは 意味のないことなのか、と問われた。 昼食の献立を聞くような軽い感じで 亜鳥紫音にとっての現在は過去や未来と比べて 取るに足らない瑣末事なんだな、と言われた。 俺は呪われていて、世界の危機で、陰謀の中心で それが今の俺には何の関係もないことだと断言された。 今の俺は無用に周囲の人間に心配をかけるただの馬鹿らしい。 どんな人間も悪意を向けられず一生を終えることなどできない。 悪意を向けられることに慣れながら生きるか 悪意に乗り込まれて歪んで死ぬかがほとんどだ。 ...
  • 業務日誌/2005年09月13日/琴が帰ってきた
    #blognavi 夕方、大学から帰ってくると琴が中州の前に倒れていた。 話を聞くとどうやらあの海水浴の日に国の人魚に捕まって 人魚の国に連れ戻されていたらしい。 その後、親と喧嘩して飛び出してきたそうだ。 親って言うと竜王デグュブェルネュか、考えるだけで恐ろしいな。 彼女にとってあの約束はそこまでして果たす程のものだったのだろう。 失うはずだった命を拾ったやつはみんな行動力あるな、と実感した。 頭をなでてやっていると琴は安心したのか眠ってしまった。 ま、何にしても琴が無事で本当によかった。 カテゴリ [約束] - trackback- 2005年09月13日 03 10 04 #blognavi
  • 業務日誌/2012年08月20日/緋狩食事会
    #blognavi どうやら以前トモエと師匠が俺の電話を使って言い合っていたのは 神楽木についてのことだったそうだ。 神室木が直接優劣をつけられることを喜んでいたので 間違いなく師匠とトモエの間でそういう話が出ていたのだろう。 あるいは、次の緋狩になるための試練として俺が設定されているのか。 どちらにしても正式な後継者となれない俺にとってこの事態は いつかくることだったし、覚悟もしていた。それが今来ただけのことだ。 師匠は二人が結婚でもすればこんな面倒なことをせずにすむと 世迷言をほざいていた。 それに対しての否定の言葉が偶然同調してしまったのは 悔やんでも悔やみきれない。 人をオカマ扱いするような女とは一生仲良くなれないだろう。 カテゴリ [普通] - trackback- 2012年08月20日 00 46 18...
  • 業務日誌/2013年03月08日/熟考と進撃
    #blognavi 姫さんから緊急連絡があった。 この間巫女さんから連絡のあった サクマというキーワードについての話だった。 俺が特に何もわかっていないことを知ると この件についてはすべて忘れるよう厳命された。 絶対に関わってはいけないそうだ。 少々気になったので昨日感じていた忘れたことについて質問すると 突然通話を打ち切られた。 数時間後、ロンギヌスによる奇襲を受けたが撃退。 どうやら昨日のあれは俺が覚えていてはいけないものだったようだ。 以前の俺はこの段階で飛び出していた。 あの時はアカネのことだったから、というのもあるが 今回も忘れてはいけない誰かのことなのだが踏みとどまった。 怒りを抑えて巫女さん、姫さんの双方と折衝し、 李刻が無理と判断するまでは中州としてサクマの件を 外側から調べる権限をもぎとった。 ...
  • 業務日誌/2012年08月24日/亜流封印
    #blognavi トモエと師匠両方から 次の戦いでは緋狩の剣だけで戦えと命じられた。 つまり、俺が修行の果てに見出した俺の剣、亜流紫の太刀は 使用してはならないということだ。 さらに生き残るために磨いてきた剣以外の技も禁止だそうだ。 奇策と卑怯に拠らず、正道を以って神室木と決着をつけろと そういうことらしい。 俺にとってはすでに亜流紫の太刀も正道になりつつあるし、 全ての技術戦術を以って臨まないことこそ卑怯だと思うのだが。 それだけ緋狩友衛という名のことを二人が大事に思っているという ことだろうから、今回の戦いに関してだけは従うことにした。 神室木の慢心に、夜叉が答えることはないと思い知らせる。 それが、次の戦いにおいて俺の為すべきことだ。 カテゴリ [闘技] - trackback- 2012年08...
  • 業務日誌/2006年02月10日/必ず戻ります
    #blognavi 叢雲さんに口述筆記をお願いしてこれを書いてもらっています。 外ではまだみんな戦っています。 敵は堕ちた太陽と明けの明星を名乗っていました。 それに付き従う百万の軍勢です。おそらく戦いは朝まで続くと思われます。 私は今日の戦闘で負傷し一度戦列を離れることになりました。 代わりに李刻君が戦線に復帰してくれることになりました。 結さんが言っていた覚悟が必要な援軍とは彼のことだったようです。 李刻君はイノセントとしての魂とウィザードとしての魂が存在して 前回の戦いでウィザードとしての魂が傷ついたため戦線を離れたのですが、 イノセントとしての魂をウィザードとしての魂に融合させることで もう一度戦う力を取り戻したそうです。 ですが、それはイノセントとしての魂を傷つけることに他ならず 李刻君はこの先女性として一生を過ごさなければならないそうです。 ごめん...
  • 業務日誌/2005年09月03日/なんとなく嫌な物音
    #blognavi メイドが定期健診のために本家にもどっているため、今日は鈴と2人だ。 ここに来たばかりのころを思い出す。 1人から2人になった時、というか鈴が女だとわかった時は はっきり言って混乱した。実はいまだに慣れなんだよな。 「ジン」と呼んだら怒るのはいい加減なんとかしてほしい。 俺にとって鈴よりもジンの方が気が楽なんだけどな。 2人で夕食をとっていると上から物音が聞こえた。 気になって見に行くと、誰かが未使用の部屋を整理したあとがある。 まず思い浮かんだのは視野狭窄な金執事だった。ありえる。 まあ、気にしないでいいだろう。物取りというわけでもあるまい。 夜、鈴がいやに緊張していたので、朝飯の心配はするなと言っておいた。 怒られた。どうやら違ってたみたいだな。 ま、緊張はほぐれたみたいなんでよしとしとこう。 カテゴリ [...
  • 業務日誌/2013年01月03日/遠き日常
    #blognavi 手くらいは 重力かしたほ うが良いだろうから 今日から は日言志を自  分で書く。 今年こそはおせち米斗 王 里を作りたかったのだが イ奄はとこ       とんそういった 日常とは  縁がないようだ。 だが、今年から は自分の店を 持つとこで 日常が俺にとって身近になればいい                  と 田  う。                     心 カテゴリ [普通] - trackback- 2013年01月03日 00 08 07 #blognavi
  • 業務日誌/2013年03月28日/個別指導
    #blognavi レヒトさんが作ってきてくれた各人用の強化プランを実行。 刹那と山田はビラ配りを兼ねて外で不特定多数の人間を相手に コミュニケーション力を鍛える。指導はレヒトさんが行うこととなる。 真夏はリンケの指導で一つ一つの動線を短くする練習で 早く動く必要のない動きを身体に覚えさせる。 矢吹は逆に一つ一つの作業の正確さを徹底的に叩き込むため 佐渡山がその特殊性癖のままに鬼となっている。 坂上は小野瀬とともに作業を繰り返し確認する反復練習、 しかし小野瀬には出来る限り多く声をかけるよう指令している。 生馬は俺に従って訓練、実際の作業は何も行わずひたすらに 状況質問を繰り返し彼の中の想定の幅を広げた。 メモをとるように指導し、またメモを見ないように指導するのは 社員全員の方針として徹底させた。 生馬は真面目にメモをとってはいたが、中を見ると 言われ...
  • 業務日誌/2012年03月05日/世界の管理者
    #blognavi いつもの集会でノアのことについて相談すると 流馬がそれはどうにもならないし、どうする必要もないと言い出した。 ゲイザーが消えて空いた席に座っただけの存在、 自然現象の一種みたいなものだと言っていた。 どうにかできるタイミングでどうにかできる人物がどうにかする以外に どうにもならないのだから気にしていてもしかたないのだそうだ。、 それをどうにかしようとするのは一生をワクチン開発に捧げる研究者のように 一生をノアに捧げる求道者になるのと同じだと締めくくった。 集会が終わった後に真意を聞き質すと アレらは人間をまったく気にしていない、重要なのは幻夢神だけだと断言した。 根拠はゲイザーの元で覚醒者となったという改変前の記憶らしい。 アレらにとっては等しくその辺りに転がっている使い捨ての駒という認識のようだ。 姫さんですら少し使い勝手の良い駒とい...
  • 業務日誌/2012年12月24日/補填材料
    #blognavi 精霊石は今日二つできたので一つは子供宰相に託した。 精霊石は使っているとやはり一週間程で効果を失う。 しかし、研究用に渡した石はいまだに力を持ったままだというので まさに電池のように力は枯渇した箇所を補填するために使われているのだろう。 経日劣化でないことが判明しただけでも 俺にとっては大きな好材料だ。 攻めるための時間が捻出できるなら、 事態はいつか必ず解決できる。 できなくても、してみせる。 カテゴリ [普通] - trackback- 2012年12月24日 00 22 40 #blognavi
  • 業務日誌/2013年02月04日/輝く金侍
    #blognavi アースガルドで節分の鬼を演じた。 ガングリルでは恐ろしすぎ、俺やディーンでは迫力が足りないため 金侍が素晴らしい働きだったとノルンが絶賛していた。 金侍は納得のいかない顔をしていたが、輝く場所があることは 決して悪いことではないと俺は思うのだが奴にとってはそうではないようだ。 あと恵方巻を食っていた流馬が女性陣から卑猥だと叱られていた。 風習が変わると縁起ものも許されないのだろうか。 カテゴリ [普通] - trackback- 2013年02月04日 00 18 33 #blognavi
  • 業務日誌/2012年05月19日/必須技能
    #blognavi ハンナから今日夜の講義は絶対に受けておけという話をされたので 少々無理をしたが講義に出席した。 大量に作り置きできる料理の基礎だった。 前に宴を開いた時にも覚えるように指摘されていたので 今日の講義は俺にとって絶対に必要なものだったのだろう。 今日感じたのは 何故かからあげをお勧めに据える学食が多いのには 意味があったのだという確認ができたことだ。 目玉になるメニューはこういう点も見ながら考えることとする。 カテゴリ [普通] - trackback- 2012年05月19日 00 57 59 #blognavi
  • 業務日誌/2010年09月19日/危険な性転換
    #blognavi 寝て起きても治っていなかったので博士を問い詰めに行くと 博士が血相変えて私の身を心配してきた。 どうやら私にとって性転換は非常に危険な事象らしい。 すぐに原因を究明し取り除いてくれると言ってくれた。 博士は博士なりに私の身を心配してくれているらしい。 何だか面映い気分だった。 まあこの現象の原因が博士でないとすれば残り候補は三つくらいしかない。 その内姫さんは今こちらにはいないのでマリアか未知の魔王だ。 すぐに当たれるマリアから潰しにかかったが、 私を私だと認識されないためアースガルドに入れなかった。これは少々問題かもしれない。 カテゴリ [事件] - trackback- 2010年09月19日 23 49 01 #blognavi
  • 業務日誌/2012年06月10日/魂喰らいの魔剣
    #blognavi 通り魔事件が発生、自警団に応援を頼まれ出撃。 紅い月を確認し侵魔事件へと対策変更。 知性ある剣に操られた人間による凶行は四件に上り、 斬られた人間は剣の傀儡として支配下に置かれていた。 最終的には斬鉄に成功し、被害者を解放することができたのだが その間中しきりに剣が俺に、というか仁虎に 何故人に従うか、我等は剣の業に目覚めた同志ではないのか と呼びかけてきた。 何を以って魔剣と呼ばれる存在となるのか、 本当のところは今だ解明されてはいない。 ただ、この奇跡のような関係は俺にとって最も大切なものだと 信じている。 カテゴリ [事件] - trackback- 2012年06月10日 01 40 42 #blognavi
  • 業務日誌/2011年07月15日/実務期間
    #blognavi とりあえず学食をやるにも調理師免許がいるので試験のことを調べると 実務経験が二年以上いることが判明した。 試験はともかく経験はどうにもならないのでカシギ校長に相談する。 カシギ校長は免許がとれてからでいいと言ってくれたが心苦しいので 誰か仮の社長をやってくれる人物を探すことにした。 アースガルドでも飲食店を開いているノルンに相談に行くと怖ろしい事実が判明した。 書類偽造にもほどがある。リサに四年間の飲食店勤務経験て何だ。 リサにとって四年前は一体何百年前のどこの話になるんだ。 ウチに就職するならあなたの分もすぐにどうにかできるけど、というノルンの笑顔が怖かった。 カテゴリ [普通] - trackback- 2011年07月15日 00 13 00 #blognavi
  • 業務日誌/2007年07月09日/月影偵察日誌9
    #blognavi 先週はまた物価がおかしかった。 今週物価は元に戻ったがなんか変な化け物がフレイスを襲撃してた。 形は冥界のヤツラに似ているようだったから紫音の差し金かもしれん と思ったら フレイスだけじゃなくて紫音のほうも襲われてやがったんで 結局迷い込んだ第三勢力だったのかもしれん。 先週俺は俺にとって非常に重要な情報を得た。 アレの発端となった魔道要塞のことを知ってる闇の宗教残党の情報だ。 空回りだった世界の旅が、こんなところで一歩進むなんて思わなかった。 何かが頭の片隅で引っかかってるが、まあいい。 俺は、俺の目的を果たすことができそうだ。 偵察は続行してやる。お前らも早く目的に突き進むこったな。 カテゴリ [報告] - trackback- 2007年07月09日 00 49 53 #blognavi
  • 業務日誌/2013年02月17日/落ち着いた時間
    #blognavi アースガルドでの勤務の後シィルと少々気取った店で夕食。 彼女はいまだに世間慣れできないヴァルキリー連中の中では 比較的早くからこちらの生活に順応してくれており、 また俺への態度や普段の行動も考えている女性なので こういう落ち着いた場所にも誘いやすい。 ただ、味覚は存在しないので俺としては少し申し訳ない気もしている。 ヒタテさんならば味覚があるのだがシィルと比べると会話に詰まることが稀にあり、 俺にとっては少々荷が重いことがある。 とにかく食事は楽しく取ることが一番だ。 カテゴリ [普通] - trackback- 2013年02月17日 01 00 34 #blognavi
  • 業務日誌/2012年11月21日/兄弟喧嘩
    #blognavi 兄になぜノルンに協力してまで俺の望まない展開を作ったのか聞いた。 まさかついでに俺が身を固める話が進んでいるとはまったく思わなかった。 前のイベントの時にも候補が何人かまぎれていたらしい。 誰がそうだったのかはわからないがありがた迷惑な話だ。 余計なことはしないよう釘を刺したが何故か兄の逆鱗に触れたらしく 電話越しにとてつもない言い争いが発生した。 俺は今日生まれて初めて兄と本気でぶつかったかもしれない。 だが、余計なことは余計なことだ。 俺はおそらく天寿を全うできない。 いつかどこかで何かに斃され帰れなくなるだろう。 俺を待つ人は、少なければ少ないほうがいい。 全力で生き抜くことが、俺にとって何よりの幸福なのだから。 どこかで、生き急ぎすぎた代償を払うのは幸福の対価としては 当然だと、俺はもう覚悟している。 兄は...
  • 業務日誌/2012年12月06日/技術屋に頼る
    #blognavi 子供宰相と会うことができたが姫さんと彼女の時間はやはり忙しく まとまった時間を合わせることが難しいようだ。 しかし、彼女は自分達の世界で起きた事件の後始末であると言い、 無理にでも時間を作ってくれると言ってくれた。 だが、こちらとしても個人的な都合に一国の宰相を長期間付き合わせる つもりはないので、夜にリアルタイム通信で会合を行うことを提案、了承を得た。 これは俺にとっても非常に都合の良い話で、姫さんや巫女さんと裏界の連中を 直接対面させる必要がなく、モニターを複数用意するだけで全員が会合に参加できる。 調整の結果、通信会合は五日後に決定したが、 ここには高性能な異世界通信機はないらしく、準備が必要だそうだ。 当日は空腹女と二人で使うことになるためそこそこの設備は必要だろう。 急ぎ購入すると言い出したのでこちらで提供させてもらうこと...
  • 業務日誌/2009年11月08日/紫音復活への道
    #blognavi 魅鬼の次男坊に紫音の現状と少し前までの経緯を説明したところ 「頑丈な檻ごと裏界に放り込まれているようなもので、 心臓が止まって死ぬことはありませんが精神が壊れている可能性は高いでしょう。 紫音自身が深月の力で上手くその精神をズラせれば問題ありませんがそれはとても困難なことです。 彼に対する思いが込められた何かを媒介にできれば自分と姉が呼び戻せると思いますが、 このまま目覚めさせてしまうと魔王級エミュレイターが誕生するだけですよ」とのこと。 魅鬼姉の方は「この人は根に揺るがない何かを持っているいい男特有の気配があるから、 このまま起きてもらってもいいのではありませんか」などと言っていたが、 揺らいで砕けて今の状況になったことを考えると分が悪すぎるので賭けにもならないと 俺と次男坊は判断した。あの姉は紫音がエミュレイターになっても気にしない、みた...
  • 業務日誌/2011年07月20日/学校見学
    #blognavi エリクシール調理師専門学校を見学した。 ウィザード以外の学生もかなり在籍しているようだ。 受講の時間を自由に決められる制度が人気の一因だそうだ。 自由が利く、つまりウィザードにとっては受講していなくてもどこかで受講していることにできる という仕組みなのだろう。その分試験を厳しくしてレベルを保っているのだと推測できる。 しかし校長がハンナだとは、世間は狭いものだ。 ハンナ=K=エリクシール、ある事件で一緒に戦ったことのあるウィザード。 食べられるモノならどんなモノでも極上の料理に変えてみせると豪語していたのは 伊達ではなかったということだろうか。 しかし、ウィザードを引退してどこかのホテルに勤めると聞いていたが、 何故調理師学校の校長になっているのか。 気になったので聞いてみると自分一人が為せる極上よりも万民が感じる 上等の方がより価値が...
  • 業務日誌/2012年11月12日/善悪の境界線
    #blognavi 蛇刀ともまるで話し合いにならなかった。 頭から俺を屑だ自由の敵だと決め付けてまるで話を聞かないからだ。 なぜか蛇刀と仲良くなったらしい金侍の話では 向こうはどうやら話をすると何かの力に飲み込まれるような 錯覚を起こしているらしい。 俺はいつか全てを裏切り滅ぼす存在となるのだそうだ。 アバドンのことなのだとしたら、半分は正解と言えるだろう。 まさか、もう既に一度なった後だとは夢にも思わないだろうが。 また、十拳については俺以上に警戒しておくように注意されたそうだ。 あれは全てを己の都合で吹き飛ばす暴風そのもので きまぐれでなにもかもを台無しにしてしまうとのことだ。 見つけ次第滅ぼしてしまったほうが世界のためだとまで言っていたらしい。 たしかに以前現われた時もそんな感じだった気がする。 酷い話もあったものだ。 韓鋤蛇刀...
  • 業務日誌/2013年06月01日/認識できる成果
    #blognavi ここ数日の小野瀬やリンケの提案について 終業後レヒトさん、佐渡山と話したところ面白い考察が聞けた。 もともと十分な信頼を勝ち得ているレヒトさんや 前の職場の実績があり、またあまり他者を気にしない佐渡山と違い 小野瀬もリンケも自分が店にとって役に立っているかどうかが不透明で 不安になっているのではないかという意見だった。 俺が特に何も言わないのは期待されていないからではないかという 疑心暗鬼に陥っているのかもしれないとまで言われた。 佐渡山からは一ヶ月に一度くらいは終業後に 全員で慰労会でも開いたらどうかと提案された。 アルバイトの連中も暇な奴は自由参加という形にすれば 無理なく好きな人間だけが集まり、俺も声をかけやすいのではないかということだ。 そう言われれば中州でもアースガルドでも できる人間はやって当然という感覚で任務をこな...
  • 業務日誌/2011年08月05日/雄たけび
    #blognavi 明け方に冥魔出現の報を受けたので出撃、特に問題なく倒して帰還すると 地下では第一試合がほぼ決着していた。ガングリルはすでに倒れ、 ユウキと金侍が双方かなりの手傷を負って相対していた。 一合の切り結びの後、立っていたのは金侍のほうだった。 勝った、初めて二人に勝ったぞと叫ぶその姿に不覚にも共感してしまった。 おそらく彼にとってディーンを含めた三人は立ち塞がる巨大な壁だったのだろう。 普段は品のない金侍が今日ばかりは熱血な人間に見えた。まあ気のせいかもしれないが。 そのまま第二試合を観戦、吽也先生、律華の順にフード姿のミスターXが撃破していく。 淡々と勝ち、淡々と去っていくその姿に薄ら寒いものを感じた。 相手に合わせた横綱相撲だったのでいまいち特徴はつかめなかった。 でもあの端々に見えた動きはライラックなんだろうな。 できれば戦いたくないもの...
  • 業務日誌/2012年06月29日/大反省会
    #blognavi 俺、博士、マリアの三人がつるし上げを食らった。 まず俺がああいう行動を取りがちな人物であることを 理解しているにも関わらず面白さだけで実験を行った 博士とマリアを全方位から叩いていた。 まあ二人はまるで反省していないようだったが 俺の面白みを失わせるような行動は彼女らにとっても かなりこたえたようなのでこれからは簡単に状況を変化させて 誤った解決ができてしまうような実験は控えるのだそうだ。 次に俺の最善の一手について本当に長時間の説教が始まった。 曰く極端に走りすぎ、曰く常識で考えろ、曰くそれくらい我慢しろ、 曰くオマエ馬鹿だろ、等々罵詈雑言の嵐だった。 しかしルセリアに好きになられたら困るくらいに嫌いかと泣かれた時、 シィルに好きを受け入れるよりも心を失うほうがマシなのかと詰められた時、 リサに一人を選べない理由を誰からも好か...
  • 業務日誌/2007年03月02日/第3世界の神姫、閉ざされた第1世界
    #blognavi 紫音はエル=ネイシアで超女王アンゼロットという存在について調べていた。 その遺産、月の鎧を巡る戦いに巻き込まれ、一人の神姫を助けたという。 闇風姫に連なる神姫で、名前は聖嵐姫さん。 結局、月の鎧はこの世界から失われていたのだけれど ここでも紫音はいろいろな戦いを経て多くの人を助けていた。 あと、聖嵐姫さんは紫音に告白したらしい。 返事はもらえなかったそうだ。 何も言わず、ただ微笑んだ後、 太陽神殿の奥、禁断の扉の向こうに消えていったという。 追いかけたけれど自分は通れなかったと言っていた。 ルセリアと連絡がとれたので自分はそちらに合流するつもり、と彼女は言った。 その扉は第一次ラース=フェリア侵攻の際に使用され、 二度と使われないよう、徹底的に破壊されたものだった。 確かに、そのゲートは使用できそうになかったけれど 紫音...
  • 業務日誌/2012年06月08日/チビ助の野望
    #blognavi 新しいアトラクション開発会議に参加した。 ここの上層部は本当に俺をあらゆる場所に連れて行く。 新しい発見もあるが俺を機密で縛っているつもりなら そういう考え方自体が無駄だということをわかってもらいたい。 会議は客の要望や社長会長の思いつき、開発局長のアイデアを 企画部長をはじめとする常識組が実現可能な形に整え その妥協点にとける費用対効果によって採用を検討する。 今回見ていて感じたのはバングの発想の良さだった。 とてもじゃないが短絡的に組織破綻の一翼を担ったとは思えなかった。 話を聞いているとバングは自分の好きなことをする時は 全力を出すし手間も惜しまない人種だが、その目的から一定以上 離れると途端に頭が回らなくなるという性格のようだった。 今の遊具を創作する仕事は彼にとって面白いことなのだろう。 本人に聞いたところ襲いだした時...
  • 業務日誌/2011年12月13日/偶然は二度起きない
    #blognavi 精神構築に失敗したヴァルキリーは目覚めない。 これは、アルフと呼ばれる超科学者達にとっては 当たり前のことだそうだ。 キリヒメは寝た振りだったそうなので除外するとしても 深宮に来て、その当たり前が二度崩れた。 エルティナとミカ。 エルティナは流馬の無茶な行動によって、 ミカは俺の無理矢理な覚醒衝動しよって目覚めた。 偶然ということもできるだろう。 だが、そうでないかもしれないと俺は考えている。 ミカの性格設定について昨日俺が得た推論を述べると ノルンがエルティナの性格について どこかで見たと思っていたが思い返せば 覚醒前の流馬に似ているかもしれない、と言った。 ここでこの偶然を発生させた条件に共通点があることが 俺の中で確定事項となったので正義さんに話してみた。 起動したのは男性ウィザード 世界を変容...
  • 業務日誌/2010年09月22日/どうやらしっかり精神と世界に影響が出ていたようだ
    #blognavi 俺が書いた記憶があるのに俺の文章ではない。特に昨日の文章は酷いな。 とにかく元に戻ったのでよしとする。 俺は知らなかったがここ数日、死者が甦るという事件が起きていたらしい。 俺の性転換が影響したと博士が言っていた。 俺自身自覚がないので忘れがちだが亜鳥紫苑という少女は死人である、それが 再び世界に戻ったことで世界結界が綻び、ルールが破られたのだろうと推測する。 逆に博士が心配していたのは俺が死に引きずられる事態だったようだ。 偶発の事件で研究対象が失われることは博士にとっても絶対に避けたい事象だろう。 間違っても俺に好意を持っているとかそういうのでないのが博士のありがたいところだな。 そういうのは正直苦手だ。出来れば遠慮したいし、気付かないでい続けたい。 今回も俺が原因で望まぬ別れを繰り替えすことになった人が少なからずいる。 だが俺...
  • 業務日誌/2013年03月14日/男からの贈り物
    #blognavi 勤務後流馬から声をかけられ食事へ。 その際、明日のホワイトデーに関して依頼を受けたため 深夜の中州で男二人の菓子作りをおこなった。 流馬の言い分ではノルンのチョコレートが俺のせいで 食えるものになってしまったため 例年通りの出来合い菓子で茶を濁すことが出来ないのだそうだ。 しかし以前に俺が提案した指輪を渡すという行為は 死んでもしたくないということなので 俺が責任をとってノルンよりも上等な手作り品を教えるのが 筋なのだそうだ。 もともと俺のほうも配る用に大量生産するつもりだったので 材料は余るくらいに用意しており、そのあたりは問題なかったのだが 流馬の適当ぶりは目を覆うものがあり、作業は難航した。 最後は面倒になって俺の作ったものを自分の造ったものと混ぜて これでいいかと言ってのける始末だったが、 まあ本人がそれでいいと言う...
  • 業務日誌/2009年12月28日/認識を改め、方針を変更する
    #blognavi ルセリアを救出し、身寄りのない彼女の家族になる。俺にとっては二度目の行為だ。 約束は破るかもしれないが、誠実ではあろうと思う。いろいろと話をしていると 日誌を見たいと言ったので見せてやる。 日誌を持ったルセリアに思い切り殴られた。 この日誌、読んだもの全員にその人物が未来に体験したことで 日誌に書かれている事象の記憶を甦らせるようだ。 まあとりあえずルセリアにも事情がわかったようなので目的にむけて動くことにする。 前は第四世界へ飛んだが今回はネコ神復活のために第八世界へ移動すると告げると、 ルセリアはまず偽りの月を入手し、ライラック(未来)と合流することを主張した。 アースガルドの問題を解決するにはロキを協力者にするのが最も早いという判断のようだ。 それはわかるがなぜライラック(未来)との合流なのかと問うと、派手に動くという 話なの...
  • 業務日誌/2013年02月13日/料理は哲学、製菓は科学
    #blognavi アースガルドでヴァルキリーにチョコレート成形の講義。 趣味や個人的な業務ではなくレヒトさん、小野瀬とともに 契約として請け負った仕事のため特別な金銭授受が発生する。 といっても俺だけはまだアースガルドの社員なので手当も出なかったのだが。 やることは去年俺が失敗した材料からの調理ではなく、 綺麗に溶かして形を整え固めるだけの作業を教えるだけのものだった。 手強かった。 ヴァルキリーは正確さに関して文句のつけようがないものがあるので 二度も練習すればほぼ全員ができるようになった。 塩加減や火加減などで感性が求められる料理と違い、分量や温度を 的確になぞれば一定以上の出来のものが必ずできる菓子作りは 彼女らにとっては得意分野ということなのだろう。 例外は謎のアレンジを加えるサリューン、 おかしな粉を振りかけているラスティ、 面...
  • 業務日誌/2010年10月11日/アースガルド・プレオープン最終日
    #blognavi 十店舗あるショップスペースがとんでもない混雑になっていた。最終日に土産を買おうとする 招待客が殺到したからだと思われる。各スペースにあるショップやホテルのコーナーは それほど人が入っていなかったので集団心理というものの怖さがあると痛感した。 俺はそれを避けてシネコンスペースへ行き、アクションものの映画を観賞。 自分の日常のほうが酷いことに気がついて少し凹んだ。 出てきたところを譲に捕まりラブロマンス系の映画を一緒に見たが、 やはり何がいいのかよくわからなかった。人間関係とは難しいものだ。 その後天津の連中や鈴、悟などと合流したので昼食後はゲームスペースの ボーリングやカラオケ、あとアスレチックなどに参加してみた。 アスレチックは中級ウィザード以上推奨というわけのわからない基準の場所に通され 全員で死ぬ思いをして帰ってきた。楽しかったが...
  • 業務日誌/2010年02月19日/邪神を滅ぼすモノ
    #blognavi 楽園を侵す絶望のフェンリルと燃える海原のヨルムンガンド、かつて深宮を 襲い、死闘を演じさせられた相手が再び現れた。しかも今度は 死を招く腐食の女王ヘルというさらなる脅威が潜んでいるのだという。 流馬が妙に神妙な顔をしていたので訳を聞こうとしたが、はぐらかされた。 理由は日誌にあった、ヘルの後ろにいたもののことだろうとは思うが。 チームアトリがフェンリルを、月影がヨルムンガンドを倒したが、 ラグナロクとフィーアがヘルを討ち洩らしたという連絡が入った。 腐り果て、燃える繁華街で、スーンの張った結界に護られフィーアの面々はいた。 ヘルとの戦闘中に流馬によく似た人物が現れ、危険を感じて結界を張り、 世界を覆いつくすような白炎が晴れた時、それらはいなかったのだという。 ラグナロク、流馬とノルンについてはどうなったのかわからないと言っていた。 ...
  • 業務日誌/2012年03月02日/善ではなく、悪でもなく
    #blognavi アプフェルツヴェイグは残った。だが、採用取り消しになった者もたくさん出た。 魔術的な母体であったゴルデナーアプフェルが失われ、ただの一般企業になった会社に 多くのウィザードを抱える余裕も意味もないからだ。 それでも、表の顔として就職を希望するウィザードには席が用意されたそうだ。 昨日巫女さんから緊急の連絡が入った時には驚いた。 別口からゴルデナーアプフェルの世界滅亡、正確に言えば表界滅亡計画が露見し、 全面対決に到ったため、戦力として深宮にも出撃指令が下ったからだ。 俺達に与えられた任務はアプフェルツヴェイグ日本支部からの援軍出撃阻止。 同時に俺は同社から緊急の呼び出しを受けていた。 おそらくは実際に援軍を組織していたのだろう。さすがにそれは無視した。 同僚になるはずだった者達との戦いは正直厳しかった。 あの特殊な月衣は...
  • 業務日誌/カテゴリ/普通
    ...bsp; 誰にとっての拷問 (2010年09月30日)  叢雲さんの苦悩 (2010年09月28日)  結成、ガールハンターズ (2010年09月23日)  もう会えない彼女への (2010年09月17日)  人魚が空を飛ぶ、そんな時代 (2010年09月14日)  俺は古風でいい (2010年09月13日)  美的センス (2010年08月07日)  強制連行 (2010年08月04日)  いろいろと終わった (2010年07月22日)  試験準備 (2010年07月16日)  追加資材? (2010年07月14日)  ドーム (2010年07月13日)&...
  • 業務日誌/2013年03月30日/最終調整
    #blognavi 昨晩はアースガルドでの最後の接客業務だった。 何人かの常連客に別れを惜しむ声をかけてもらった。 出会えたことに感謝をしたい。 夜勤明けの徹夜状態で店に出勤。 生馬以外もそれなりにしっかりはしてきていた。 今日は指導する人間を換えてさらに問題点を改善する。 明日は教員相手にほぼ実際の業務と同じことをこなしてもらうので 実質今日が練習の最終日のようなものだ。 矢吹と真夏はレヒトさんが指導する。 矢吹は佐渡山から解放されてほっとしたような顔をしていたが 理詰めで責められる苦しさを理解する頃には雑さも少しはとれただろうな。 真夏はリンケに教えられた動きをどれくらい忠実に再現できるか、それが できればレヒトさんも何も言わないとは思うがたぶん無理だったのではないだろうか。 指導されず自分の判断で最適な動きをする難しさを肌で感じて もらうこ...
  • 業務日誌/2010年01月17日/それぞれの動き
    #blognavi 除草が終わり、主、セラが出てきた。今回は投与量を微調整し続けたのが効いたのか 黒い根の核になっていたディーンというヴァルキリーも倒れずに済んだようだが、 「なんとか、悲しみのない世界を、皆が静かに暮らせる世界を、なぜ、失敗したんだ」 とブツブツ呟いていたので彼はセラ、ライラック(未来)、ノルン、悟の4人に搾られている。 そうか、あれが博士のいう絶望発作か。彼とは気が合うのかもしれないな。 午後にはディーンへの説教も終わり、昴達も合流(今回はヴァルキリーの反応が 1箇所しかなかったため6人とも昴のところへ行ったらしい)したので これからどうするのかについての会議を行った。 まず日誌をセラに渡し、未来の記憶を共有してもらった。 便利な機能だとセラは感心していたようだ。マリアが解析させてほしいと 言っていたが博士の承諾を得てから、ということ...
  • 業務日誌/2005年09月21日/自称親友ってなんなんだ
    #blognavi 今日は博士の講義で助手をやった。 内容は「形のないものの破壊」 俺は博士の注文通りに火や水を刀で斬ったり斬らなかったりした。 博士め、無形物斬りなんて流石にギリギリアウトだろ。 まあ、イノセントにはどうやらただの「凄い剣術家」で通すみたいだが。 俺はイノセントとは普通の人間として接することにしてるのに、 凄い剣術家だなんて珍しがられたらどうすんだよ。 講義の後早速接近してくるヤツがいた、と思ったら別件だった。 博士を紹介してくれ、と頼まれた。 前から俺を知っている風だったので聞いてみると、どうやら 昔クラスメイトだったらしく、しかも自称親友だったんだそうだ。 東宮左京、たしか3年前くらいの任務で1ヶ月程いた学校に そんな名前のヤツがいたような気がするが、親友だっただろうか。 ま、別に紹介してやってもいいんだが、わざわざ自分から モル...
  • 業務日誌/2012年04月27日/自分の時間
    #blognavi アースガルドのヴァルキリーではない同僚から ゴールデンウィーク明けに休みのシフトを合わせて遊びに行こうと誘われた。 ありがたい申し出ではあったが今回は断らざるをえなかった。 鳳さんと保存の効く製菓についての仕入れ交渉 インテリアデザイナーの方とのデザイン打合せ 秋葉原での臨時講師 ハンナに個人的につきあってもらっている目玉メニュー創作 できれば共同経営してくれるくらい信頼できる店員探し まだまだ磨く必要のある剣技 いくら時間があっても足りないくらいだ。 今は自分の遊ぶ時間などとっていられない。 来年には少しマシになるかもしれないので考えるのはそれからだ。 カテゴリ [普通] - trackback- 2012年04月27日 00 31 44 #blognavi
  • 業務日誌/2012年10月16日/社長大暴走
    #blognavi 業務中にダイダロスから連絡があり急遽武装出動。 流馬が暴れ手が着けられなくなっていた。 どうやらラスティと会話をしたことが原因らしい。 とりあえず動かなくなるまで全員で叩いた後拘束。 その後ノルンに話を聞くとどうやらラスティの性格設定が 流馬の最も触れてはいけない黒歴史から発生したものだったため、 流馬はそれをもう一度歴史の闇に葬り去ろうとしてしたそうだ。 流馬は苛立ちと怒りがまったく治まらない状態で ノルンはどこか悲しげで落ち込んだ様子だった。 おそらくラスティはノルンと仲の良かった流馬の幼少期の残滓なのだろう。 ラスティはアホな宗教を振り撒く以外は、優しく穏やかな感じの女性だ。 かつての流馬もきっとこんな感じだったのだろう。 それが失われていたことを、二人は認めたくないのだろう。 ノルンは公に、流馬も心の中ではそ...
  • 業務日誌/2011年06月29日/始まる前に終わっていた
    #blognavi カシギ校長は地下鉱物資源のレポートを俺のフィールドワークとして用意してくれていた。 これでほぼ卒業単位に達するので無事卒業できるらしい。 俺としては休学扱いでもう一年通うことも考えていたが、どうやらそうはならないようだ。 それよりも四年の俺は本来就職活動していなければならない時期だ。 周りのヤツらはもうほとんど終わっているようだった。 左京はオフィス機器のルート営業を主な業務している会社、 右京はアースガルドの事務に雇われたと言っていた。 左京は島を出るのかと思ったが、とりあえずはこちらでの仕事になるようだ。 俺はどうするべきだろうか。 おそらく就職浪人は許されない。 というか絶滅社のお偉方や巫女さんが許してくれないだろう。 ウィザードの中には本格的に傭兵になるヤツも結構いるらしい。 いつロンギヌスの仮面が送られてこないとも限らな...
  • 業務日誌/2009年12月16日/反則技
    #blognavi 6体のうち4体が戻ってきた。残りの2体はまだ目的のものを発見していないらしい。 深宮に行ったほうは何か球のようなものを持って帰ってきた。 人間や人造人間と戦い、そのうちの何人かを殺し、壊してきたってことだ。 誰がやられたのか俺にわかるはずもねえが、体内から球を抉り出してる以上、 そんなもん埋まってるのは決斗らのうちのだれかだろうな。 だが、それも結局ははずれ、だってことだ。不幸としか言いようがねえ。 長野のほうへ行ってたやつらは古い人造人間の遺体を持って帰ってきた。 人間の女を殺して奪ってきたとか言いやがったのでカチンときたが、 ちゃんと戦える人間だったそうなのでまあよしとしとく。 一般人を無為に殺すような連中だってのならこいつらを破壊しなきゃならんところだ。 で、この人造人間、こちらは当たりだということでよくわからん装置に放り込んで...
  • 業務日誌/2009年12月15日/彼らの事情
    #blognavi 彼らは3度、身内による壊し合いを繰り広げたという。 3つの争乱の結果、その半数以上が大破状態で、現在もなお修理施設から 出すことができない。 最終的に黒い人造人間が黒い根の核となり、実質的な支配者となっていたらしい。 彼は現在、除草兵器の影響を受け、機能停止に陥っている。 また、戦力低下を回避するために黒い人造人間は禁忌に触れた。 黒い人造人間は主不在の間に、起動不能だった機体を黒い根の力で強制起動させ、 戦力として投入していたというのだ。 今回無限殺しと戦っていた内の強い7体はすべてその強制起動させたものだった。 その一方で争乱以前から起動してした機体は 、黒い人造人間に従うことを受け入れた6体は2体づつ、それぞれ香川県東部、 長野県南西部、あさっての方向、に遊撃に出されたという。 あさっての方向について問いただすと地図にない場...
  • 業務日誌/2005年10月06日/逃げるんならはじめから来るな
    #blognavi 学食で昼食をとっていると目の前に誰か座った。 あの公園で寝ていた女だった。別に話すことなんてないのでほっておいた。 気がつくと彼女はじっとこっちを見ていた。 食い残しでもついてるのかと思い、聞いてみたら逃げられた。 だからいったいなんなんだ、まったく。 後から左京がやってきたので彼女のことを聞いてみると 「あー」とか変な顔をして教えてくれなかった。 なんなんだよ、だから。 カテゴリ [普通] - trackback- 2005年10月06日 02 51 07 #blognavi
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