ランカスター
Lancaster,Joseph(1778-1838)
イギリスの教育者であり、
助教法を提唱した。ロンドンで生まれたランカスターは1798年に貧民学校を開いたが生徒数の急増と教師を雇う資力がなかったために助教法を試みた。これは
ベル(Bell,A)と同時期に別々に提唱した。
1803年に『教育の改良』を著し、学校設立や助教法の宣伝に努めた。
その後、負債や数々の失敗を重ね、ランカスター自身は1818年にアメリカに渡り転々としている時ニューヨークで事故に遭い死亡した。
ランカスターは,「精神」とは知識の貯蔵所であり,教師が知識を学習者の受動的精神に注入することを「学習過程」というと解釈していた。
最終更新:2007年09月26日 14:37