アサーション・トレーニング (asseation training)
自分の意見や考え、相手への希望などを伝えたい時に、できるだけ率直に正直に、
適切な方法で伝えようとすることをアサーションというが、このアサーションを、体験学習を通して身につけてもらおうとする教育的な働きかけのことをアサーショントレーニングという。
アサーショントレーニングの本質は、
「相互尊重の精神に基づいたアサーションを行えるようになること」である。
トレーニングの担い手には、参加者に対してアサーションの本質をしっかりと伝えつつ、個々人の自由な学びや疑問を尊重する姿勢が不可欠となる。
また、アサーションにおけるコミュニケーションの種類には以下の2種類がある。
受身的コミュニケーション : 言いたい事が言えず、自己卑下に陥ったり、
相手への苦手意識等が生じてしまうケース
攻撃的コミュニケーション : 自己主張ばかりで、
相手の表現に耳を傾けないケース
● 予備知識 ●
発祥地はアメリカ。
行動療法や
認知行動療法、人間性心理学の影響を受けている。
また、日本で始めてアサーションを自己表現と提示したのは、平松典子であり、
1980年代であった。
saya
最終更新:2008年03月10日 01:02