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                            シュプランガー(1882-1963)


ドイツの教育学者で、哲学者、心理学者でもあった。


歴史的な教材に頼る教育ではなく、自らの意志に基づいて国家への服従と献身の態度を修得する公民教育が展開した、その代表者であるケルシェンシュタイナーと親交を結び、彼の公民教育論に理論的な根拠を示したのが{シュプランガー}である。(ディルタイの弟子)



『生の諸形式』(1914)の中で6種類の理想類型を立てて、彼の見解を主張し、文化教育学を提唱している。
  • 6種類・・・理論的・美的・社会的・経済的・宗教的・権力的な人間に区別。


●教育方法●
  シュプランガーやフリットナーが参加した1951年の西ドイツ「チュービンゲン決議」に  より提唱された。教材を「基本的なもの」「本質的なもの」に厳選し、実際の例や範例  を通じて学習させる方法。

●教育思想●
「文化と教育」・・・文化教育学の代表「教育は意識的な文化的行為であって、文化の受容と創造にある。」


最終更新:2007年10月28日 12:32