だれが一番幸福だったか-授業案-


導入


先生「今日から『だれがいちばん幸福だったか』というアンデルセン童話に入ります。みんなアンデルセン童話って知ってるかな??」

生徒「ヘンゼルとグレーテル??」

先生「それはグリム童話だね~。アンデルセン童話はマッチ売りの少女、みにくいアヒルの子、はだかの王様などがあるね」

生徒「知ってる~!!」

先生「その中でも、みんなあんまり聞いたことないかな…「だれがいちばん幸福だったか」というお話をとりあげます。では最初に先生が読んでみます。(長い場合、テープを流すのも良い)では始めます。……だれがいちばん幸福だったか…」




先生「内容はわかったかな??このお話は大きな段落にすると6つにわかれます。段落っていうのは場面が変わるところだったね。じゃあちょっとみんな分けてみようか」

~作業~

先生「はぃ、じゃあ第1段落はどこかな?わかる人?」

生徒「はぃ」「はぃ」

先生「はぃ、じゃあリエちゃん」

生徒「281ページの始めから最後までです」

先生「よくできました!そうだね~、じゃあ第2段落はどうかな??できた人~??」

(第1と同じように第6までやる。
第1段落P281
第2段落P282始め~P283後ろから2行め
第3段落P283後ろから1行め~P284の13行め
第4段落P284の14行め~P286の10行め
第5段落P286の11行め~P288の3行め
第6段落P288の4行め~P289最後まで)


第一段落


先生「それでは第1段落から勉強していたいと思います。ではまず登場人物を教えてくださぃ」

生徒「お日さま」「露」「バラの生垣」「風」

先生「その4人でいぃよね。じゃあどんなことを話してるかな?」

生徒「みんなきれいなバラは自分の子供って言ってます」

生徒「バラだからバラの生垣がお母さんでしょ?」

生徒「でも、露だって涙で育てたって言ってる。」

生徒「お日さまは命をあたえたっていってるから生んだのはお日さまだよ!!」

先生「そうだね、このお日さま、露、バラの生垣はそれぞれみんな「わたしのかわいいバ
ラの子供たち」と言っているね。8行めから(11行めまで)読んでみます。」

(板書)

先生「では12行めの「それがわかる」の「それ」とは何をさしているかな?」

生徒「だれがお母さんか?」

先生「さっき読んだところをもう1回読んでみよう!」

生徒「みんなのなかでだれが一番幸福か、だれが一番不幸かです」

先生「そうだね。つまりだれが一番幸福か、だれが一番不幸かがわかるのは風だろうと言っているよね。なんで風はそう言ったのかな??」

生徒「風は狭い所もすっと入れるからいろんな事がわかるからです」

先生「はぃ、そ~ゆ~ことだよね。じゃあ黒板に書いてある事をノートにしっかりまとめてね」


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(本当は縦書きだが、ペイントの関係で横書きになってしまいました)

最終更新:2007年05月29日 23:16