●学級の保護者会で、一人の保護者から「子どもが先生の授業が分からないと言っている」という声があった。これに対して、保護者全体にどう対応するか。

○ 設定○
  • 子どもも親も先生が嫌い
  • 子どもは塾へ通う
  • 親は高学歴

「お子さんが授業がわからない言っていたとご指摘がありました。ご指摘、ありがとうございます。授業がわからないというのは、子どもにわからない授業をしていたということで、私の力不足です。授業展開の工夫不足、そして、指導力が足りないということです。誠に申し訳ないことであります。申し訳ありません。
実際に、算数の時間では、新しい単元になると、飲み込みに難しい児童もいまして、逆に、お勉強が進んでいるお子さんには多少、簡単な問題が多いように思うと感じております。
これから、授業準備により力をいれ、また、校長や教務主任の指導を仰ぎまして、児童の興味をより一層かきたてるように、より工夫をして参ります。具体的にはビーカーとジュースを用いて、児童の目で見れるように、視覚から働きかけたり、児童の好きな虫を取り入れた問題にしていこうと考えております。また、児童の取り組みにより敏感になり、児童の実態において授業時間に復習時間、応用を今以上にとりいれるよう努力してまいります。
 私から一つお伝えしたいことは前期より、話し合う時間はしっかり話し合いもでき、得意な子が教える側になったりと、学びあう環境もできてきました。その点では、早く終わった子にとって復習にもなり、教わった子も理解を示して、とてもいい学び場であります。
 長くなってしまいましたが、保護者の方からの正直なご意見は、私にとって、貴重であり、気づかされることが沢山あり、ありがたいと思っております。また、保護者のご支援があってこそ、このような会が開けます。私としましても、保護者の方と連携をとって、お子さんに大きく成長してもらいたいと考えていますので、またぜひこの件に関してでも、その他にもなにかありましたら、遠慮なくおっしゃっていただけたらと思います。」
● 課題●
保護者全体の前でという設定があるのが難しい部分で、高学歴で先生が嫌いな保護者は納得がいくのか・・・
以上。

最終更新:2009年04月17日 20:15