教育心理 2.発達の理論 問題



問1.次の文はピアジェの認知的発達段階の特徴について述べたものである。次の各特徴をもつ発達期をそれぞれこたえなさい 。

1、物事を分類したり順序付けたりできるようになる。
(    )期
2、言葉やものを象徴的に使うことができるが、それらのつながりをもとにした論理的な推論をすることはできない。
(    )期
3、反射的行動を基礎として新しい複雑な行動が形成される。
(    )期
4、物事のあらゆる形式的組み合わせを網羅して検討することができる。
(    )期
5、「仮説演繹的推論」や「実験的帰納」などの思考を使うことができる。
(    )期

問2.スキャモンの発達曲線についてのべた文がある。次の文のうち誤っているものをすべて選べ。

1、スキャモンの発達曲線は、横軸に年齢をとり、縦軸にパーセンテージをとった、人間の身体各部の発達のようすを示したものである。
2、脊髄や感覚器官の発達は神経型で、11歳前後までに急速に発達し、その重量は成人のおよそ2倍近くまで達するが、その後減少していく。
3、発達曲線は18歳までの臓器の発育パターンを4つの型に分けたものである。
4、4つの発育パターンは一般型、神経型、リンパ型、生殖型である。
5、卵巣、精巣、子宮、前立腺などは、思春期に入って急速に発達し、18歳くらいまでに成人レベルに達する。

問3.次の文の各問に答えよ。
 母子関係の研究者であるイギリスの児童精神科医(  ①  )は、親と子の間に形成される緊密な情緒的結びつきを(  ②  )と呼んだ。(  ①  )は、(  ②  )の形成には乳児の鳴き声や叫び声や発生、笑顔(3ヵ月微笑)などの発信行動に対して母親が生得的に反応するシステムが備わっているとした。



こばやし
最終更新:2010年01月22日 12:15