医療機関を受診すると行う検査は、「細胞診」「子宮内膜組織診」「経膣超音波検査」などです。 これらの検査によって、子宮体がんがどうかを調べます。 どの検査も外来で受けることができます。 症状などによって、必要な検査を組み合わせて行います。 細胞診・・・細い器具を子宮体部に入れて、表面をこすったり、吸引して細胞を摂取します。 そして、その細胞を顕微鏡で調べます。 子宮内膜組織診・・・子宮内膜の一部を削り取り調べます。 経膣超音波検査・・・超音波の器具を膣から挿入して行う画像検査です。 子宮内膜全体を調べることができます。 同時に、子宮内膜の厚さも測ることができます。 また、「痛みがひどいために検査ができない」「診断ができない」などのときは、「子宮内膜全面掻爬」を行います。 子宮内膜全面掻爬(しきゅうないまくぜんめんそうは)とは、全身麻酔をして、子宮内膜を子宮体部の全面から採取します。 外来もしくは、短期間の入院で行えます。 診断で子宮体がんと分かったときは、さらに「CT」「MRI」などの画像検査をします。 検査により、がんの広がりや転移などの進行状態を調べます。...
最終更新:2013年06月17日 14:56