書きフライ☆wiki支部内検索 / 「*13」で検索した結果

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  • *13
    書:thap 翌朝、レスは何故か朝早くに目が覚めた。その時間、5時30分。  ベッドから降りて静かに制服に着替える。今から二度寝することもないだろう、あと30分もしたら皆起きてくるのだ。  しかし、何もすることがない。どうせなら散歩でもしてみようか。  そう思い立ち、ベッドで寝ているルンシィ・ダル・ショウの3人を起こさないようにして、部屋を出た。  廊下は静まりかえっている。当然誰もいない。足音をたてないようにゆっくり歩いていく。  とりあえず外に出ようかとロビーまで行くと、ソファの影に誰かがうずくまっているのを見つけた。どこかを見ている。 「……マック先輩、何してるんですか?」  マックはレスに気づくと慌ててレスを引っ張る。レスはマックの後ろに隠れるような形でかがみこんだ。 「馬鹿、静かにしろっ。 つか、お前元気なのかよ」 「え...
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  • *1
    書:ルンシィ 【リレー概要】 なるべく、みんなでやろう。 一人3000字まで可とします。その場合、すぐに載せれるようにしてね。 前の人の文くらいは読んでね。矛盾させないでね。 「氷にも『結晶』が存在するように、水にも『結晶』が存在することは500年前から知られていた、というのは昨日習ったよな?なァ!?」 教授がコンコンと黒板をノックする。ドーム状に広がるこの空間はまるでギリシアの演劇会場を思わせ、その乾いた音が全体に強く響くように計算されていた。無論、生徒のざわめきはこの一喝で済む。飛んでいた紙飛行機は、燃えカスに散った。 「『科学』は、『サモン』を知る上で大事な学科だ。お前ら、全員単位落とされたいのか?アァ?そんな、何も考えないような知性の欠片も無いクズどもだから、サモンがクズなのだ!」 斜め上上段、教授の身体は実に小さく見える。その面は実に、赤猿臭...
  • *12
    書:めーちゃん11 さて。その頃デニスはというと。 「いすみィ、見せて、見せてくれそのフィギュア!」 「やだ」 いすみは梨花と呼ばれるメイドフィギュア…というかサモンをことっと鞄の上に置いた。 「つか、お前根性わりぃよな。見せてくれてもいいのに」 口を尖らせるのは、マック。 「ケンカするなよ…」 がた、がたがたがた。 突如として、正体不明の音が聞こえた。 「メイらの部屋からだな」 マックがふふと笑いながらデニスの肩を叩いた。 「いてぇよ。てめぇ無駄に筋肉ありすぎ」 いすみは馬鹿馬鹿しいと言わんばかりにベッドに寝転がる。 「くくく。なぁにが起こってるのか。見に行こうぜ」 「わーったよ。いすみ、来るか」 「興味ない」 可愛い気のない後輩だ。 「ねーねークロボウ、何読んでるの?」 「……世界拷問百選」 ...
  • *17
    書:key 『突撃!隣の朝ご飯!(おかず的な意味で)』  どーんっと扉を蹴飛ばして満面の笑顔で乗り込んできたクロウに4人は各々のサモンを発動させ、突如の闖入者は目をかっと見開き、気が付けば時既に遅く、直球ストレート狙い打つは場外サヨナラ満塁ホームラン! 彼は綺麗に吹っ飛びました。  多少の地震や爆音は御愛嬌。これぞアクアリウムの正真正銘の目覚ましであり、二度寝というふて寝を決め込む軟弱な生徒も之を聞いては寝耳に水を掛けられたようなもの、こうして生徒たちは朝の活動を開始するのだ。肝心のクロウは廊下の壁に半身を突っ込んでのびています。生徒たちも気に掛けない様子で見事なスルーを決め込み、未だにモアイは天を仰ぎ見ていた。
  • *15
    書:小久夜 朝6時半、寮長サクはメイ達の部屋へ行く。もう日課のようになっている。  ノックもせず4人部屋のドアを開け、ずかずかと部屋に上がりこむ  「あ、寮長」「おはようございます・・・」既に起きだしていた 百合とクロボウは、特に驚いた様子もなくサクに挨拶する。いつもの朝の出来事だ。  「ちす、おはよ」二人に挨拶を返したサクは、まだとんでもない寝相でいびきをかいているデオとメイの枕元に立った。  「起きろお前ら」「ぅ~~~んん~~~~・・・・・すーすー」「zzzzZZ・・・・」一向に 目を覚まそうとしない二人に小さく溜息をつくと、間髪入れずにメイの枕を蹴飛ばした。 メイは『ゴン』という音とともに布団に頭をぶつけ、デオは隣から飛んできたメイの枕が 顔面を強打し、二人とも目を覚ました。  「い・・・痛いぃ・・・・・・」「寮長、いつもいつも起こし方...
  • *18
    書:mackx 「ったく、あいつらもよく飽きずに、毎朝やるもんだにょ」  呆れたようにぶつくさと呟きながら、ルンシィも起き出した。同室のダルやショウもさすがに起きて、着替えを始めた。先に起きていたレスは既に部屋を出て行ったようだ。 「ルンシィ、今日の時間割はどうだったかね?」 「ホームルームの後は、二時間続きで数学だにょ」 「やった、自由時間じゃん」  という、聞き捨てならない言葉もお馴染みとなっている。  数学教師のケイはというと、食堂の隅で今しがた、マックとデニスに脅迫されていた。といっても、デニスはむしろ無理やり付き合わされている風情だが。  マックの手元には、昨晩の密会を収めた写真があり、ケイの眼前でヒラヒラと脅すように揺らしていた。 「ケイ先生よぉ、これを学校側にばらまかれたくなかったら、教師権限で俺の最愛の妹、デオの生着替え写真を撮って...
  • *14
    書:はむはむ1965 そんな二人の姿とその二人の視線を辿ったところにいる二人を壁際から見ていたのは、ムハサであった。ムハサは、あの二人の関係を毎朝とまではいかないが見ていた。いや、目に入るというのが正しい。 ムハサは毎朝みんなより先に起きて、寮の外でサモンである月影のブラッシングや合同練習などを行っていた。けれど、一ヶ月前ぐらいから久遠が朝いない事が多くなり、同時期に廊下などでケイ先生といるところを見かけるようになった。 「……レスとマック先輩、覗き見して気持ち悪いな。  まあレスに関しては無理やり付き合わされたんだろうけど」 そう呟くとムハサは静かに、気づかれぬようにその場を離れていった。レスは別の人の気配を感じ取っていたようだが、マックは気づくこともなく久遠とケイ先生を、目を細め口角をあげて見ていた。 そして5時50分にそれはお開きとな...
  • *10
    書:hap  夜10時過ぎ、多くの生徒が部屋でわいわい騒いでいたりする女子寮で、サクはある一部屋を訪れた。ノックをして出てきたのは久遠。 「あれ、サク先輩。どうしたんですか?」  久遠は驚いた顔をして尋ねる。その中に若干焦りがにじんでいるのをサクは感じたが、無視した。 「いや、こっちが聞きたいんだけど。いつもこの時間はめいのとこ行ってるでしょ」  サクは今まで何度かこの時間帯に来ていたが、久遠を見たことは一度もなかった。  久遠が苦笑いして答える。 「今日はなんか用事があるとかで追い出……って、うわっ!?」  久遠がいきなり飛びのいて、半開きだったドアのノブに勢いよく腕をぶつけた。  サクはまず久遠がいきなり飛びのいたことに驚き、次にぶつけた腕を一瞬だけ心配し、最後に久遠が飛びのいた原因を見た。 「ちょ、ハプいきなり出てくんなよ!」 ...
  • *16
    書:key 「え?」  サク……いや、石像に向かって皆が一斉に素っ頓狂な声をあげた。 「えと、先輩。“雲”ってご存じですか?」 「何だ、それは!?」  石像はどうやら父なる空という物を存じ上げてなかったのか、これまた怒ったような口調ではなく、本当に摩訶不思議を目にしたかのような声で聞き返した。それにメイは答える。 「えぇ、雲ですよ。ほら、ちょっと薄く太陽が見えてるじゃないですか」  確かにうっすらと輝く光源は微力ながらも力強く輝き、辺りを照らしては、今日の天気を告げていた。それは当然のように在るもので、その当然を不思議そうに見上げる石像は、もはや何処ぞの島のモアイ像以外の何物でも無かった。 「なんと神々しい。アレが雲なのか。食べれるのだろうか」  その部屋に居る誰もが思った。  何でこの人が寮長やってる...
  • *11
    書:久遠アリス 「ハプ、ありがと。それじゃ又、ね」 用が済みもう、此処に居る理由は無くなったからか、サクはひらりと制服を翻し、自室へ戻ろうと足を進めた。 久遠は先程の手紙について聞きたかったけれども、己には関係の無い事だろうと抑え少々ぎこちなくも別れの挨拶返し、扉を閉めた。 「ねえはっぷっぷー」 「ちょ、やめてよ!」 「さっきのアレって、何なの? 聞かないでおこうとは思ってたのだけれど、やっぱ気になるから、差し支えなければ教えて頂きたいのだが」 久遠は、ハプの短い黒髪に己の指を絡ませつつ、ある程度控えめに聞いた。 人の性格とは、好奇心と興味は抑えられない、というものだ。 ハプはうー、だのあー、だのよく分からないというか分かりたくはない奇声を発しつつ、眉を顰めあちらこちら、と目を泳がせた。 それ程までに言い難い話なのだろうか。 あの...
  • *19
    書:めーちゃん11 「……ゼェぜぇ、はー」 デニスが肩で息をしている。朝からラジオ体操顔負けの運動をしたのだ、無理もない。 「あんたが悪いのよデニス。マックは?」 「い、いすみに預けた…」 「よろしい。ったく…」 久遠はもの凄く機嫌が悪い。当たり前田のクラッカーである。 「おかげでメイに羊で送ってもらうぐらい遅刻しちゃったし」げしげし。 今日は運動会をしていたため、遅れそうになり、やむなくメリーに乗って学校まで来たのだ。 「あはは。いいよそんなの」 メイがクロボウとマック叩きあげに参加しながら笑いかける。げしげし。 「悪いねぇ」げしげし。 デニスは戦々恐々としながら、メイの歴史の課題を写していた。昨夜は消灯間際に色々あった為、できなかったのだ(いつもやっていないが)。 「ぐぶっげほっ。デオォやめ」げしげし。 マックの悲痛な叫び。...
  • 13
    -あれから数年- 親也様の治めるこの国に 戦はなく、諸国の戦乱をよそに 穏やかな日々を過ごしていた まだ幼かった風貴様も今じゃ立派な蔵伊里家の城主 となり、親也様の手足となり 日々を忙しく暮らしている この穏やかさに年はとりたくねぇなと思いながら 風貴様のそばに仕えていた 暖かな陽気にうつらうつらしてると天守の真下に 一つ気配を感じた 「どーしたんです、風貴様」 「んー…父上が戦をするとおっしゃった。この日の本を平定し、より良い国をお作りになりたいそうだ」 「近いうちに戦ですか…まぁ仕方ない事ですかね」 「うん…」 城下を見ながら風貴様が軽くあくびをした 近頃、西の動きが目聡いと夜影から報告があった こうも早く来るとは思わなかったが… 「なぁ、弥助。お館様だったらどのようにおっしゃっただろうか」 「…大の戦嫌いでしたから…行かないか、一回親也様に抗議しに行きますね」 「そうか…」 青々と晴...
  • 13話
     真夜中の少し前、紺鮫(ガンジャオ)は王宮から十数キロ離れた街中の賭場に居た。 室内は酒の臭いと人の熱が篭って蒸し暑かった。紺鮫は酒場の隅で3人の男達と共にボードゲーム の卓を囲んでいた。紺鮫の番が来た。山から牌を一つ取り、手持ちのものと一つ交換する。 別のものと交換すれば得点の高いまま上がれたが、さっきの一戦で少し大勝し過ぎた。そろそろ負け ておかないと客が帰ると言い出しかねない。難しいところだ。  「よし、俺の勝ちだ」紺鮫の向かいに座っていた男が得意げな笑みを浮かべた。紺鮫は調子を合わ せてひたすら褒める。「いやぁ、あんた強いな。俺はそろそろさっきの貯金が無くなりそうだ」言いつつ かすかに苛立ちを覚える。ここの主人は、大粒銀二つ程度の額を客に落とさせれば情報をくれると 言った。さっさと終わらせたいが、あまり...
  • -13-
    俺って厄介事に好かれるらしい -------- 「助かった、感謝している」 「いーってことよ。ここら辺は治安悪いから気ぃつけろよ」 俺が格好良く立ち去ろうとすると男に腕を掴まれた 「御仁、名を教えて頂きたい。」 「人にモノ聞く前に自分からって教わらなかったか?」 そう云ったらその男は顔を隠していた手拭いを取った 整った顔立ち、涼やかな意志の強い目元…俺だって負けてねぇぞ!! 「徳川家…二代目の忠秀だ」 どっかで見たことあると思ったー…そっかー…徳川の二代目… ん?徳川…? 「…将軍がこんな所で何してんだよ…」 「江戸の状況を見ておきたかった。だが、先程の男等に追われ逃げていたのだ。」 「あー…いや、そうっすか…」 「礼がしたい。御仁、名を教えて下さらぬか」 あぁ…吉祥、わりぃ また面倒な事、俺連れてきたみたい。しかたねぇ… 「秋百合…吉祥だ。」 「あの津神屋の若旦那だったか。本当に助かった...
  • 【12/13~12/20】
    隠し合いっこ ∮ムジカさん ムジカ君はバランス感覚がお洒落なんだ @記憶する 春風夢乃さん (グロは選ばないなんて誰が言った…!) グロくないし女王ここに健在 @フラッシュの記憶 春風夢乃さん 正に鮮やか! いけない遊び oyajimoeさん ドロドロすき。もっと泥って! 仮面 桜凪刹那さん 素直。率直。余計なものなく澄んでいる 惚楽園 higurashi00さん 無理に押し殺.したその裏読み楽し 溜息 スロウ摩さん ぐったり詩にわざとリズム付けるのミスマッチ。 この技法はConduplicatioというらしい 全身で奏でるラブソング nao2333さん 激しい。でもそれがなおたんの世界なんだね 綺麗 はるか★だおさん 刺さった。表現以上に内容が 遠い思い出 はむはむ1965さん 修辞の峰 アタシ 春風夢乃さん (首句)反復決まった 励ませない 桃†雫さん 倒置法の妙 エソラの詩的恋愛 青...
  • 夜叉椿
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  • 鷹の速き刀
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  • Escutcheon~命にかえても~
    Escutcheon~命にかえても~ 1話 2話 3,4話 5話 6話 7話 8話 9話 10話 11話 12話 13話 14話 15話 16話 最近気分転換したくなったら小説書いてるな・・・
  • ピクア/賞まとめ
    ここはピックアップ/賞のまとめのページだよ! このページはオーナーが運営している、ピックアップや、吟遊詩人の便り賞や、定期的にあるイベントのまとめをします。 過去のものも随時暇があれば上げていく。 ピックアップ 吟遊詩人の便り賞 第一回(2/22まで) 第二回(3/1まで) 松本賞 【12/13~12/20】
  • 連載まとめ
    星の通り道 「純情で病弱でちまっこくて猫っぽくてロリで無口で人見知り激しいけど大好きなお兄ちゃんには甘え上手でおまけに一生懸命で健気な妹が書きたい!」というmakkuxの欲望を具現化した小説です。人は愛を知らず愛を拒むのか、それとも求めるのかというものも題材にした、サークル連載第一号! 破壊と構築 マフィアの娘、夕。海岸での過去は甘い記憶となって、たびたび蘇る。 綺麗な瞳の少年、翔。昔の記憶を忘れ、祖父と暮らす薄幸の少年。 有り触れた風景画 絵を描くのが大好きな少女。がり勉。野球部マネージャー。 写真を撮るのが大好きな少年。不良。野球部エース。 感想その他あったらコメント欄に書いてね! コメント蘭試しに使用(´・ω・`) -- ドナルド (2009-04-03 14 13 50) ...
  • さりげない隠れ小説(笑)桜凪刹那の作品
    昔の小説の修正や、その他もろもろやってみてからうpします。 ※注意※ 俺の下手さに・・・泣けるでっ! 全て連載続くと思っているんですかあなた! 俺が最後まで書けた小説、3個しかないんだぜw これでも見たいと思える勇者は、見ていってください♪ +更新履歴  3月12日 長編 「回りだした黒歯車」の「0 前兆」をうp 3月13日 このページを少し修正&短編「セミと少女」をうp 3月19日 長編 「回りだした黒歯車」の「1 出会い」をうp 4月12日 短編 「タイトル考えるのメンドi(殴」をうp 5月3日 短編「とんとん」をうp 5日9日 短編「とんとん」はなんかの漫画と似ていたらしいので、削除。 長編 回りだした黒歯車 +最終更新3月19日+ 不満や不服を述べる普通でどこにでもいる一般人が、とある不思議な「少女」に出会ってからこの「物語...
  • ユメビト02話
    不純だ。 この世界は不純だ。 水が弾ける音がひとつ、ふたつ。 創られては消され、創られては消され―。 どうして私にはユメが見れないのだ。 ユメでしか無いのだ。 「ほう、ユメビト候補ですか。」 「ええ、先代の王が選出した大臣も来年には13歳となってしまいます。」 「しかし、早すぎはしませんか?」 そう言い、重なった書物を本棚に丁寧に戻していく。 その本棚には童話など一冊も無い。 「そうは言ってられないのですよ、ユメビトは長い経験が必要です。 シミュレーション能力だって、そう簡単には身につかない。」 最後の一冊となった書物を大事そうに抱え、 睡眠の邪魔が入らないように隅々まで整備されたベッドへと歩き出す。 「それでは、失礼しますね。」 防音加工されたその重苦しい扉のノブに手をかける。 「シオン、お待ちなさい。」 「…?ああ、そうでしたね。」 振り返ると、まだ幼さが残る王が居る。 ゆっくりと近付...
  • 12話
     星光(シングァン)は自室に戻ると、自らに仕える盾の一人、紺鮫(ガンジ ャオ)を呼び出した。 「殿下、紺鮫参りました」大柄な男が図体に似つかわしくない素早さでやって きた。星光は言った。 「これから当分の間、お前は俺の警護から外れろ」 それを聞き、紺鮫は大きな目をさらに大きく見開い た。「・・・・・・暇を出すと いう事でしょうか」「違う。人の話は最後まで聞け。お前には、腕を見込んで 別任 務を言い渡す」てっきり首を切られると思った紺鮫は、悟られないよう にホっと息をついた。 「こいつを洗え。この間の刺客の依頼人だ。蟻一匹の出入りも見逃すな」星光 はそう言うと、懐から掌 大の大きさの紙を取り出した。紺鮫はそれを受け取 ると、大きく目を見開いた。 「まさか・・・・・・この方が殿下を・・・・・・」「まだ...
  • 第二回(3/1まで)
    吟遊詩人の便り賞【2/23~3/1】 俺コメント苦手なんだよ……グダグダでごめん! 俺はルンシィみたいなコメントはできませぬ( 的外れなコメントだったらごめん。たまーにその詩の続きっぽいものを書いてしまうorz 季節リレー はむはむ1965 今年と言うよりは四季だけど(蹴)バトンタッチっていう発想はなかったよ!   透明なナレノ果て 爻沙紗爻 テンポよく読めた。無垢な想いこそ悲しいもんなのよ……   ごめんね yuri3333 傷付けられても男性のことを心配する女性は幸せ者。   ごめんなさい 【saenimo】 昔書いたやつらしいけどすごい。「あなた」より自分を取った後悔が滲み出てる……   失恋 yuri3333 大人な考えが出来る主人公が羨ましい! 過去振り返ると、恋してる時の方が輝いてるもんねー   いつかまた 爻沙紗爻 何の影響をも受けぬ、愛と言う名の自由に思い当たる……うー...
  • ユメビト01話
    そう、それもまた夢のお話。 成人性夢喪失症候群。 13歳以上の人間は例外なく、夢を見れなくなってしまう病。 現実的な考えばかり優先し、待遇された国家が多くなり、 人はそれに適応するように夢が見れなくなっていった。 生きる上では何ら支障のない病―のはずだった。 夢を見れなくなった人々が行く先は 戦争、内戦など争いは絶えず腐敗した世界。 誰も幸せを願わない、誰も幸福な世界を夢見ない、 そんな人々が腐敗するのは当然だった。 多くの血が流れ放置され、謎の病原菌が繁殖。 いつしか世界は 魔物 と呼ばれる存在を生み出した。 夢を見れない大人達はその現状から抜け出す事が出来なくなり、 大人達は決断を強いられた。 国家の政治をまだ幼い少年、少女に任せる事。 特に、夢の中で自由自在に動き回れる子供達、 脳内でのシミュレーションに長けている子供達に。 その子供達を大人は、『 ユメビト 』と呼んだ。 「しかし、...
  • プラグイン/ニュース
    ニュース @wikiのwikiモードでは #news(興味のある単語) と入力することで、あるキーワードに関連するニュース一覧を表示することができます 詳しくはこちらをご覧ください。 =>http //atwiki.jp/guide/17_174_ja.html たとえば、#news(wiki)と入力すると以下のように表示されます。 ドラゴンクエストけしケシ攻略Wiki - Gamerch(ゲーマチ) マニュアル作成に便利な「画像編集」機能を提供開始! - ナレッジ共有・社内wikiツール「NotePM」 - 川崎経済新聞 【グランサガ】リセマラ当たりランキング - グランサガ攻略wiki - Gamerch(ゲーマチ) 【ウマ娘】隠しイベントの発生条件と効果まとめ - Gamerch(ゲーマチ) 「Wiki」創設者のPC 競売に - auone....
  • 鉄の三羽烏
    八月十五日。 夏休みも終わりに近い、今日は終戦記念日だ。 辺りではうるさいぐらいに蝉が鳴いている。 田舎によくあるような家の縁側に老人が座って空を見上げていた。 老人の視線の先には、白く、長い飛行機雲がスッと描かれている。 しばらく老人はそれを眺めていたが、徐々に飛行機雲が消えてゆくと顔を伏せた。 十分程すると、ガラガラっという引き戸の音が聞こえ、騒々しい足音が聞こえた。 「おじいちゃぁん、ただいま!」 「啓太か、お帰り」 老人は啓太と呼ばれたまだ小学生ぐらいの子供にそういった。 「お母さんは?」 「ああ、晶子はね、いま商店街のスーパーにね、買い物に行ってるんだよ」 「あー、お菓子買っといて、って言っとけばよかったなぁ」 啓太は悔しそうに地団太を踏んだ。 老人はそれを微笑ましそうに見ている。 「あ、そういえばね、おじいちゃん」 「なんだい?」 ...
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